『はねにんにくオイル』は美味しい&認知症の予防になる!?

掲載が遅れまして、申し訳ございません。佐賀市『いいモノさがし』認定のえがちゃん農園のはねにんにくオイル、おいしい食べ方や認知症の予防に一役かうアホエン成分の話をうかがいました。

えがちゃん農園のはねにんにくオイル(写真右上)は、鍋や蒸し野菜のポン酢にたらすととってもおいしい。脳の血流をさらさらにするアホエン成分は100度を越すとなくなるので、ポン酢&はねにんにくオイルの組み合わせは、その点でも理想的。写真提供・えがちゃん農園

えがちゃん農園のはねにんにくオイル(写真右上)は、鍋や蒸し野菜のポン酢にたらすととってもおいしい。脳の血流をさらさらにするアホエン成分は100度を越すとなくなるので、ポン酢&はねにんにくオイルの組み合わせは、その点でも理想的。写真提供・えがちゃん農園

◎相性がいいのは、塩、しょうゆ、ポン酢、はちみつ

――はねにんにくオイルは、どういう料理に使えるんでしょうか? ご主人は料理人さんでもありますのでぜひ伺いたいのですが。 

江口浩二さん:まず、相性がいいのが、塩、しょうゆ、ポン酢、はちみつ。この4つのどれかとはねにんにくオイルを合わせると、なんでも美味しく食べられます。

――佐賀バルーンフェスタの会場の試食では、こちらのはねにんにくオイルをフランスパンにつけて出しておられましたが、おしいかったです。

江口さん:パンとお塩とオイルです。

奥様の啓子さん:私の父はオイルがなくなったら、このビンにはちみつ入れて、パンにどわっとつけて食べてます。おいしいんです。サラダにかける人も多いですね。

提供:えがちゃん農園

提供:えがちゃん農園

◎脳の血流をさらさらにするアホエンオイル

江口さん:パンやサラダにはねにんにくオイルもいいですが、冬場、ポン酢にオイルを垂らすのがいいと思いますよ~。クセになります。はねにんにくオイルに入っているアホエンという成分は体によく、脳の血流をさらさらにするのですが、100度以上で加熱すると失われてしまう。ですので、理想は「加熱せずに、100度以下で食べてくださいね」とお願いしています。

――ポン酢にオイルは100度以下でいけますね。でも、炒め物に使いたくなりませんか?

江口さん:あの香りがたまらないですよね。こちらとしては炒め物にでも何にでもじゃんじゃん使って、食べていただきたいですが、商品開発のために研究したときに、「アホエン成分は100度以上になるとなくなる」というのはわかりました。

――アホエンは失われるとしても、にんにくオイルの風味や味は損なわれないんでしょう?

江口さん:味はあまり変わらないです。それと調理するとき、ある一定の条件でなければアホエンは出ないんです。アホエンについては、スジャータがアホエンカプセルを作る世界特許を持っていますので、私もスジャータからアホエンカプセルを取り寄せて、そこから抽出して試薬を作りました。ただし、あちらのオイルは動物性ですが、うちは植物性です。

――スジャータは健康食品として、アホエンカプセルを販売していますね。

江口さん:認知症は高齢化社会の大問題です。東京の脳外科の先生は手術前に一か月間、アホエンオイルをティースプーンで飲ませてるところもあります。アホエンオイルは、脳内血流をさらさらにするんですね。詰まりをなくすから認知症も予防できるといわれています。

はねにんにくオイル 1400円。990円の小サイズもあります。
写真 佐賀市『いいモノさがし』より

はねにんにくオイル 1400円。990円の小サイズもあります。
写真 佐賀市『いいモノさがし』より

◎鮭フレークにゆかり+オイルでおにぎり

――オリーブオイルはイタリア産ですか?

江口さん:そうですね。やはり品質で選ぶとイタリア産になりますね。ゆくゆくは国産でできるのが理想だとは思いますが。

――他におすすめの調理法は?

江口さん:炒め物でもたとえばチャーハンや焼そばが出来上がった最後に、火を止めて、ばーっとオイルをかけるのもいいですね。ちょっと変り種ではおにぎり。ゆかりと鮭フレークがいいです。

――ゆかりはあのしそのふりかけの?

江口さん:そう、あのゆかりと鮭フレークに、このにんにくオイルを混ぜ込む。それでおにぎりにして、佐賀のりをまいたら最高です(笑)。

奥様の啓子さん:このおにぎりは時間がたってもしっとりしています。それに、オイルでコーティングされてるので、作るほうも何個握っても、お水がいりません。このアイディアは福岡のお客さんがおにぎりを作って「これ食べて。おいしいよ」ともって来て下さったんです。最初は「えー、どんな味がするの?」と驚きましたが、食べてみてあんまりおいしいので二度びっくり。

江口さん:このおにぎりは、アスリートの人にも特におすすめしたいです。去年、インターネットの「モラタメ」にはねにんにくオイルを出品したら、コメントが150~160きました。

――商品を割安で提供して、みんなが試して、意見をフィードバックする口コミサイトですね。

江口さん:みなさん、いろいろ試して食べて下さっていましたが、そのときのコメントはこちらでご覧になれます。
※注:現在は募集しておりません。

◎はねにんにくオイルは商品開発の集大成

――はねにんにくの栽培を始めて7年とおっしゃいましたが、はねにんにくオイルの完成は大きな転機になられましたか?

江口さん:オイルができた頃から安定してきましたね。「なんとかいけるかな、もう今年やめないでもいいよね」と言う程度には。

奥様の啓子さん:そこまでは大変でした(笑)。「もうやめよう、もうやめよう」って……。

江口さん:いまでも売り上げは生のはねにんにくがメイン、生あってのオイルです。

――生にんにくは季節によって価格変動があるんですか?

江口さん:いや、通年同じ値段で出しています。

葉と根があるからはねにんにく。えがちゃん農園で商標登録している。はねにんにくオイルもこちらを素材につくられる。写真提供 えがちゃん農園

葉と根があるからはねにんにく。えがちゃん農園で商標登録している。はねにんにくオイルもこちらを素材につくられる。写真提供 えがちゃん農園

――はねにんにく自体も天ぷらにしたり、いろいろ食べられるんですものね。次の課題はなんですか?

江口さん:7つ、8つ新商品のアイディアがありまして、どれを形にしていこうか考えています。60歳で後継者に譲って自分はやめるつもりなので、あと4年しかないんですけどね。後継者選びも含めて(笑)。

私の場合、商品が完成したところで、もう次の商品のことを考えています。流行りものって結局、長くは続かない。だから「次をどうするか」をつねに考えていないと……もちろん失敗も多いですが。

えがちゃん農園の加工品のひとつ、「はねにんにく味噌」。量産していないため、通販はしていない。写真提供・えがちゃん農園

えがちゃん農園の加工品のひとつ、「はねにんにく味噌」。量産していないため、通販はしていない。写真提供・えがちゃん農園

――なるほど。新しいものを作っていることが一番楽しい?

江口さん:新しいものを考えているときが一番楽しいですね。作っているときは、「なんだ、イメージしてたのとぜんぜん違う」と思ったり。はねにんにくオイルも日経トレンディとか有名な雑誌に紹介してもらったり、全国的に取り上げてもらえる機会は増えてきました。

いろいろなところから「うちに置きませんか」と言われますが、やっぱり他人は一生懸命売ってはくれないんです。今月も岡山に試食販売に行きますが、できるだけ自分たちで行って、試食販売するようにはしています。

――試食販売はデパートですか?

江口さん:いや、全国のこだわりの食の店です。全国では、富士山のふもとのワインショップで売れたりしましたね。周りが別荘地で冬はクローズになる。そういうリゾート地に別荘を持っているお金持ちが買ってくれてるんでしょうか。

いまはインターネットの時代ですので、どこかで見てくれてる方がいることは事実ですが。

――秘伝のたれや他の商品もお持ちなのに、佐賀市の『いいモノさがし』にエントリーされているのは、はねにんにくオイルだけなんですね?

江口さん:はい、やはり自分が目指してきたものの一つの完成形が、「はねにんにくオイル」だと思うので、『いいモノさがし』に他の商品をエントリーしようとは思いません。

◎健康的な食品は印象にさして残らない

江口さん:至福点ってご存知ですか? 缶コーヒーや栄養ドリンクを飲むと朝から元気になったような気がする。あれは血糖値がぽーんとはねあがるからで、あがったところの至福点を計算して、メーカーは製造しています。つまり、味がしっかりしているものはおいしい、「ああ、食べた」という感じがするのは至福点を刺激するからです。

一方、健康的な食品は食べていても強い印象は残らない。そのどっちもないといけないと思うんですよね。うちの商品も、はねにんにくオイルは健康志向、秘伝のたれは九州仕様の甘めにで、こちらは食べて幸福感のあるもの。最初から2つのターゲットで作っています。

――面白いです。ふつうは同じイメージ、同じ道を行こうとしますよね。

江口さん:これからどうなるかはわかりませんが、やっぱり自分が作るものをどういうパッケージにして、どういうふうな人たちに売るか、ちゃんと考えてからしか私は作らないですね。

――料理人さんが生産者になっていることの強みですね。この記事を読んではねにんにくオイルを試された方の新しいレシピが沢山集まりますように。今日は興味深いお話をありがとうございました。

(インタビュー・文 佐賀市シティプロモーション室 樋渡優子)

ご主人の江口浩二さんが長年、経営していた料理店をやめると直前に告げたときも「べつにいいわよ」。にんにくを作りたいと言ったときも「いいわよ」と一緒ににんにく作りに1から取り組んでくれた奥様の啓子さん。二人の名コンビから、はねにんにくオイルは誕生しました。 写真・佐賀市シティプロモーション室

ご主人の江口浩二さんが長年、経営していた料理店をやめると直前に告げたときも「べつにいいわよ」。にんにくを作りたいと言ったときも「いいわよ」と一緒ににんにく作りに1から取り組んでくれた奥様の啓子さん。二人の名コンビから、はねにんにくオイルは誕生しました。 写真・佐賀市シティプロモーション室

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※前回のインタビュー記事はこちら

※情報は2018.3.16時点のものです

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