歴史は面白い!②平成の黒田二十四騎絵図をつくる!

前回、歴史の魅力は“確固たるストーリー性”だと主張しておきながら、新規に“平成の歴史を作る”とは何事か?というと・・・

※「①黒田官兵衛プロジェクトを通して気づいたこと」はこちら

江戸時代に、黒田長政(官兵衛の息子)の家臣24人を“黒田二十四騎”とユニット化し、小説やブロマイド(絵)などのグッズが流行りました。この24人を描いた“黒田二十四騎図”は全国各地に残りますが、中でもかつて飯塚市の曩祖八幡宮に奉納された“黒田二十四騎図絵馬”は、日本最大と言われています。その大きさはなんと縦幅約2メートル!これは飯塚が誇れるお宝です。何故なら、武雄市の図書館のことを考えてください。図書館もスターバックスもわざわざ武雄に行かなくてもあるでしょうに、何故武雄に行くのか?それは、武雄にしかないからです。

神功皇后ゆかりの曩祖八幡宮は、約650年前には社殿があったそうです。

神功皇后ゆかりの曩祖八幡宮は、約650年前には社殿があったそうです。

このキャッチ―なお宝でもっと飯塚を盛り上げるには?と考えたところ思い浮かんだのが、雑誌やゲームなどでよく見る格好いい武将のイラストでした。現代における“戦国武将”のイメージはこれなんじゃないでしょうか?何よりひたすら格好良くて、イメージもインパクトも抜群です。

そんな訳で、「現代の武将イラストを手掛けるイラストレーターさんに“平成の黒田二十四騎絵図”を描いてもらい、再び曩祖八幡宮に奉納する。」そして、江戸時代に絵馬が奉納されたことが歴史に残っているように、私たちの手で平成の歴史を残す。と相成りました。

先人たちが築き上げてきた歴史の延長線上に、自分たちも歴史を築いているのです。

 

■平成の黒田二十四騎図奉納プロジェクト詳細はこちら⇒https://www.facebook.com/events/1480638272179917/

 

また、今回は超低予算の中で不足分資金をどうしたらWIN-WINの関係で集まるだろうか?と考えた時に思い当ったのも、“歴史をつくる”ことでした。奉納されたイラストは、今後何十年、何百年と神社に残ります。このイラストの奉納の際に、自分の名前で奉納できたら、自分の名前もまた神社に何十年、何百年と残ります。こんな機会は生きていてそうない事だろうと思い、奉納者を公募することにしました。

江戸時代に奉納された、『黒田二十四騎図絵馬』※現在歴史資料館に展示

江戸時代に奉納された、『黒田二十四騎図絵馬』※現在歴史資料館に展示

今回奉納される、『平成の黒田二十四騎図絵馬』

今回奉納される、『平成の黒田二十四騎図絵馬』

現在、平成の黒田二十四騎は順調に制作中です。先月初旬にイラストレーターの久保周史さんのアトリエを訪問した際、「戦国時代に家を背負い、死と背中合わせで生きた18歳と、今の予備校に行っているような18歳では、顔つきが全く違うと思う。」というお話と、大量の資料の山に圧倒されました。一人一人の背後にストーリーがあって、ストーリーなしには顔はできない。クリエイティブとは、背後に潜む莫大なストーリーに裏打ちされた、ほんの氷山の一角なのだと思わされました。

(森)

※情報は2014.7.8時点のものです

“官兵衛の”実行委員会・森多恵子

福岡のクリエイティブディレクター、作家、コピーライター、編集者、デザイナーなどで組織された、2014年大河ドラマ『軍師官兵衛』および福岡藩祖・黒田官兵衛を全力で応援するWEBサイト『官兵衛の』を企画・運営する歴史クリエイティブ集団。『多くの人に歴史に親しみを抱き、歴史を楽しんでもらい、郷土に愛着を抱いてもらうこと』をミッションに、歴史を面白いものにするべく、日夜思考を巡らせ、日々東奔西走しています。

■ 黒田官兵衛ポータルサイト『官兵衛の』WEBサイト http://kanvee.com/

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