【まえだ整形外科 博多ひざスポーツクリニック】膝の痛みの一番の予防は肥満を避ける「体重管理」

福岡市博多区下呉服町にある【まえだ整形外科 博多ひざスポーツクリニック】、前田 朗院長に膝の痛みについてインタビュー

前田 朗 院長
〔日本整形外科学会専門医〕
兵庫県出身。大阪大学医学部卒業。同大学整形外科入局後、膝関節外科・スポーツ整形外科の臨床と基礎研究に携わる。整形外科30年のキャリアで4,000例以上の膝手術を執刀。成田整形外科病院院長を経て2017年「まえだ整形外科 博多ひざスポーツクリニック」開業。県内外から訪れる患者やスポーツ選手たちを支える。

前田 朗 院長 〔日本整形外科学会専門医〕
兵庫県出身。大阪大学医学部卒業。同大学整形外科入局後、膝関節外科・スポーツ整形外科の臨床と基礎研究に携わる。整形外科30年のキャリアで4,000例以上の膝手術を執刀。成田整形外科病院院長を経て2017年「まえだ整形外科 博多ひざスポーツクリニック」開業。県内外から訪れる患者やスポーツ選手たちを支える。

膝は人の動きの要

 人間が2本足で立ち上がる、歩く、という動きで最も重要な関節が膝です。膝は大腿骨と脛骨、腓骨と「膝の皿」と呼ばれる膝蓋骨の4つの骨で構成された関節で、実は人間の骨の中で一番大きい関節でもあります。
 中高年を悩ませる膝の痛みで最も多いのが「変形性膝関節症」です。これは、長年にわたる膝への負荷で、徐々に関節軟骨が傷んできて生じます。そして、若い頃に膝の靭帯や半月板を損傷していると、その進行は早まります。
 また、女性に多いですが、年齢とともに筋力が弱まることで「O脚」となり、膝関節に加わる力にアンバランスが生じ、さらにO脚が進行します。不自然な関節の動きで痛みが増し、動きも悪くなり、杖や車椅子が必要になる程に悪化することもあります。
 他の膝のトラブルの原因としては、女性に発症しやすい「関節リウマチ」、男性に多い「痛風性の膝関節炎」、半月板の質の低下で生じる「半月板変性断裂」などと多岐にわたります。

「生活の質」の低下を防ぐ膝の痛みの多彩な治療法

 膝の痛みのせいで歩くことが不自由になり、それによってQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)が低下する場合が多く、早めの対策が求められます。
 治療は痛みや症状のレベルにより、生活指導、運動療法、薬物療法(内服薬や湿布)などの保存治療が基本となります。それで不十分な場合、ヒアルロン酸の関節内注入も行われます。これは関節の潤滑油の役割を果たし、膝の動きをスムーズにします。また、O脚の変形によるアンバランスを矯正する装具を足底につける「装具療法」などもあります。
 さらに進行する場合は、手術療法があります。内視鏡を用いて関節の中をスムーズにする「関節鏡視下手術」や、O脚を矯正する「骨切り術」、そして最も病状が進んでいる場合には「人工関節置換術」を行います。

膝の痛みの一番の予防は肥満を避ける「体重管理」

 膝は体重を支えるため、「肥満」は膝痛の最大の危険因子です。たとえば体重50㎏の人が片脚で立つと、その膝にかかる重さは50㎏ではありません。膝周囲の筋肉が収縮する力が加わるため、階段の昇り降りなどの際には片足に体重の4~5倍の負担がかかると言われています。つまり5㎏痩せるだけで25㎏分の負担が減らせます。「5㎏のリュックを一日中背負って歩くとイメージしたらつらいのは当然ですよ」と言うと納得される患者さんが多いですね。
 対策として、肥満ぎみの人は体重を落とす、そして筋力の維持。無理は禁物なので水中ウォーキングや自転車など膝に負荷のかからない運動をおすすめします。
 年々寿命が延びていますが「健康寿命」を保つことが大切。自分の足で歩ける素晴らしさを感じながら楽しく年を重ねましょう。

■POINT■  膝は「動き、歩きの要」 正座生活も見直そう

歩くという当たり前の動きのありがたさがわかる「膝」の役割。肥満ぎみの人は体重を落とす、正座など膝にとって無理な動きをさけるようにテーブルやベッドの生活に切り替えるなど、生活の見直しも一つの方法です。

まえだ整形外科 博多ひざスポーツクリニック
電話:092-710-7455
住所:福岡県福岡市博多区下呉服町5-7
休診日:日曜・祝日
診療時間:月・火・木・金 9:00~12:15、15:00~18:15、水・土 9:00~12:15

まえだ整形外科 博多ひざスポーツクリニック

まえだ整形外科 博多ひざスポーツクリニック

※情報は2018.3.6時点のものです

まえだ整形外科 博多ひざスポーツクリニック

住所福岡県福岡市博多区下呉服町5-7
URLhttp://maedaseikei.com/

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