目指せ石器名人&狩り名人!東名遺跡でなりきり縄文人

2017年最後の「きゅーはく女子考古部」は、部員企画の第4弾『石器づくり』に挑戦しました!

石器づくりに挑戦する前に、今回は、佐賀市の東名(ひがしみょう)遺跡を訪問。ここは、国内最古の湿地性貝塚で、約8000年前の縄文時代のムラ全体の様子が良くわかる遺跡として有名です。

遺跡周辺は今は平地となっていますが、8000年前は海岸だったそうです。今は完全に埋まってしまいましたが、有明海特有の粘土層のおかげで、縄文人たちの暮らしが分かる編みかごや貝殻、道具などの遺物がとても良い状態で見つかっています。

貝殻で模様をつけた土器

貝殻で模様をつけた土器

東名遺跡から出土した石器

東名遺跡から出土した石器

それでは、いよいよ石器づくりに挑戦です!

どんな石器づくりに挑戦するのかというと、矢の先につける「矢じり」。石器名人の岩永さんと山下さんに教わりながら、いざ目指せ石器名人!

アライグマの皮で作った毛皮をまとって気分は縄文人

アライグマの毛皮をまとって気分は縄文人

石器には、石を打ち欠いて作る「打製石器」と磨いて作る「磨製石器」がありますが、今回挑戦したのは打製石器の矢じり作りです。

まずは、石器づくりに適した大きさと厚みにするため、大きな石を割ります。

名人の岩永さんが割ってくれました。

名人の岩永さんが割ってくれました。

簡単に思えて実はなかなかの難しさ。思い通りの大きさに割るのは相当な技術力が求められます。

その後、銅製の道具をギュッと石の端に押し付けて少しずつ石を割り、形を整えます。

できあがった黒曜石(ガラス質の石)の矢じりがこちら!

そして、こちらはサヌカイト(安山岩、硬く、叩いた時の音からカンカン石ともいわれます)の矢じり。

ここで満足するような部員たちではありません。石器(狩猟具)をつくったら、次は狩りに挑戦です!獲物がないなら作っちゃえ!ということで、獲物となるイノシシを作りました。

準備が整ったところで、いざ、狩る!

これまた想像以上に難しいのですが、見事命中させた部員もいました!縄文時代にタイムスリップしても飢えずに生きていけそうですね。

2017年の活動は終わりましたが、2018年もきゅーはく女子考古部員たちの活動は続きます。乞うご期待です!

※きゅーはく女子考古部の詳しい活動内容は、九博ブログをチェック!

※情報は2017.12.28時点のものです

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