令和元年の夏におススメの本を一挙ご紹介!

 これから夏本番ですね! 海や山、BBQ、フェスなどアウトドアイベントもめじろ押し!
 イベントの最中に読んでもOK、家でのんびりしながら読んでもOK。
 そんな、皆さんに読んでいただきたい本を紹介します!

謝罪の極意 頭を下げて売上を上げるビジネスメソッド
(越川慎司・著/小学館)

 仕事にミスはつきものです。しかし、そのせいで取引先に謝罪に出向かなければならないとしたら、逃げ出したくなる人もいるでしょう。この本はそういうときに、どう振る舞えばいいかということを丁寧に教えてくれます。第2章に「実録」として収められている著者の謝罪体験は、気の弱い人は読まない方がいいんじゃないかと思うほど恐ろしかったです。そうした事態を見事に解決していく方法は、覚えておきたいものばかりでした。

 

10歳までに身につけたい 一生お金に困らない 子どものルール
(三浦康司・著/青春出版社)

 お子さんに「お金に困る人生は送ってほしくない」と願う、すべての親御さんにオススメの一冊。キャッシュレス化が進む世の中でも、お金の大切さを実感し、正しく使えるようになるためのノウハウを教えてくれます。お小遣いの一部は必ず他人のために使わせる、家族で定期的に「おこづかいサミット」を開催するなど、一つ一つのアイデアがユニーク。文章は易しく、イラストも豊富なので、小さな子とも一緒に読めますよ。

 

ザ・フォーミュラ
(アルバート=ラズロ・バラバシ・著/光文社)

 あなたにとって、「成功」とはなんですか。出世や名声、金銭など外部的な報酬? それとも、自分自身の成長や満足感といった内部的なものでしょうか。この本を読んで分かったのは、外部的な成功については、すでにその法則が科学的に解明されているということです。どんな分野にも通じる普遍的な成功の法則が5つ紹介されています。自分は努力しているのに、なかなか成功できないと悩んでいる人は、一度目を通してみてください。

 

井上陽水英訳詞集
(ロバート キャンベル・著/講談社)

 井上陽水氏の曲の歌詞はちょっぴりヘンです。「夏が過ぎ風アザミ」では、アザミは春の季語ですし、そもそも「風アザミ」なんて言葉はありません。ですが、そのことに気付いたのも本書を読んでから。逆に言えば、日本語として正確ではなくとも、歌詞から想像を働かせ、気付かないうちにその美しさを味わっていたのでしょう。それに驚くとともに、翻訳の難しさと妙味を感じます。「日本語っていいもんだなあ」。そう思える一冊です。

 

女の偏差値
(林真理子 著/マガジンハウス)

 大人気エッセイ「美女入門」のシリーズ第17弾。セレブにブランド物に有名レストラン、ゴージャスなパーティーなど、女子の憧れがてんこ盛り。大御所、林真理子のキラキラ部分全開です。昔は著者自身がキラキラを目指して相当な野心を持ち、今のステージに上り詰めたはず。だから今度は読者が刺激を受け、キラキラを目指すのです。自分の輝きをひたすら見せる。それこそが、人を引き付け導くための最高の方法なのかもしれません。

オバペディア
(田丸雅智・著/潮出版社)

 ショートショートといえば、星新一さん、だったのですが、1話目を読んで「これまた楽しみなショートショート作家に出合った」と心のなかで思わず小さくガッツポーズをするほどでした。1日24時間のうち5分、読書タイムを設ける。読書が苦手な人に、本を読みたいけれど忙しくて長編小説になかなか手を出せないという人におすすめしたい1冊です。

ハーバードの日本人論
(佐藤智恵・著/中央公論新社)

 米・ハーバード大学の教授たちが、それぞれの専門分野の視点から日本人の特性について語る1冊です。お堅い本かな、と思って読み始めたのですが、いやいや、飲んでいたタピオカがのどに詰まりそうになるほど驚きと発見に満ちていました。日本人が掃除好きな理由や、どうして日本人は「ドラえもん」や「アラレちゃん」のようにロボットを友達として扱うか、などなど。鼻からタピオカ、もとい、目からウロコが落ちまくること間違いなし!

 

赤い白球
(神家正成・著/双葉社)

 戦争小説は、テーマが重たいので敬遠しがちになりますが、この本は戦争や差別と甲子園や野球を織り交ぜているので、重たさがしっかり伝わりつつ、なじみ深く読めます。手に取れば一気読み必至の作品です。戦争を知らない世代が増え、やがて現実味のない時代になるのだろうと思います。だからこそ、こうした戦争小説は一人でも多くの人に読んでもらいたいです。

 

これでいいんだ!自炊ごはん
(市瀬悦子・著/学研プラス)

 1人暮らしでも、コンビニや外食、お弁当屋さんなど、それなりに食べるものには困らないかも。でも栄養が気になるしお金はかかるし、何より味に飽きる! ぜひ自炊生活にトライしてほしいと思います。ネットのレシピを見る前に、本書でまずは基本をしっかりと。筆者も昔、小林カツ代さんの入門書をボロボロになるくらい参考にしました。簡単で分かりやすい1冊を使い倒せば、腕はぐんと上がります。料理が楽しくなりますよ!

 

日本茅葺き紀行
(日本茅葺き文化協会編/農文協)

 たくさん写真が載っている本なので、まずはぺらぺらとページをめくりながら里山の風景になじんでいる「茅葺(かやぶ)き」を見ることから始めるのがおすすめです。気になったページで立ち止まり、よく読み込んでいくと、「茅葺き」がただのノスタルジーではないことが分かってきます。里山の自然と共存し、村の社会に支えられた、実に巧妙な仕組みの中に「茅葺き」も位置づけられていたことに感動を覚えます。

 

 今回も、さまざまなジャンルのおすすめしたい本をたくさん紹介しました。
 皆さんの読書時間にピッタリの一冊が見つかればうれしいです。
 それでは、次回もお楽しみに!

※情報は2019.7.18時点のものです

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