田植えだニャン ~猫の手も借りてもらえんサニだが、~

 きのう6月17日(日)は、おれの住んでやってる家の田んぼの田植えだった。

 手伝ってくれ、と言われるかと思ったが、声もかからんかった。昔は、ほんとうに「猫の手も借りたい」くらい忙しくって、手伝いの人が泊まり込みでやってきてたりしたらしいが、今は田んぼも小さいし、田植え機も高性能なので、あっという間に終わるらしい。

 いつも農機具とかリヤカーのとこに居る”うし”。きのうは、田植えはあるし、朝から植木屋さんはやって来るし、でずっと隠れておった。用心深いやつで、最近ようやくここまで近づいて写真が撮れるようになった。

 えさもよく食べるぞ。おれの大嫌いな茶色いやつとも仲が悪くないみたいで、かわるがわるお互い邪魔せずに食べてるという。

 その茶色も、ますます我が物顔で庭を歩き回る。草花を愛でて、なんか風流な様子でもある。

 おれが脱走できた時には、こうやってあちこち匂いをかいでまわって、ゴロゴロ転がっておれの匂いをつけて消してやらないと、あいつらがますますのさばってくる。

 さて、肝心の田植えだ。今年から苗を変えたという。昨年までのヒノヒカリから、最近有名な元気つくしという品種にしたらしいぞ。さめてもおいしいのが特徴だそうだ。おにぎりに向いているのかもしれんニャ。収穫が9月の終わりから10月の頭と早くなる。

 まあ、おれはカリカリか生えさか鰹節かちゅ~るかでごはんとは縁が無いのだが。

 田植え機は非常に高いので、うちには無い。近所の持っている人にお願いして植えてもらうんですニャ。

 あっちゅう間に、どんどん植えられていく。昔の人が見たらうらやましいだろうニャ。中腰で手で植えるのは、腰が痛くなるからニャ。

 田植え機の活躍は1時間足らずで完了。あとは、「植え接ぎ」といって、機械が植えきれなかったすき間に少しずつ苗を手で植え足す。といっても、高性能な機械でプロが植えたので、ほとんど出る幕は無い。おれに頼まんはずだ。

 留守番のおれは、からだをペロペロなめるくらいしかすることがない。

 それにも限度がある。あきてしまう。

 あきれば、眠る。寝るよりラクは無かりけりじゃ。

 ところで、セパ交流戦も終わっちまった。いつも優勝してたホークスも、今回は精彩を欠きましたニャ。今年から優勝と言わないらしいが、ヤクルトが活躍した。先週は、広島カープが来ておったから、ホテルの裏にこげなクルマが停まってたらしい。当然、色は赤だ。

 そのホテルの近くのビルの地下街には、同じ赤でも「赤猫」という食べ物屋さんがあるみたいだぞ。赤い猫なら、ジバニャンだが、大分には、「あかねこ根性」という言葉があり、人の足を引っ張る、あんまし良くない性格のことらしいぞ。

 で、こちらは近所の長寿猫・しろさんだ。昨夜、Jがゴミを出しに行った帰りに連れて帰ってきた。閉じ込められて怒ってるぞ。かれこれ20年近く生きてるのはないか、という噂だ。人間ならもう90歳くらいか。それにしては、高い門柱に上がって門番とかして元気がいい。

 どうも、おれの写真はイマイチなのが多いニャ。これも後光が射している、といえば聞こえが良いが、逆行ともいえる。

 そろそろ、去年みたく 読者のみなさんに送る「かもめ~る」の準備をするから、よか写真を頼みたいとこですニャ。

 

 

※情報は2018.6.18時点のものです

サニ

 出身地不明。年齢8歳くらい。オス(去勢済み)。雑種。グレーっぽい縞模様。3年ほど前に、福岡市南区の飼い主の家に上がり込んで、飼い猫に。それまでは近くの公園住まい。生意気な猫には攻撃的だが、人には甘えん坊で勉強や仕事をしていると、必ずすり寄ってきてジャマする。かつお節が大好き。ダミ声。すきあらば家からの脱出を図る。

「サ日記」のタイトルは、紀貫之の「土佐日記」のパクり。名前と同じ32歳まで生きる予定。

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