モザンビーク・ナティティ地区のクリスマス

祝・2018年。みなさん明けましておめでとうございます。
今年はNGOモザンビークのいのちをつなぐ会は設立から6年目を迎えます。
去年はモザンビーク北部ペンバのナティティ地区に位置するスラムの学舎・寺子屋に、
日本からボランティアの女性やミュージシャンが訪れてくださり、子供たちも大喜び。
好奇心をくすぐる素晴らしい機会になりました。
今年も寺子屋に来てくださる方を大歓迎いたしますので、
我こそは!というチャレンジャーは、お声がけください。笑

さて、ペンバはナティティ地区で私が間借りしている家は、
マコンデ族でその多くがキリスト教徒です。
同じくペンバに居住するマクワ族はイスラム教徒が多いのですが、
マコンデ族もマクワ族もクリスマスをお祝いし、
イスラム教のマクワ族でさえキリスト教の教会に行きます。
ちょっと不思議ですが、礼拝という意味合いよりも、
みんなでお祝いする雰囲気を楽しむために出かけるようです。
お金を持っている人はこの日のために赤い服を買って
クリスマスカラーのお洒落をする人もいます。
新年のお祝いよりも、クリスマスのお祝いのほうが、大きなフェスティバル。

我が家では、どんな料理がふるまわれるかというと・・・。

シーマ(トウモロコシの粉を練った主食)づくりを手伝うジェニー。

シーマ(トウモロコシの粉を練った主食)づくりを手伝うジェニー。

いつもより具が多くて、大きいシチューがふるまわれました。
一応、お祭り料理なのですが、各家庭の懐具合によって、料理はさまざまです。
皆さんが想像するよりも質素だと思いますが、
毎日ごはんを食べるだけでも大変なスラムの暮らしで、この具の大きさは、ハッピーサイズです。

料理を取り分けるキネタ。家族の中でもお米派とシーマ派がいるので、主食はお米もシーマも両方作っています。

料理を取り分けるキネタ。家族の中でもお米派とシーマ派がいるので、主食はお米もシーマも両方作っています。

スラムの学舎・寺子屋教室を手伝ってくれているニーノ。

スラムの学舎・寺子屋教室を手伝ってくれているニーノ。

一方、農村クイサンガ地区では、米国のWater 1stの支援により水道インフラ工事が進み、
水道がある!水がでる!クリスマスを迎えることができました。
クイサンガ地区ではこれまで農村共同組合と協力して、井戸やトイレの設置を行ってきましたが、
まだまだ住民の77%が衛生的な水の供給がない状態です。
念願の水道管設置!
これで、毎日水汲み仕事に時間をとられている女性の労力が省かれ、水環境が衛生的になります。

クイサンガ地区のこれまでの水汲み場のひとつ。水が濁っており、その上、動物と共有していて使っている水場もあります。

クイサンガ地区のこれまでの水汲み場のひとつ。水が濁っており、その上、動物と共有していて使っている水場もあります。

新設した水道から水を組む子供たち。

新設した水道から水を組む子供たち。

今年も、地道にコツコツと活動を続けていきたいと思います。
皆さんのご声援、ご支援を励みに、2018年も頑張ります!

※情報は2018.1.1時点のものです

榎本恵

アフリカ南東部のモザンビークで、教育支援や人材支援、環境保全、公衆衛生設備などに取り組む。日本とモザンビークの相互理解のためのイベントなども開催。モザンビークのいのちをつなぐ会代表。http://www.tsunagukai.com/

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