映画の「パッケージ」と「内容」が違うのはナゼ(・・?問題。

こんにちは!めがねです。
映画のDVD借りる時にパッケージの見た目で借りたら、中身が全然違うものだった事ってありませんか?
先日借りたDVDが久々に「キターーーッッ!」って感じだったので、ご紹介したいと思います。見終わった後、パッケージ二度見しました。

その作品が、これ。
『アンダーテイカー 葬る男と4つの事件』。

アンダーテイカーって検索するとプロレスラーの「ジ・アンダーテイカー」が出てくるんですが。。。

脇道にそれそうになった。。
話を戻しますが、このタイトルとDVDパッケージを見て、どんな映画だと思いますか?ちなみにアンダーテイカーは葬儀屋って意味。

私は“謎解きサスペンス”だと思いました←パッケージ裏面のストーリー箇所を全く読まない奴。
『ダ・ヴィンチ・コード』とかの横に並んでる感じ。
実際、レンタルショップではサスペンスのコーナーに置いてあったし…。
エディ・レッドメインだから“魔法使いが出てくるダークファンタジー”にも見えるかも。

正解は、「ヒューマンドラマ」の「群像劇」なんです。
孤独な葬儀屋、植物状態の息子を持つストリッパー、妻を亡くした牧師、元服役囚。
それぞれ、愛を求める人々のドラマが交差していく話です。
うっかり親と見てしまった私は、ストリップシーンの多さに気まずくなりましたが、映画自体はなかなか悪くない。

2009年に製作された映画で、版権の関係なのか劇場公開されることなく、DVDパッケージにする為に買われた作品みたいです(適当に調べたらそんな感じでした。正確じゃなかったらすみません)

アメリカ公開時のパッケージはこれ。
タイトルは『POWDER BLUE』。スラングかなーと思って調べたけど、良く分かりませんでした。「雪」の事かなー。

出演もしているフォレスト・ウィテカーが制作に入ってる真面目な群像劇。
写真だと一番右の人。なんだ、この写真。誰か分からん。。。自分で選んだんですかね。
いかにも、群像劇っぽい。

もう、お分かりかと思いますが、“地味な群像劇じゃ売れないから、売れっ子のエディ・レッドメインをメインにした買いやすいパッケージにしよう”ってなったみたいです。

スターウォーズみたいに、パッケージがガッチリ固まってて変更不可な映画はともかく、映画は買い付けた後、宣伝の方向性を決める会議があります。
例えば、タイ映画で本国では“男に振られた女の情念が人をバンバン殺していくホラー映画”としてヒットしたんだけど、それだと日本では売りにくい。お化けが子供を守るっていう“親子愛”の要素もあるから、それをメインで行こうとか。
タイトルは『コップンカー~母の愛~』ってつけたりして(適当)
方向性が決まると、ありものの写真を使って“親子愛”が売りのホラーと分かるように、ビジュアルを変更。
ライターに、キャッチやストーリーを“親子愛”に寄せて書いてもらいますし、予告も“親子愛”が分かるシーンを切り取って編集します。
あとは宣伝部が、方向性に沿った記事にしてもらうようにメディアを調整していくというか…そんな感じ。

それでさっきのパッケージに戻りたいんですけど。もう一回貼ってみる。
やりすぎやろ…面白すぎる。。。。もはや「群像劇」でも「ヒューマンドラマ」でもない。

タイトル上の人物は、それぞれ全然違うシーンの写真です。
いかにも、謎を解いてそうな顔をセレクト。
背景の“教会”が印象的で、これがなかったらミステリアスな感じしないと思うけど、この2人の話には全く出てきません。
そして、タイトル下の4つの写真がうまいなーと思うんですが、グレー、赤、青、黄色で不気味さを演出。
劇中もこんな色だったかな~。。。覚えてないけど、多分デザイナーが色を被せてるか、色を強めてるかどっちかです。
最後にタイトルですが、『アンダーテイカー』って、いかにもミステリアスなタイトルつけてみた!…みたいな。
しかもサブタイトルが効いてる。
『葬る男と4つの事件』って…エンバーミングもする葬儀屋だけど、事件とか特にないけど…。
でも、“あたらずといえども遠からず”。これが大事。逃げ道逃げ道w

以上です。
気になる方は借りてみてください。うっかり宣伝したことになるのか、これは…。

→トレイラー。英語だけど

ちなみに、同じ映画でも国が変わると、国民性に合わせてポスターや予告の編集が変わるので、調べてみると面白いですよ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

※情報は2018.2.20時点のものです

ちびっこO&めがね

【ちびっこ0】出版→映画宣伝→イギリスでのボランティアステイを経て、現在福岡でフリーの編集・ライターをしている40代。イギリスにいた間に、生来の“おっとり”に磨きがかかったかもしれない…。宮崎出身の為、すぐ鶏料理を探してしまいます。趣味はyoutubeで延々k-popを見る事。得意分野は「映画」「韓国ドラマ」「Kpop」。

【めがね】出版→映画宣伝→IT系→webデザイナーを経て、現在ニートの40代。会社勤めから解放され、有り余る時間を生かして、あらゆる事に首をつっこんでいる最中です。得意分野は「本」「演劇」「映画」「2012年までの宝塚」。

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