
【形成外科 王丸クリニック】アザは「予防」がなく早めの「治療」を、シミは「予防」「治療」が可能
- 2018.3.4
- 福岡の相談できる専門ドクター
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- レーザー治療
- 血管腫
福岡市中央区六本松にある【形成外科 王丸クリニック】、王丸 陽光 副院長にアザ(血管腫)・シミについてインタビュー

王丸 陽光 副院長 〔日本形成外科学会専門医〕
福岡市出身。久留米大学形成外科講師を経て現職。「詳細でわかりやすい説明」と「患者さんに合ったプランニングと治療」を心がけている。経験豊富なレーザー診療のほか、国内外で数多くの学会や論文の発表、また書籍の執筆も行っている。日本レーザー医学会レーザー専門医・評議員、医学博士。
アザは「神様のいたずら」見た目の影響が心の負担に
アザやシミは、顔に限らず体のどこにでも現れる可能性があり、特にアザに関しては、ほとんどのものがなぜできるのか未だ原因が解明されていません。
アザは生まれつきのものが多く、「赤アザ」と呼ばれるものは、いちご状血管腫や単純性血管腫など皮膚の血管が原因のものから、メラニンが原因である「茶アザ」の扁平母斑、「青アザ」の太田母斑や異所性蒙古斑、その他「黒アザ」「白アザ」「イボ状のアザ」と多岐にわたります。
アザからほかの重篤な病気に変化していくということはあまりありませんが、アザを放置しておくと成長とともに大きくなったり濃くなるため、見た目の影響によって心の負担が増えることがあります。
治療時期を逃さないために早い段階で専門医に相談を
アザの主な治療法は、以前から「外科的手術」が行われてきましたが、最近では傷を入れずに治療するレーザー治療が主流となっています。レーザーにもさまざまな種類があり、患者さんのアザの状態によって使い分けます。
子どもの場合は、 一 般的に皮膚が薄くレーザー治療の効果が高いと言われています。また、体や心の成長、治療時の負担なども考えながら治療を進めていく必要があります。そのため、まずは早い段階で専門医にご相談いただいたほうがよいでしょう。アザによっては、生後1か月前後からレーザー治療を行うこともあります。
シミには色々なタイプが・・・まずはシミ状態をチェック!
シミの原因には、加齢のほかにも紫外線やこするといった刺激などさまざまです。そのため、シミとひとことで言っても色々なタイプがあります。「シミ=レーザー治療」と思われている方も多いですが、レーザー治療がすべて効果があるわけではなく、レーザー治療をしないほうが良いタイプもあります。治療は、特殊なライトを当ててシミのタイプをチェックして、レーザー治療のほか内服薬やシミ取りクリーム、またメディカルエステなどを併用しながら治療を行っていきます。
レーザー治療は、アザやシミのほかにも、ホクロや傷跡など色々なものに用いられています。レーザー治療は特殊な治療のため、病院選びのポイントは「専門性」と「実績」。当院もレーザー治療専門クリニックとして30年以上の実績と多くの医療施設からご紹介をいただいており、形成外科・皮膚科領域で九州唯 一 の日本レーザー医学会より認定を受けたレーザー治療の専門認定施設です。アザやシミなどが気になったら、まずは専門医にご相談ください。
■POINT■ 長時間の日焼けは避けて!肌への刺激がない生活を
アザは「予防」がなく、早い「治療」がよい結果につながりますが、シミは「予防」や「治療」が可能。長時間の日焼けや肌をゴシゴシこするなど肌への刺激を避けて、日々の保湿をしっかり心がけましょう。
形成外科 王丸クリニック
電話:092-741-9123
住所:福岡県福岡市中央区六本松2-11-5
休診日:木曜・日曜・祝日
診療時間:月~水・金・土 10:00~12:30、14:00~18:00
※土曜午後は13:30~17:00 ※完全予約制
※情報は2018.3.4時点のものです
形成外科 王丸クリニック
住所 | 福岡県福岡市中央区六本松2-11-5 |
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URL | http://laser.clinic.gr.jp/ |
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