受診する?ホームケア? 乳幼児の便秘の原因&対処法 Vol.1

3日以上うんちが出ないときは便秘かも

 生後すぐはおっぱいやミルクを飲むたびにうんちをしていた赤ちゃん。成長するにつれて便の回数は減っていきます。顔を赤くしていきむ様子をみると「もしかして便秘?」と心配になりますね。
 赤ちゃんは腸の成長にともなって、生後2~3ヶ月頃になると便の回数が減ります。排便のペースは個人差がありますが、便秘の目安とされているのは3日以上出なくてうんちがかたいとき。
 しばらくうんちが出なくても、機嫌がよく食欲もあるようなら、ホームケアで様子をみても大丈夫です。おなかがパンパンに張っている、腹痛や吐き気がある、食欲低下、機嫌が悪いなど、つらい症状がある場合は受診を考えましょう。

母乳不足や粉ミルクが便秘の原因

 低月齢の赤ちゃんの場合、便秘の原因で多いのは母乳不足です。体重の増え方が少ない赤ちゃんで、授乳時間が長く、授乳後もすぐに欲しがるとか、機嫌が悪いといった状態が続くなら、ミルクを足すことを小児科医に相談しましょう。
 また、母乳からミルクへの切り替えが便秘のきっかけになることもあります。それは、粉ミルクのブランドによって、消化吸収に時間がかかってうんちがかたくなることがあるためです。

赤ちゃんの便秘のホームケア

 赤ちゃんの便秘解消法は、うんちそのものをやわらかくすること。柑橘系の果汁を飲ませたり、5%程度の砂糖(オリゴ糖)水を飲ませると効果があります。また、おなかを右回りにマッサージして腸の動きを活発にしたり、肛門にスポイトでお湯をかけて刺激したりすると、うんちが出しやすくなります。
 それでも出ない場合は、綿棒浣腸がおすすめ。ベビーオイルかワセリンを塗った綿棒を肛門から1~2cm入れて、やさしく肛門を拡げるようなイメージで刺激します。

 次回【Vol.2】では、離乳食やトイレトレーニング、入園といった便秘を引き起こすきっかけや、頑固な便秘をまねく腸の病気などについてご紹介します。
 【Vol.2】へ続く

 

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※情報は2017.11.24時点のものです

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