ミュージアムに行く女 至上の印象派展 ビュールレコレクション

こんにちは。酒飲みの書店員嘉村でございます。

至上の印象派展ビュールレコレクションの展覧会の広告を初めて見たのは今年のお正月くらい?だったかなあ。
私は自分が興味のありそうな展覧会はチェックして、たまに気合入れて九州を飛び出して遠出なんかもしたりしている。
でも、実は芸術とか美術はとても好きだけど、美術や芸術についてめちゃめちゃ詳しいわけではない。むしろ知らないことだらけで、美術館に行くたびにへ〜とかほ〜となるのが楽しい。

至上の印象派展に行こうと思ったのも、ポスターになっている女の子が可愛すぎて、やだ!かわいい!生で見たい!絶対行く!!くらいの動機でした笑。タイトルについているビュールレについては、なんだろう?画家の名前か??とか思いながら、ま、行ったら分かるだろうって笑。

で、行ってきました。
ジャーン!!!!

はあ、何回見てもイレーヌ嬢は可愛い。(名前も知らなかったかわい子ちゃんはイレーヌって名前でした)

そして今回、楽しみにしていたのはもちろんこの可愛い可愛いイレーヌ嬢もだけど、ゴッホ・ゴーギャンの絵!!!!!月と六ペンスというゴーギャンをモチーフにした小説を読んでから、その異常なまでの絵を描くことへの情熱と私生活のクズ感の虜になっていました!クズとか最低なこと書いたけど、本当にクズだから是非読んでみてほしい。でも大好き。本当に大好き笑。

この程度の知識と(コラ)、止まらないトキメキを胸に、いざ!至上の印象派展 ビュールレコレクション!(ビュールレって誰!)

まずはご挨拶を一読。
知りたい気持ちが止まらないからしっかり読む。

4カ国語で書かれているので外国の方にもおすすめ。

4カ国語で書かれているので外国の方にもおすすめ。

ふむふむ。ああ、なーるほど。ビュールレさんは美術コレクターなのね。戦前、戦後に活躍した実業家のお金持ちさんだったのね、あなた!気になっていたビュールレの謎は入り口で解け、すっきり。一つ知識を得れて、にんまり。

んで、このビュールレコレクションズ。今まではスイスにあるビュールレさん家を改装した(どんな広さよ)美術館で鑑賞することが出来ていたが、2020年にはビュールレさんの所蔵品は一括してチューリヒ美術館に移ることが決定しているとのこと。そう、スタートの挨拶文で今回の展覧会が日本でこのコレクションを一同に見る機会はこれで最後かもよ感がほとばしる。

もう一生ないかもしれない機会、集められたビュールレコレクシションズは64点。全てに感想を述べていたら年が明けそうなので(気づけば今年もあと半年だし)、美術館の楽しみ方とか難しそうだなっていうイメージが変わって、美術館というものを身近に感じることができるオススメの本を紹介します!

その名も、、、、、、!!!

「ミュージアムの女」宇佐江みつこ KADOKAWA

現役で美術館で働くお姉さんが書いたイラストエッセイです。

そう、いつも美術館に行くと隅の方にひっそり座っているあの人。
私もずーっと気になってました。
眠くならないのか、暇じゃないのか!(失礼)
なんて疑問!とんでもない!

美術館はとってもドラマチックで心温まって愛が溢れている場所なのです。
彼女たちが日々をどのような思いで働いているのかを知るともっと美術館のことを好きになれると思います。

クスッとホロっと、日常の中の美術の捉え方についてフランクに学べます。

詳しくなんてなくったって、なんだか気になる展覧会には行くべきなのです。
美術館はそういう場所なのです。

そう、今回の私のようにビュールレなんぞやレベルでも。笑

たいそうな事は知らなくても勝手に感性は動きます。
64点もある絵の中から、あこれは好き。と思える絵が一枚でもあったら。
何だか心の奥の方がジンとしたり、きゅっとしたりしたら。
芸術というのはそのためにあるような気がするのです。

美術展に行って知らない知識を得ることも、知らなかった絵を見て心に何か感じるのも、私たちの次の日をよくしてくれると思うのです。

ぜひ、もう二度と見れないかもしれない、ビュールレさんのコレクションを生で見てください!

ゴーギャンの絵とイレーヌ嬢に会わせてくれたビュールレさんとミュージアムの人々に感謝を込めて。

▾「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」紹介映像(東京・新国立美術館)

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

会期:5月19日(土)~7月16日(月・祝)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
※毎週金・土曜日は20時まで夜間開館(入館は19時半まで)
休館日:5月21日(月)6月4日(月)6月18日(月)7月2日(月)
会場:九州国立博物館
観覧料:一般1600円(1400円)高大生900円(700円)小中生500円(300円)
※( )内は夜間割引および団体料金(有料の方が20名以上の場合)

展覧会公式ページはこちら

※情報は2018.6.4時点のものです

九州国立博物館

住所福岡県太宰府市石坂4-7-2
TEL050-5542-8600(NTTハローダイヤル)
URLhttp://www.kyuhaku.jp/

嘉村佳奈

某大型書店の書店員です。本がすき、酒がすき、高速バスがすき。缶ビール(本当は発泡酒)を片手に九州の本屋さん、美術館、などメインにウロウロしています。読んだ本、飲んだ酒、行った場所。気ままにご紹介いたします。

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