自然素材を使って“古代アクセサリー”を作ってみた

考古学に興味・関心がある女性たちが月1回、九州国立博物館のスタッフとともに活動している「きゅーはく女子考古部」。9月に開催した4期生5回目の活動では、“貫頭衣に合う、自然の素材を使った古代アクセサリー作り”に挑戦しました。

用意された素材は、【滑石(かっせき)】【鹿の角】【ベンケイ貝】の3種類。古代の人たちは、【滑石】はやわらかく削りやすいので『勾玉』の素材として活用、【鹿の角】や【ベンケイ貝(貝殻)】は、肉や身を食べた後の副産物として、釣具などの日用品やアクセサリーの部品に加工していたそうです。

顧問の説明に部員たちは興味津々!

顧問の説明に部員たちは興味津々!

続いて、アクセサリー班のお二人が、調べたことや実際に作ってみた感想をレポート。3つの素材の特徴をまとめた資料や、各素材で作ったアクセサリーを披露してくれました。

鹿角でつくった笛

鹿角でつくった笛

滑石の勾玉にマニキュアを塗ってツヤツヤに☆

滑石の勾玉にマニキュアを塗ってツヤツヤに☆

これだけではありません。鹿角の臭みを除くためにお湯で煮てみたところ、ダシが出ている!?とのことで、鹿角スープまで登場。その味付けとは・・・?(詳しくは「九博ブログ」をチェック)

それでは、いよいよ実技の時間です。
部員たちはそれぞれ素材を選び、砥石ややすりなどで削ったり磨いたりして、形を整えていきます。

定番の勾玉はもちろん、しずく型、お花型などなど、思い思いの形にアレンジ。現代でも十分に通用するオシャレなデザインに仕上がりました♪

勾玉

勾玉

しずく型

しずく型

お花型

お花型

鹿角や貝殻の素材はより労力がかかるのですが、そこは機械を使って挑戦。これらの電動工具がなかった時代はどうやって作っていたんだろう・・・と、古代の暮らしに思いを馳せて黙々と作業を続けました。

貝殻に大きな穴をあけるのにも一苦労。

貝殻に大きな穴をあけるのにも一苦労。

そんなこんなで苦労して完成した古代アクセサリーがこちら!

貫頭衣にはもちろん、現代の洋服にも合いそうな素敵なアクセサリーが完成しました。

7月は石包丁8月は貫頭衣づくり、そして9月は古代アクセサリーづくりに挑戦し、着々と古代人に近づいてきている(?)部員たち。10月の活動もぜひご期待ください!

※きゅーはく女子考古部の詳しい活動内容は、九博ブログをチェック!

きゅーはく女子考古部HPはこちら

※情報は2018.10.18時点のものです

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