福岡の街では「バス停に並ばない」というルールがある!?

■ドラマやコマーシャルに感じる違和感

テレビをよく見る福岡人なら、ふとしたシーンで違和感を抱くことありませんか?

例えば“朝のゴミ出し”

ホームドラマなどで、「あなた、いってらっしゃい。ゴミ出しよろしくね」と、出勤する旦那さんにゴミ袋を持たせるシーンなどはその最たるもの。ゴミ出しは夜にするのが当たり前な福岡人にとっては違和感バリバリですね。

それと同じように、バス停前で綺麗に1列(あるいは2列)に並んでバスを待っているコマーシャルやニュース映像などにも違和感を抱きますよね。電車やタクシー乗り場ならまだしも、「なんでバス停で行列できてるん?」と思ってしまいます。

■バス停は並ぶだけ無駄!?

そもそも、なぜ人は“並ぶ”のでしょうか?

その最大の理由は「順番を守るため」であることは明白ですね。早く並んだ人から先にバスに乗り込むことができるのです。先にバスの車内に乗り込むことができれば、空いてる席に座ることができたり、つり革を確保することができたりと、いろいろなメリットがあります。

しかし!
よく考えてみましょう。

先に並んだほうが先に乗り込むことができるというのは、前提として“そのバス停に到着するバスにみんなが乗る”ということになります。そう、“乗る人も乗らない人もいる”状態であれば、並ぶ意味が無いんです。

そして福岡のバス路線網は日本一と形容されるくらい複雑です。天神や博多駅など市内中心部のバス停には何系統ものバスがひっきりなしに停車するため、バス停で待っている人の乗るバスもバラバラなことが多いんですね。

なので、バス停に並んだところで順番通りバスに乗り込むことは無いため、並ぶだけ無駄という状況になるのです。

■ そもそもそこまで混んでない福岡の日常

前述した“座れる”などのメリットも、東京などの大都市で長い通勤時間を覚悟しなければならない場合であれば納得ですが、福岡の場合はそこまで混んでいませんし通勤時間も短いためメリットは薄いと言えます。

東京ではバスでも電車でも始発20分前から並び、扉が開いた瞬間から殺伐とした席取合戦が繰り広げられることは日常茶飯事です。福岡ではそんなストレスを抱えなくていいというのはありがたいですね。

※情報は2018.3.23時点のものです

H.Katsura

福岡出身。就職で東京へ行き、20年の都会生活を経て昨年Uターンしてきたフリーライター。 地元を離れて初めてわかる福岡の面白さをあらためて実感中。

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