【サニドン引き】夫の実家でうんぬんかんぬん(サ日記)

 荒猫のサニです。喧嘩っ早くて、荒っぽいことでは、誰にも負けないおれではあるが、ケガで生傷が絶えないのは、困ったことだ。エリザベスカラーという傷口をなめて悪化させないためのヘンテコなものを付けられるのは、ほんとイライラするし。胸の傷もようやく肉が盛り上がって乾いた、ということで、先週の金曜日にようやくそのエリザベスカラーを外してもらった。ほっとした。

 ほらっ。軽やかになったおれの首回り。飼い主たち人間だって、あんな妙なものを付けさせられたら、たまったもんじゃないだろう。

 これが、ほんものの「エリザベスⅠ世」だそうだ。何が悲しゅうてこんなものを首のまわりに。

 エリザベスカラーを装着され、怒り心頭のおれ。

 「戦うTシャツ屋伊藤製作所」のホームページに人間の手術後用のエリザベスカラーが出来ました、というのが載っているが、どうも胡散臭い。睡眠や食事のじゃまにもならず、快適。とは、そんな馬鹿ニャ。

 

 こいつ、以前おれにケガさせてくれた近所猫・まめだ。飼い主がまめと呼んでいるが、ほんとにそうなのか、未確認だ。近所の猫を沢山飼っている人が、子猫がいなくなったと「猫探偵」に頼んだり、チラシを配ったりして、「うちのまめがいなくなった」と言ってるのを見て、その後こいつがまめだ、と決めつけている。

 一応まめは、姿形が良いことに自信を持って、のぼせ上がっている、というのが、おれの評価だ。最近はわが家にはやって来ないので、喧嘩はしてない。

 時々、しろさんが門番をしてるとこで、今回はまめが門番をしてたようだ。Jがカメラを向けると、あわてて降りて隠れたという。写真を撮られると、魂を抜かれるという話を信じ込む明治時代の日本人の感覚なのか。

 草むらの中に逃げて行った。たぬきに間違えられるなよ。毛並みが似てるからニャ。

 このサ日記のタイトルも、わけがわからんと思う人が多いことじゃろう。なんか、この親サイトの「ファンファン福岡」では、「姑にドン引き」とか「何とかのママ友にドン引き」というドン引きシリーズのタイトルの閲読が多いらしいので、便乗することにした。間違って、このサ日記に誘導され、そのまんまサニファンになる人もいるかもしれん。おれは、Nからは、「サニドン」とも呼ばれているから、まんざら関係無いわけでもなかろう。

 

 エリザベスカラーが取れたとて、外出がままならんおれは、鯛焼きを相手に所在なく過ごす。

  きょうは、飼い主どもが畑の草取りに行ってしまって、つまらん。

 せっかくだから、鯛焼きを送ってきてくれた読者さんからのメールを披露してやろう。

    ↓

さて、一昨日の「サ日記」では、鯛焼き君と遊ぶサニさんを楽しく拝見出来てとても嬉しかったです。 こちらこそありがとうございました。 是非、これからも鯛焼き君を「サニ軍団」の一員として仲良くしていただけると幸いです(^^)

 

 サニ軍団といっても、孤高の猫であるおれは、子飼いの仲間はいない。かつて弟子として可愛がったクロシロもいつしか来なくなった。この鯛焼き君を一の子分として遇することにしよう。

 こっから先しばらくは、貫禄猫のしろさん特集だ。かつて可愛がってもらっていたおじいさんが亡くなってからも、ずっと活躍を続けている。一時よだれをたらして動きが鈍るなど、弱っているのではないか、と心配されたが、その時よりずいぶん元気に動き回るようになっている。おじいさんが、おのれの命をこのしろさんに託して旅立ったのではないか、という話もある。

 風格のある面構え。動物園の猛獣のようだ。

 うちを行きかう他猫連中も、しろさんには手出しできない。

 地べたと保護色のように一体化している。空中からタカやワシなどの猛禽類が見下ろしても、見つけにくいぞ。

 ん、何か見つけたかニャ

 年老いても鋭い眼差し。

 なるほど、おれの天敵ことクロが来てやがる。

 しろさんくらいになると、小物が来たところで、びくともしない。悠々と昼寝を決め込む。

 トシは取っても、愛嬌も忘れんぞ。

    うむ。

     微動だにしない。

 なんか、あっちに黒っぽいのがおるニャア。

 しろさんに射すくめられるクロ。

 しかし、われ関せずとそっぽを向くしろ。クロも背を向け、黙々と食べる。おれには真似の出来ん境地だ。

 食べ終え、満足の体。やはり、しろさんには一目置いている。

 それにしても、人の家のえさを食べてつやつやしてやがる。

 茶もうしも、全然来んぞ。

 おれは、部屋の中でぼんやり外を眺めるのみ。刺激はないが、これもしあわせの一つの形。

 テレビでは、加山雄三さんが、運転免許を返納した、と語っている。若大将といわれた彼も、反射神経が鈍ってきて、バイオハザードをやっても、すぐやられるようになってきたそうだ。

 船の操縦のほうは、続けるのか。そういえば、光進丸が火事で焼けたあと、どうなったんだろう。

 鯛焼きと戯れるおれの姿、好評だ。送ってくれた人だから、当然かもしれんが。

がぶ!

 ああ、眠くなってきた。本日は、」こんなとこですかニャ。

 次回は、別の読者さんからのおたよりと猫さんの写真を紹介しましょうかニャ。

 

 

 

 

 

 

 

※情報は2019.9.17時点のものです

サニ

 出身地不明。年齢8歳くらい。オス(去勢済み)。雑種。グレーっぽい縞模様。3年ほど前に、福岡市南区の飼い主の家に上がり込んで、飼い猫に。それまでは近くの公園住まい。生意気な猫には攻撃的だが、人には甘えん坊で勉強や仕事をしていると、必ずすり寄ってきてジャマする。かつお節が大好き。ダミ声。すきあらば家からの脱出を図る。

「サ日記」のタイトルは、紀貫之の「土佐日記」のパクり。名前と同じ32歳まで生きる予定。

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