博多寺社町の入口「博多千年門」✩うどん・そば&饅頭発祥の碑「承天寺」

京都・奈良に次いで神社・仏閣が多い博多に、2014年3月、「博多千年門」が完成しました。博多の寺社町に導くウェルカムゲート。石畳の道は川のように緩やかに曲がり、禅寺の園庭を思わせる風情ある道となっています。

中世から明治半ばにかけて、博多から太宰府を結ぶ道には、「辻堂口門(つじのどうぐちもん)」という門が存在し、博多の玄関口的な役割を担っていたそうです。千年門は、この玄関口を現代に復元したものです。

 

門には、「博多千年」と「萬年正續(まんねんしょうぞく)」という2枚の扁額が掲げられています。

門の表に掲げられた「博多千年」の扁額。菅原道真の子孫にあたる太宰府天満宮宮司、西高辻信良氏の揮毫。

門の表に掲げられた「博多千年」の扁額。菅原道真の子孫にあたる太宰府天満宮宮司、西高辻信良氏の揮毫。

「萬年正續」は、承天寺の開山聖一国師が修行した中国・杭州の萬壽寺の戒興住職によるもの。

「萬年正續」は、承天寺の開山聖一国師が修行した中国・杭州の萬壽寺の戒興住職によるもの。

千年も萬年も繁栄してほしい。そういう願いが込められています。

 

さて、承天寺といえば、秋に開催される博多ライトアップウォークでも人気がありますが、うどんやそばの発祥の碑があることでも有名です。

石庭を青い光で彩った承天寺

博多ライトアップウォーク期間中、石庭を青い光で彩った承天寺

※博多・古寺を照らす光の競演「博多ライトアップウォーク」⇒https://fanfunfukuoka.com/town/1039/

承天寺

承天寺

うどん発祥の碑

うどん・そば発祥の碑

饅頭発祥の碑

饅頭発祥の碑

承天寺を開いた聖一国師が仁治2年(1241年)に中国から帰国した際に、製粉の技術を持ち帰り、うどんやそば、饅頭が広まったそうです。この聖一国師を私財を投げ出して招いたのが謝國明。日中友好の先駆者で、博多の町民を飢餓から救い、博多に中国の食文化や医療、芸術、宗教などさまざまな文化を伝えるなど博多の発展に貢献した商人です。

 

毎年8月21日には、承天寺で謝國明をしのぶ「千灯明祭」が行われます。当日は夕方17時半より灯篭に献灯し、19時ごろから承天寺住職による読経が始まります。参加者には、謝國明が中国から伝えたといわれるそばと饅頭が、福岡そばの会の方々から振る舞われるそうです。

文化や歴史に触れながら博多の街を歩いてみると、新しい発見がいろいろとあります。

ぜひみなさんも博多千年門から、寺町・博多の魅力に触れてみてください。

※情報は2014.8.14時点のものです

承天寺

住所博多区博多駅前1-29-9

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