輝く眼差しをまっすぐに-✩子どもの自立を考える~NAI・NAI起業のなまはげみきvol.24

♪NAI-NAI-NAIお金ない、NAI-NAI-NAI 場所もない、NAI-NAI-NAI でもとまらない~.

お金も人脈も知識もなく起業した太刀山美樹です。

 

私、実は、家に(刑事ドラマのように)警察が来て指紋をとっていかれた事があります。このときは本当にビビりました。今から10年以上前のことです。自分の仕事のために買った初めての大きな買い物でした。今まで使っていたデスクトップ型から、外でも仕事ができるようにと、初の“ノートパソコン”でした。この買ったばかりのノートパソコンが忽然と消えたのです。家族全員に確認しても誰も知らないと言われ、真っ青に。

 

ちょうどその頃、近所で順番に1軒ずつ盗難の被害が出ていました。回覧板で「どろぼうの被害がでています。ご注意ください」と回ってきていたため、注意していたものの完全に「うちもやられた…」と肩を落とし、110番。

姉さん、事件です…

姉さん、事件です…

何人も警察の方が来られ、ドラマのワンシーンのように耳かきの綿のようなもので、ポンポンと粉をはたきながら、犯人の痕跡を探してもらっていた時、小学校3年の息子が帰宅。家の前のパトカーをみて神妙な顔で家に入ってきたようで、そのポンポンの様子を見ると、ブルブル震えだし、ぼそぼそ小さな涙声。よく聞こえない声で私に聞きます。

 

「あ、あの…で、嘘…子どもも…?…牢屋のご飯って冷たい…と?」

 

なぬ〜〜〜〜〜〜〜!おまえか〜!!!

 

大声で叫びだしたい気持ちをググ〜っと押さえ、子どもは何と私に聞いたのか?

「嘘をついたら、子どもも牢屋にはいるのか?ご飯は冷たいのか?」

そう推測した私は、低い声で、真顔にて答えました。

 

「すごく冷たいらしいよ。…寂しくなるけど、ママは帰ってくるのを待っているから…」

 

「ひえ〜〜〜」縮み上がる息子

冷たい手錠の感覚を息子は想像したはず…

冷たい手錠の感覚を息子は想像したはず…

その様子を十分に見た後で、さらに低い声で、静かにゆっくり言いました。

 

「牢屋には行かないといけないかもだけど、心を込めて謝ろう。いっしょに謝るけん…」

 

私は、子どもに(誕生日やクリスマスの行事をのぞくと)おもちゃや洋服をすぐに買うという事はしてなく、小さな頃からできるだけ、作れるものは手作りをしていました。そのわけは、正直ちょっと余裕がなかったのと、自分で選ぶ力をつけてほしかったからです。息子はいつしか、段ボール工作をよくしていました。家も車も…パソコンは私が「自分のパソコンが欲しいな…」といっていたのがうつったのか、「みんなひとり一台ずつ作ってあげるね。あ、ママのはね、特別なボタンキーをつくったよ。これを押すと全部復活やけん」

 

そうなんです。以前バックアップをしてなかった、データーが全部とんでしまい、真っ暗な凹んだ姿を見た息子は、全部復活ボタンキーを作ってくれていました。この発想に、親バカはうれし涙をしたものでした。そんな息子が、段ボールでないパソコンを手に,テンションMAXしてしまったのでした。

 

そして、警察の方に

「ごめんなさい。この僕のバックの中にあります。僕のパソコンだと友達に嘘をついてごめんなさい。友達に見せたくて、ママに内緒で公園に持っていきました…」

どうにか言い終わったところを親として見届けると…

 

私も速攻、土下座状態に。

「親の確認不足です。このようにお時間をとらせてしまい、本当に申し訳ありませんでした!!」

「本当に申し訳ございませんでした!」

「本当に申し訳ございませんでした!」

その姿をみて息子も同じ姿勢に、それらを見た警察の方がみなさんは…。

 

「あ…泥棒がはいってないのならよかったです。これからも気をつけてください。(息子に)そっか、正直にごめんないが言えてよかった。けど、知らないともう嘘を付いたらいかんよ」

 

警察の方のあたたかい言葉に、親子でうなだれるしかありませんでした。そして、深い反省…

 

本当は「ごめんなさい!」と私の方がすぐに警察の方に平謝りしたかったのですが、まず自分で謝らせよう…と我慢。子どもが先に謝っていたのは数秒だと思うのですが、私は生きた心地はしませんでした。

しっかりお灸となった親子でした

 

こんなお話も正直に話すのが、等身大の私の子育て講演会です。

 

8月24日は、午前は私が専業主婦ママ時代、地域のボランティアに参加し、社会にでていくきっかけとなった思い出の場所、西新公民館にて、ベビー対象のパパの子育て講座を開催しました。

この“パパの子育て”も別にまとめますが、私が「鼻呼吸で集中力UP」の話をしていたら、「夫は年中鼻炎もちなので、帰ってからも息子鼻呼吸を苦しそうに必死に教えていました(笑)」と感想メッセージをいただき、なんだか私もしあわせな気分になりました。

聞いている方もいつの間にか参加していく講演の形です。

聞いている方もいつの間にか参加していく講演の形です。

午後は、MIKIファニット8周年記念講演。

「子どもの自立を考える」をテーマにお話をさせていただきました。小さなお子さま連れの方も多く、中には大分からおばあちゃん、弟さんとご家族で来てくれた方、ご夫婦での参加や教育関係や、男女共同参画の方も遠くから駆けつけていただきました。意識の高い方ばかりの様子に、こりゃ〜〜みなさんの話も聞かないともったいない!!

ご家族で大分から来ていただきました。

ご家族で大分から来ていただきました。

後半はみなさんと全員で、<子どもの自立を促すために、気をつけている事>をまとめていきました。すると「ビニル袋を持っていき、公園のゴミを子どもと拾って帰る」という意見もでてきて。それは小さな時から、社会の一員である事を意識していってくれるように・・と

 

そこで、終了後、参加いただいた方々に、子どもの自立のために、どんなことを具体的にしているかをうかがうと、すてきな意見が集まったので、ご紹介します。

後半のグループワークに集中できるように、ミキファニスタッフは託児を担当。翌日、二の腕が筋肉痛の人もいました、、、。

後半のグループワークに集中できるように、ミキファニスタッフは託児を担当。翌日、二の腕が筋肉痛の人もいました、、、。

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地域のイベントなど自分が関わるところに子どもを連れて行く。

(自立させたいからこそ、絶対に一人で生きてくのは難しいと、つながりを大切にさせたい)

 

スイミングスクールに送迎するのに、親も隣のコースで泳ぎ、同じ大会に出場。そのためか?皆勤賞で2人とも通っています。

(親や大人が、楽しんでいるところ、挑戦しているところ、頑張っているところを背中でみせたい。)

 

外食する際、自分でお店の方に伝える。子ども用の取り皿や、スプーン、水のおかわりが欲しい、帰りはお店の方に「ご馳走さま」を言うなど。

(自分の要望は自分でお店の方に伝えるように)

 

毎朝、登園時にすれ違う人や、開店準備をしている床屋のおじちゃんには、意識して挨拶する。

(地域の一員という意識もあるし、顔見知りになっていると何かの時に助けていただき、子どもを守ることにも繋がるかと思って)

 

子どもとゴミ拾い。100均でゴミばさみを準備し、区役所でボランティア用のゴミ袋を貰ってきてゲーム感覚で行っています。

(散らかったままで「イヤねー」と言いながら遊ばせているお母さんもいる中、散らかす人になってほしくないし、通りすがりの知らない人から褒められる事もあり交流も楽しんでいます)

 

たくさん話しかけるようにしている。また私がたくさん人としゃべっているところも見せたい。

(コミュニケーション能力を向上して将来の役に立てて欲しい)

 

気づかれないように9割方手を貸し、1割の達成感を味わわせる。

(本人が、ちょっと手を伸ばせばクリアできるところを見極めて、こっそり手を貸し、やればできるの自信をつけさせる)

 

決まった額のお小遣いを渡し、小遣い帳で管理する。

(一ヶ月毎だと、管理の仕方を忘れるから、一週間毎にお小遣い渡し及び約束などの確認)

 

小学生になったら一人で、携帯電話もない状態で公共機関に、20分の距離を乗っていかせた。

(自分で人に聞くなど、自ら人と関われるようになってほしい)

 

小さいときから夫の職場へ娘を連れて行き、制服姿の父に会わせて「パパ、お仕事頑張っているね。カッコいいね」と説明しました。また「親の言うことを素直に聞く10歳くらいまでに、ひととおりの家事を仕込む」という方針で、料理やミシンかけ、ボタン付け等を男女問わず教え込んだ。

(自立のまず第一歩だと思っています)

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ささやかな事なんだけど・・と教えてくださったみなさま。このささやかなって大事だと思っています。具体的な行動だとわかりやすく「私もこれならできそう!」いう方もいるはずです。また、この続きもなまはげコラムにて、お伝えしていきたいと思っています。

 

親とは「木の上に立って見守る存在だ」だから自主性をのばすには、子どもを見守ることが大事!と、頭ではわかっていても、ついつい我が子には口を出したくなりませんか?と、先週のなまはげコラムで、他人の釜を食べさせる自然体験の話を書きましたが(vol.23「ときに挑戦を!」)、つながる話だなと思っています。

 

自分で考え、自分で人生を切り拓く、そんな未来の担い手の育成を私たちもサポートしていきたいです。

 

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 【火曜サスペンスMIKI劇場は、毎週火曜日午後10時更新です】

※情報は2014.8.26時点のものです

なまはげみき 太刀山美樹

福岡県筑後市出身。23歳で結婚出産。地域のママサークルが口コミで広がり、その後「きみ、おもろいね」とNHK福岡や、学校講師に、街角でスカウトされ経験を積む。2006年MIKIファニットを起業。

「どうせ無理と諦めてる子いねえ~が!」

と喝をいれる<幼児教育界のなまはげ>としても活動中。

好きな言葉「来た球は打つ」

MIKIファニット  http://www.mikifunnit.com

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