縄文人もクロマニョン人も作った!骨角器アクセサリーでおめかし☆

九州国立博物館が考古好き女子のために発足した部活「きゅーはく女子考古部」3期生の活動も、いよいよ残すところあとわずか!3月には集大成となるイベント「古代の宴へようこそ!」が控えていて、2月の活動はその準備に充てられるため、1月が実質的に最後の活動日となりました。

1月に行われた第9回きゅーはく女子考古部の活動テーマは、「骨角器アクセサリーでおめかし」

アクセサリーづくりが好きな女子は現代も多いですが、古代もそうだったのでしょうか?そもそもアクセサリーって古代からあったんでしょうか?そんなことに思いを巡らしていたら、思い出しました!昨年夏、九州国立博物館で開催されたラスコー展。会場に展示されていたクロマニョン人(復元模型)は、確かに頭や腕にアクセサリーを身に着けていました。

こうしたアクセサリーはどうやって作ったのでしょうか?そのあたりの疑問について、顧問が分かりやすく説明してくださいました。

古代の人たちは、動物の骨や角、牙を使って、アクセサリーや狩りや漁に使う道具を加工していたそうです。前回の活動で訪れた東名遺跡(佐賀市)では縄文人が作った骨角器が出土しているし、ラスコー洞窟にいたクロマニョン人もトナカイの骨や角を加工して生活のさまざまな場面で使っていたと考えられています。

 アクセサリーの歴史って長い・・・。でも、その作り方については、古代と現代はかなり差があります。確証はないようですが、古代は石器や角を使って加工していたようです。さすがに文明社会で生きる部員たちが古代の人と同じように加工して作ることは難しいので、鹿の角を使っていざアクセサリーづくりに挑戦です!

鹿の角

鹿の角

のこぎりで輪切りにした鹿の角

のこぎりで輪切りにした鹿の角

穴をあけて磨いていくと、左から右のように徐々にアクセサリーに近づいていきます。

穴をあけて磨いていくと、左から右のように徐々にアクセサリーに近づいていきます。

こうして作ってみると、あらためて道具や機械がない中、手作りしていた古代の人たちの技術力に脱帽です。

しかしながら、現代人の女子考古部員のセンスの良さにも感心させられました。穴をあけたり、模様を刻んだり、ビーズを組み合わせたり。ネックレス、イヤリング、ストラップ・・・。どれもお店で販売されていてもおかしくないような完璧な出来上がりでした。

残る活動は2回のみですが、3月の「古代の宴へようこそ!」では、部員たちのこれまでの活動をみなさんも一緒に体験できる公開活動(イベント)となっています。

なんと、部員が作詞・作曲・振付までした古代ダンスも楽しめそうです!

どんな宴が開催されるのか、乞うご期待です!

※きゅーはく女子考古部の詳しい活動内容は、九博ブログをチェック! 

※情報は2018.2.19時点のものです

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