家族の中でなぜかおじいちゃんだけが西武ファンの謎

■老若男女、誰もが盛り上がるホークス観戦

今や全国的に見ても人気球団の仲間入りをしたといっても過言ではない我が福岡ソフトバンクホークス。ファームのある筑後でも、キャンプ地である宮崎でも多くのファンの姿を見ることができます。もちろん、シーズンが始まるとヤフオクドームには連日大勢の観客が詰めかけ、熱い応援を繰り広げています。

ファンの年齢層も幅広く、小学生から年配の方までメガホンやビール片手に声援を送っています。一般的に「野球ファンと言えばサラリーマン」というイメージがありますが、福岡では老若男女問わず球場へ行き、グッズを買い、優勝パレードを楽しみにシーズンを過ごしているのが印象的ですね。

 

■「なぜおじいちゃんはライオンズが好きなの?」

とはいえ、年配の方の中には埼玉西武ライオンズを応援している方が多いのも事実。別に埼玉出身というわけでもなく、選手に親戚がいるわけでもないのになぜかライオンズを応援しています。それもホークスファンと変わらぬくらい熱い気持ちをもって。

家族ほぼ全員がホークスファンであるにもかかわらず、おじいちゃんだけライオンズファンという家庭もあるようですね。孫から「なぜおじいちゃんはライオンズが好きなの?」と聞かれたら、「それはね、昔…」と長い長い昔話になってしまい途端に孫の関心は薄れてくるようです。

 

■熱狂的だった昔のライオンズファン

実は今の埼玉西武ライオンズは、1978年まで福岡を本拠地としていたのです。そう、ライオンズが誕生したのは紛れもないこの福岡の地だったんですね。1950年に「西鉄クリッパース(後ライオンズに変更)」として誕生し、平和台球場をホームグラウンドとして活動していました。史上最強の野武士軍団と呼ばれ、1956年から日本シリーズ3連覇を成し遂げるなど伝説に残る活躍を見せたチームなのです。ちなみに当時パリーグでは南海ホークス(今のソフトバンクホークスです)と西鉄ライオンズが常に優勝争いを行うライバル関係にあったんですね。

当時の福岡の盛り上がりは懐かしの映像でしか見ることはできませんが、おじいちゃんが未だにライオンズファンであることを納得するくらい、福岡が熱く熱く盛り上がった時期だったんですね。

※情報は2018.7.9時点のものです

H.Katsura

福岡出身。就職で東京へ行き、20年の都会生活を経て昨年Uターンしてきたフリーライター。 地元を離れて初めてわかる福岡の面白さをあらためて実感中。

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