目的は「仕事しないこと」!バリ島でいのちの洗濯。

リゾートの魅力を遅ればせながら知った、40代も半ば。もっと早く知っておくべきだった・・・。
自分の休息管理能力の無さを今から改善していこうと誓った秋です。

リゾート気分を味わえるモザンビークの事務局の近所の美しい海。
多くの外国人客が訪れます。私は子供たちと月に2回ほど散歩します。

リゾート気分を味わえるモザンビークの事務局の近所の美しい海。
多くの外国人客が訪れます。私は子供たちと月に2回ほど散歩します。

モザンビークでNGOを始めて5年が過ぎ、毎日が目まぐるしく
「忙しい、時間がない」が口癖になり、日本に住んでいた時よりも
体重は7キロ以上減って、消耗する日々。毎週ある停電が強制的な休息になっています。

そして日本に戻ったときは、モザンビークで痩せた分、たくさん食べて、
太って、そしてモザンビークに戻るというのがお決まりなのですが、
今年は、なかなかうまくいかない。

というのも今年は日本でマコンデ族の音楽と文化交流ツアーを実施しつつ、
次年度の助成金を申請する準備をし、同時に今年の春からモザンビーク北部で起きているゲリラ活動への支援活動の仕事、仕事、仕事三昧。

二年前から仕事量を減らす気持ちはあったものの、なかなか実行できず。汗。
今年は例年より忙しく、日本にいても食事量も減って、体重が増えないことが悩みでした。
加えて、お世話になっていた方が若くして続けざまに急逝されたことあり、
心身ともに活力が、ぐーんとダウン。

これはもう、ほんといい加減、強制的に仕事をしない期間を作らないと危ない!

と、私のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)が、黄色信号から赤信号になったため、
善は急げと、バリ島なるリゾート地に初めて行ってきました。

目的は、仕事をしないこと。食べること。

ウブドのモンキーフォレスト

ウブドのモンキーフォレスト

人が多いバリ島の繁華街クタは避け、島の中心部のウブドで5日間ほど過ごしたのですが、「嗚呼、これが命の洗濯というものか!」と、超絶痛感。
旋回しすぎる思考のスピードも、ゆったりとなり、
ひどかった肩こり・疲れ目は、どこに行った?(バリマッサージをしてもらいました)
なかなか出なかった食欲もあれよあれと回復。

こころの底から声を大にして言いたい。

世の仕事人間よ、無理やり休め!と。

まあ、私が休息の必要性に気づくのがあまりにも遅すぎたわけです。
これまで、全くもって興味がなかった「リゾート」(風光明媚で、のんびりとリラックスできる場所)への関心も芽生えた!

写真のケチャダンスをはじめ、舞踏やガムラン音楽も楽しみました。

写真のケチャダンスをはじめ、舞踏やガムラン音楽も楽しみました。

さて、バリ島では土着の信仰とインド仏教、ヒンドゥ教が習合した
バリ・ヒンドゥを信仰する人たちが90%を占め、各家庭の家の敷地に家寺があります。
信仰深く、地域の冠婚葬祭やお祭りごともとても多くて忙しいとのこと。

お仕事もして、お祭りもあって、休む暇が無い生活では?と聞いてみると、
「私は、あなた。あなたは、私。喜んで行うことは疲れない」と、
頭が下がるお答えが戻ってきました。

もうひとつ、魅了されたのは、亡くなると火葬して、骨を砕いて、ココナッツの殻に入れ、海に流す。死者の魂が家寺に戻るという葬儀の方法と考え方です。

バリ・ヒンドゥという信仰、そしてバリ島のさまざまな舞踏様式が脈々と受け継がれて多くの人たちに知られているのも、バリ島が観光地であることも大きな要因になっていると思います。

観光が伝統を守るツールになっている。
モザンビークでは民族言語や文化の希薄化が急速に進んでいるため、
言語や文化の保存と振興活動が必要であると、モザンビークのいのちをつなぐ会でも昔物語や伝統文化の研究活動に着手し始めたところです。バリ島での経験は、モザンビークでの伝統文化の保護の観点からもとても勉強になりました。

みなさんの次のバカンスは、どこへ旅しますか?
渡航費や物価、経験の素晴らしさから言うと、仕事の出張以外での海外旅行経験がほとんどない私は、バリ島イチオシですが、モザンビークにも世界遺産のモザンビーク島等、リゾート地はありますよ。

日本人の方にもモザンビークに一度は、来ていただきたいのですが、治安面や交通の便で、なんせハードルが高い。
刺激的で疲れてもオッケイ!という方は、ぜひモザンビークまで旅チャレンジしてください。

モザンビーク島の海

モザンビーク島の海

以上

【NGOモザンビークのいのちをつなぐ会への募金はこちらまで】
三井住友銀行 天神町支店: 717    (普)1920099
名義:モザンビークのいのちをつなぐ会 代表榎本恵

モザンビークのいのちをつなぐ会HPはこちら

※情報は2018.11.1時点のものです

榎本恵

アフリカ南東部のモザンビークで、教育支援や人材支援、環境保全、公衆衛生設備などに取り組む。日本とモザンビークの相互理解のためのイベントなども開催。モザンビークのいのちをつなぐ会代表。http://www.tsunagukai.com/

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