ラーメンはカタ、うどんはやわやわ。これが福岡のスタンダードだ!

■ラーメンは「カタ」もしくは「バリカタ」

ラーメンの麺の硬さを選べるシステムって画期的ですよね。
我が福岡が誇るとんこつラーメンは、ほとんどのお店で麺の硬さを選べます。これはエリアを問わず、福岡市内であろうが東京であろうが、博多(長浜)ラーメンあるいはとんこつラーメンという看板を出しているお店であれば共通。特に注文がなければデフォルトで「カタ」を出すお店もありますが、注文時に麺の硬さを店員さんに伝えるのが一般的ですよね。

まあ、ほとんどの福岡人は「カタ」あるいは「バリカタ」で注文します。それより硬い「粉落とし」とか「はりがね」とかを注文することはないですね。このあたりは好みなので個人差がありますが…。

 

■うどんはコシのないやわやわ麺

一方、福岡が誇るもう一つの麺料理、うどん。
こちらはラーメンとは異なり、コシのないやわやわの麺を好む傾向にあります。全国的に有名な讃岐うどんは強いコシのある麺が特徴で、コシの強さを楽しむ食べ物です。が、福岡のうどんは箸で切れるほど柔らかい麺がウリですよね。東京の人に言わせると「歯が抜けたお年寄りの食べ物」だとか…。

一部のうどん屋さんでは、ラーメンと同様に麺の硬さを選べることもあります。その場合はほとんどの福岡民は柔らかい方を選びますね。

 

■理由はスープを尊重した結果!?

さて、このようにラーメンは硬い麺、うどんは柔らかい麺を選ぶ傾向が強い福岡ですが、その理由をいろいろな人に聞きつつ考えてみました。

そう、理由はスープの味を思う存分堪能するため、ではないでしょうか。

ラーメンは癖の強いとんこつ。麺がスープを吸い過ぎると味がしつこくなります。麺に軽くからんだ濃いスープが美味しいんですよね。うどんの場合は逆で、だしのきいた風味豊かなあっさり系。麺がスープをいっぱい吸った状態を味わうという楽しみがあります。
逆だったらどうでしょう?

スープをいっぱい吸ったラーメンの細麺…。つるつるでコシがあるけどスープを吸わないうどんの麺…。なんか食欲はそそられませんね…。
こう考えると、「ラーメンは硬い麺、うどんは柔い麺」というのも納得できるのではないでしょうか!

※情報は2018.10.3時点のものです

H.Katsura

福岡出身。就職で東京へ行き、20年の都会生活を経て昨年Uターンしてきたフリーライター。 地元を離れて初めてわかる福岡の面白さをあらためて実感中。

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