クオリティ高すぎ!ミニチュア古墳をつくってみた

2019年1月。最初の「きゅーはく女子考古部」の活動は、オリジナルのミニチュア古墳づくりに挑戦しました!

古墳とは、3世紀半ばから7世紀にかけて盛んにつくられた土を高く盛り上げたお墓のことです。先日、奈良県の石舞台古墳に行ってきたのですが、土を盛り上げてつくった墳丘が失われ、横穴式石室が露出しています。なかなかの迫力でした。

埋葬されているのは蘇我馬子が有力視されています。

埋葬されているのは蘇我馬子が有力視されています。

さて―。ミニチュア古墳づくりを始める前に、作るときにポイントとなる古墳の形と石室について学びました。

古墳のかたち

上から見ると鍵穴状の、前方後円墳、円形の円墳、四角形の方墳…などなど、古墳にはいろいろな形のものがあります。

石室

石室は御遺体が安置されている場所です(最初の石舞台古墳をご参照ください)。

石室の構造は大まかに、竪穴式と横穴式の2種類があります。

■竪穴式石室

盛土の頂上部分から穴を掘り、石を積み上げていきます。棺を入れた後で、天井部分を石でふさぎ、更に土を盛って、古墳が完成します。

■横穴式石室

先に石室の石を積み始め、土も同時に盛っていきます。古墳の横面に入口があるので、開閉しやすく、複数人埋葬できるのが特徴です。

基礎的な知識を身に着けたところで、さっそく活動スタート!

今回使用した材料は…

●小麦粘土や工作用粘土
●園芸用の砂利や石
●プラスチックケース

どれも簡単に手に入るものばかりです。てっきり「古墳づくりキット」なるものがあるのかと思ったのですが、こんな身近にある材料でできるなんて驚きました。

作り方は簡単。プラスチックケースに粘土を敷き詰め、砂利や石を置きながらオリジナルの古墳を完成させていきます。

ケースいっぱいに前方後円墳を作る人や・・・

ケースいっぱいに前方後円墳を作る人や・・・

棺の中に骸骨を入れる人も!リアル・・・

棺の中に骸骨を入れる人も!リアル・・・

子どもから大人まで集中して古墳づくりに励む部員たち。

そして、ついに完成お披露目会!中に埴輪が置かれた古墳や鮮やかな装飾古墳など、個性豊かな古墳が次々と披露されました。

月夜の演出もお見事です。

月夜の演出もお見事です。

王塚古墳(桂川町)をイメージした装飾古墳。

王塚古墳(桂川町)をイメージした装飾古墳。

顧問一押しの逸品。

顧問一押しの逸品。

このクオリティの高さはいったい・・・。脱帽です。

もっとも、制作途中で石室の天井が崩れるなどうまくいかない局面も多々あり、活動を通じて古墳づくりの難しさを体感した部員たちでした。

※きゅーはく女子考古部の詳しい活動内容は、九博ブログをチェック!

※情報は2019.2.18時点のものです

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