【穂高ゆう】大きな目標達成には日々小さな目標を 積み重ねが自信になる

タカラジェンヌであれば「初舞台」の感動は誰もが忘れられないものです。厳しい音楽学校時代を乗り越えることができたのも初舞台という大きな目標があり、「あの華やかな舞台に立ちたい!」という強い気持ちがあったからです。思い返すと、10代のうちに明確な目標を持てた私は、とても恵まれていたのだと思います。

念願の初舞台は甘いものではありませんでした。出番はラインダンスのみ。3分~4分ほどの出番のために厳しい稽古が連日何時間も続きます。しかも、第一の目標は「同期40人がピタッとそろうまで」。この「ピタッとそろうまで」がとてつもなく大変なのです。手や足の高さ、角度、タイミングなど、何度やってもそろいません。笑顔は引きつり、体はボロボロ。それでも目標に向かい、諦めずにひたすら稽古します。技術も経験も豊富な上級生とは違い、未熟な私たちがお客さまに感動していただくには「ひたむきさ」と「笑顔」しかないのです。緊張と期待で迎えた初舞台は、憧れの舞台にたてた感動、お客さまからの温かい拍手、何ものにもかえがたい達成感と充実感に満ちあふれた時間でした。

目標を持つことは、とても大切なことです。そしてその大きな目標に到達するには、日々の生活に小さな目標を立て、それらを一つずつ達成していくことが近道になります。「なぜ今これをやっているのか」という動機が明確にあれば頑張れるものです。繰り返すうちに身になり、自信へとつながる。それはどの世界でも共通のこと。現在も宝塚時代と変わらず「なぜ?」をいつも自分に問いかけながら、新しい目標に向かっています。

※穂高さんの講座が10月から毎月第4月曜日午前11時半~午後1時、西日本新聞TNC文化サークルで開講されます。

受講料は各回3460円。申し込み・問い合わせは天神教室=092(721)3200。メール:tenjin@i-cul.jp

講座の詳しい内容はこちら→https://fanfunfukuoka.com/event/10455/

from西日本新聞「わたし活性化計画」面

※情報は2014.7.26時点のものです

穂高 ゆう

元宝塚歌劇団男役(78期生)。ボーカリストのほか、宝塚での経験をもとにした講演、姿勢とウォーキングを中心に心と身体を美しく健康に保つためのワークショップなど活動中。福岡県うきは市出身で「うきはふるさと大使」も務める。

穂高さんのインタビューはこちら⇒https://fanfunfukuoka.com/people/2890/

穂高さんのスタジオはこちら⇒https://fanfunfukuoka.com/town/10472/

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