【Hiromi Abe】何かのためオバチャンは信じて乗り切れる-from西日本新聞「わたし活性化計画」面-

どこに行ってもオバチャンは元気ですね。私もよく「いつも元気ねー」と言われます。それはオバチャンだからではないと言い張ってきましたが、そろそろそうも言えない年になりました。

それでは、オバチャンはなぜ元気なのか? 私だって20代や30代のころは、周囲の人間関係に悩み、自分の将来について悩み、何のために生きているのかと考え込んだこともあります。オバチャンになるとそんなこと忘れてしまうのか? いえいえ、そうではありません。それはきっと経験値のなせる技でしょう。

私は人に会うのが大好きで、若いころは営業の仕事に走り回っていました。ところが20代後半のころ、兼務で経理の仕事をやるように言われ…。このルーティンワークがどうも苦手。7、8年イヤイヤやりましたが、この知識が思いのほか役立ったのが2008年、45歳で起業したときでした。「あー、何事も無駄なことはないな」「積み重ねた材料が多いほど人生の選択肢は増えるんだ」とはっきり分かったのです。

主婦と企業をつなげるイベントを数多くプロデュースしています

主婦と企業をつなげるイベントを数多くプロデュースしています

 

趣味のマーチングバンドで20代や30代と一緒に汗を流しています

趣味のマーチングバンドで20代や30代と一緒に汗を流しています

石の上にも3年といいますが、大抵のことは大体3年経験すると見えてくるものです。人生ではそれが30年くらいだと思うのですが、大人になって30年もたつと、何か悩みが出てきたとしても「きっと何かのためだわ」と信じて乗り切ることができるんです。だからオバチャンはいつも「大丈夫よ~」とカラカラ笑っていられる。若い間は、まだその効果検証をしている途中だから悩むのです。

 

誰も一足飛びに「大丈夫よ~」と思える側には来られません。でも、みんな必ずオバチャンになりますから、そのときは一緒にカラカラと笑いましょう。

 

※情報は2013.11.19時点のものです

阿部博美

主婦のアイデアや視点、経験を企業戦略につなげる「主婦力プロデューサー」。人材派遣業でさまざまな業界、企業の内情を垣間見た経験を生かし、キャリアコンサルタントとしても活躍中。NPO法人「ママワーク研究所」副理事長。

阿部博美さんのブログ:http://profile.ameba.jp/officepaz/

この記事もおすすめ