他県民は知らない?福岡の定番野菜「かつお菜」とは


■福岡県民にとって、お正月のお雑煮「博多雑煮」に欠かせない具といえば?

深くて濃い緑の葉が彩りを与えてくれる野菜「かつお菜」ですよね。家庭によって少しずつ具材は違っていても、かつお菜は外せない定番ではないでしょうか。

福岡県民にとってはポピュラーですが、実はこの野菜、他県ではあまり知られていませんし、スーパーでも滅多にお目にかかれません。

特に九州外の人に聞いているみと、
「かつお菜?魚のカツオ?」とたくさんのはてなマークが浮かんでしまいます。

 

■どんな野菜?

かつお菜とは、高菜の親戚にあたるアブラナ科の葉野菜です。昔から福岡で盛んに育てられていましたが、小松菜やホウレン草への転作が進み、生産量は激減しました。

しかし近年では「京野菜」を代表格とした、伝統野菜栽培のブランド化や再興が全国的に進んでおり、かつお菜も見直されつつあるようです。

 

■肝心のお味は…名前の由来にも

煮物や汁物にすると、カツオのだし汁がいらないほどに旨味と風味があり、名前もそうした意味から由来するといわれています。
漢字で書くと「勝男菜」と書き、縁起がいいことから、正月料理に好まれるようになったのです。栄養面からみても、とても魅力的なんです。カルシウムを多く含み、カロテノイドやビタミンCも豊富です。

さらに、一般の葉菜類と比較して、高い抗酸化性をもっています。加熱処理しても、その抗酸化活性は低下しないんです。酸化というのは、体が活性酸素の影響で錆びていくことで、糖尿病・高血圧などの生活習慣病や、シミ・しわ・白髪などの老化が起こる原因だといわれています。つまり、抗酸化性をもつかつお菜は、老化対策や美肌づくりにうってつけの野菜なんです。

店頭に出回る時期は12~2月。お雑煮以外でも、鍋やお浸しなどにしてもおいしいですよ。旬の時期がやってきたら、ぜひ、お正月だけでなく普段の献立で活用してみてくださいね。

※情報は2018.11.6時点のものです

rata

会社を退職して九州(主に福岡)を離れ、転勤族の夫と大阪へ移住したばかり。 大阪のオバちゃんのコミュニケーション能力に驚く日々。 甘~い刺身醤油がとても恋しい。

関連タグ

この記事もおすすめ