『のだめカンタービレ』って、やっぱりすげー面白いので

こんにちは!めがねです。
『のだめカンタービレ』って、やっぱスゲー面白い。マジで。
「は?いまさら?」と思われるでしょうが、改めて読み返しまして。
なにしろ、この漫画は私の超ピアノ嫌いを治してくれた漫画なので。

といっても私がピアノやってたわけじゃないです(テクニトーンっていうやつはやってたけどな…)。
エレクトーンじゃないの、テクニトーンです。
エレクトーンはまだ売ってるみたいですが、テクニトーンはないですね、やっぱり。

久しぶりに見ました。懐かしい。
ちょっと脱線しますが、この習い事は涙と笑いなくしては語れない思い出があります。
なぜなら、こんなに謎のボタンが多い楽器を“電子ピアノ”で練習していたからです。

足りない部品は紙で書いて練習してました。
つまり、ほぼ紙。
先生に教わる時、初めて本物に触れる習い事です(無理だろ…絶対)
本来なら、“両手両足は演奏しつつ、曲の合間にいろんなボタン押して電子音を鳴らす”みたいな超忙しい楽器なんです。
決まればカッコいいんですけどね。TM時代の小室哲也的な。
ボタンはあきらめるとしても、鍵盤が本来2段あるので、ピアノで両手が重なるのが虚しかった…。

しかも電子ピアノといっても、昔、小学校に1台はあった灰色のやつです。
おかしい…写真見つけたかったけど、まるでこの世に存在しないかのように見つからない。
“ふいご”の要領で、左の太ももでキーコキーコ漕がないと音が出ないやつです(そんな動きテクニトーンにはない)。

この回に電子ピアノの話は全く関係ないんですが、うっかり黒歴史を思い出しました。
妹はちゃんとアップライトピアノ→グランドピアノを買ってもらっていたところを見ると、「どうせ続かない」と親に思われていたのでしょう。
そして実際その通りになったけどさ…それだけが原因かな、果たして。

さて本題なんですが、妹がピアノをやっていて“音大出た”くらいには真面目にやっていたので、一家族としてはピアノが大嫌いでした。
“妹がピアノを真面目にやっていたので、姉がピアノ嫌いになる”って、どゆこと?って事なんですが。
ピアノをずーっと習ってる家族がいる家庭なら、わかってもらえるかもしれません。

いろんな楽器がある中で、ピアノってとにかくお金がかかります。弦楽器もだけど。
真剣にやればやるほど、庶民から離れていく楽器じゃないかと個人的には思ってます。
日本はピアノをやってる人口が超多いんです。
ザックリ私感で説明すると、弦楽器は元々裕福な人がやるやつで、ピアノは庶民から裕福な人までやるやつって感じです。
“バブル後”っていう世代感もあるのかも…習い事する事がブームだったし、当時クラスでも1割~2割くらいの女子が習ってました。

ある程度うまくなると、上を目指す為にプロの指導を受けます。
例えばですね、日本では(…という悪意)高名な先生に見ていただくのに、30分間~1時間程度で●万円かかります。
正確な金額は、ちょっとエグいのでぼかしますけど。
それより上は存じ上げませんが、あっても私は驚かない。
もちろん、その前後にも諸経費がかかりますよ。
「お車代」とか「オ!レイ!」とか、そういうやつです。
つか、元々の先生自体にお支払いしているお月謝も高いと思うんですけどね…私は。

その段階まで行っちゃう親は、とりあえず眼の色変えて子供をプロにしようと思っているので(ピアノのプロも他の楽器より死ぬほどいるので、競争は熾烈を極める)、それ以外の事は二の次になりますよね。
好きで始めたはずだけど、遊びにも行かず練習ばっかりしてる妹もかわいそうでしたが、6歳頃から始まって彼女が中学生になるあたり(6歳差があります)には、私自身がなにしろピアノの音を大嫌いになってました。

だって防音室もないのに、グランドピアノです。
つまり何がどうとか言うより、まず「マジでうるせー!!!!」ってことです。
一般的な一軒家(居間はピアノしか置けないくらい狭いと想像してください)で、グランドピアノの音がどれほど凶悪にウルセーかご存知でしょうか。
あんなのコンサートに行かない方は、体育館とかでしか聞きませんよね?
つまり、そういうサイズ感なんです、多分。もともと。

そして、ここからが家に楽器弾く人がいない場合、想像できないんじゃないかと思いますが、「家にピアノの音がするなんて素敵じゃなーい」なんて感じには絶対になりません。
その曲は完成していないからです。
同じ曲で、しかも下手くそな何章節かを、何千回・何万回(誇張じゃないの!!!!)も爆音で聞かされる怒り。
人生が終わるまで二度と聞きたくない曲がたくさんありますが、指の練習曲は特に聞きたくない。マジで勘弁してほしい。
ショパンは死ねばいいと思ってました。死んでるけど。
のだめのおかげで、今では菩薩のように穏やかな顔でショパンを聞けるくらい回復しましたが、多分、受験生だった時が一番地獄でした。

『うるさい!』って言っても聞こえないのね。
なぜならグランドピアノの蓋を開けてるし(MAX音量)失敗するとタラララララ……♪…ダーン!!!!!!!!って鍵盤を叩きつけるから。
この悪癖を「ストレス発散だからいいよ」と許したピアノの先生を、私は超恨んでますけど…。

というわけでピアノが大嫌いだったわけですが、漫画が大好きだったので評判の良さで読んでみたら、これが超面白い。
アパルトマン中からピアノの音がしてきて、千秋が仕事に集中できないってシーンなんかは特に共感します。(音楽留学生がたくさん住んでるアパルトマンです)
つか、千秋自身もピアノ弾くんですけどね。人の練習してる音は気に障るんでしょう。
外野からすれば「オイ、自分は棚上げか…」と思いますけど。

一番衝撃だったのがラフマニノフ『ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18』の漫画の表現。
玉木君が演奏してるドラマのやつ、貼っておきますね。
私自身は、ドラマは見てないんですが…すみません。
→「Nodame ピアノ協奏曲第二番第一楽章」

実際弾いてるのは「清塚 信也」さんです。
この人のピアノは心地いいです。そして…

ピアノだけでいいのに、顔もカッコよくないですか。。。むきゃーっ!無敵。
清塚信也公式サイト

で、勝手に宣伝するけど、2018年のツアー情報はこちら。
福岡にも来ます。
清塚信也コンサートツアー2018 For Tomorrow

ちなみに私は最初「CD BOOK」で聞きました。
講談社からのリンクです。良かったらどうぞ。
講談社「のだめカンタービレSelection CD Book」

あまりにも有名な曲なので、さすがに知ってましたが、漫画のシーンと音楽が合致すると、特別な感動が生まれます。
あれがなかったら、私はピアノの音を永遠に嫌っていたと思います。

二ノ宮さんは私が知らない世界を見せてくれるので、のだめ以降も追いかけている作家さんです。
『87CLOCKERS』『七つ屋 志のぶの宝石匣』も面白いです。

二ノ宮さんのツイッターも面白いので、リンクしておきます。
twitter

インスタもあります。写真上手。さすが。
instagram

ブログは2015年で更新が止まってますが、バックナンバーは読めます。
Working Note

是非、ご覧ください。

※情報は2018.1.22時点のものです

ちびっこO&めがね

【ちびっこ0】出版→映画宣伝→イギリスでのボランティアステイを経て、現在福岡でフリーの編集・ライターをしている40代。イギリスにいた間に、生来の“おっとり”に磨きがかかったかもしれない…。宮崎出身の為、すぐ鶏料理を探してしまいます。趣味はyoutubeで延々k-popを見る事。得意分野は「映画」「韓国ドラマ」「Kpop」。

【めがね】出版→映画宣伝→IT系→webデザイナーを経て、現在ニートの40代。会社勤めから解放され、有り余る時間を生かして、あらゆる事に首をつっこんでいる最中です。得意分野は「本」「演劇」「映画」「2012年までの宝塚」。

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