妊娠検査薬:陽性反応はいつから?間違いの可能性は? Vol.1

尿検査で妊娠の可能性を判定する妊娠検査薬

 「もしかして、妊娠したかも」。妊活中の人もそうでない人も、妊娠の可能性があると医師の診察前に早く確認したくなりますね。妊娠検査薬がいつから使えるのか、陽性・陰性の判定が正しい確率はどのくらいなのか、気になるところです。
 妊娠検査薬は、尿検査によって妊娠しているかを判定する検査キット。キャップのついたスティックタイプが多いですが、海外の製品では試験紙タイプもあります。通販で海外の製品を購入する人も増えていますが、購入前に基本的な使い方や検査の仕組みについて知っておきましょう。 

妊娠検査薬の使い方

  妊娠検査薬は以下のような流れで使用します。

  1. 包装紙から出してキャップをはずし、検査部分に直接尿をかけるか、コップなどに入れた尿に検査部分を浸します。
  2. 再びキャップをはめて平らな場所に静かに置き、検査終了時間まで待ちます。
    ※尿を浸す時間や判定までの時間は検査薬ごとに違うので、使用説明書に従ってください。
  3. 判定時間になったら、検査終了のラインが出ているかを確認します。終了ラインがない場合は尿量不足などの操作ミス。新しいキットでやり直します。
  4. 使用説明書に従い判定窓を見て陽性反応を確認します。赤などのラインを見て確認すると、液晶のディスプレイに「+」マークや「Pregnant」など表示されるタイプがあります。
    尿をかけた瞬間、一時的に現れてすぐ消えた線、指定の時間を大幅に過ぎてから出てくる線は判定と関係ありません。淡い色でも説明書に書かれている色が出たら陽性と判断します。


尿中のhCG濃度で妊娠を判定

 この検査で測定しているのは、尿中に含まれるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の濃度です。hCGは着床した受精卵から生えてくる絨毛から分泌されるホルモンで、胎盤の形成など妊娠の継続に関わる働きをします。分泌量には個人差がありますが、妊娠3週で0~50IU/L、妊娠4週で20~500IU/L、妊娠5週で500~5,000IU/Lと、分泌量が増加していきます。
 ドラッグストアで購入できる一般的な妊娠検査薬は、50IU/Lで反応するように作られています。信頼できる検査結果が得られるのは、妊娠5週に当たる生理予定日の1週間後からとなっています。生理が不順な場合は、性交日の3週間後を目安にします。25IU/Lと感度が高い早期妊娠検査薬は、妊娠4週に当たる生理予定日(性交日からは2週間後が目安)から使えます。国内で認可されている早期妊娠検査薬は薬剤師がいる薬局で購入できます。国内の妊娠検査薬は、適切に使えば99%以上の確率で正しい判定が得られます。

 次回【Vol.2】では、不正確な判定に繋がるフライング検査や妊娠の確定診断についてご紹介していきます。
【Vol.2】へ続く

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※情報は2018.5.4時点のものです

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