2019読書の秋到来!

 めっきり寒くなってきましたね!
 ついこの前まで、夏服だったのがウソのような肌寒さ!
 季節は秋! ということで、読書の秋におすすめの本を紹介いたします。

 

「ラグビーまあまあおもろいで! あなたの知らない楕円球の世界」
(大畑大介・著/潮出版社)

 テレビ中継などでラグビーを目にする機会が増え、興味を持ち始めている人も多いでしょう。そこからもう一歩関心を深めるのに、この本は最適です。ラグビーが「数あるスポーツのなかで最も番狂わせが起きにくい競技」ということを知るだけでも、2015年に日本が南アフリカに勝ったことが、どれだけすごいかが分かります。最新のW杯観戦に役立つ注目選手や見どころが紹介され、基本ルールも図解で分かりやすく解説されています。

 

 

『「家族の幸せ」の経済学』
(山口慎太郎・著/光文社)

 経済学者の著者が、恋愛から結婚、出産、子育て、離婚まで、家族にまつわるさまざまな研究データを紹介してくれます。読んで驚かされるのは、「赤ちゃんには母乳が一番」「離婚は子どもに悪影響」といった、私たちが常識だと思い込んできたことが、ことごとくデタラメとして覆されていくこと。家族の形も幸せの形も人それぞれ。画一的ではない、自分たちなりの幸せな家族を作るためのヒントをくれる1冊です。

「まるごとわかるタマゴ読本」
(渡邊乾二・著/農文協)

 とにかく著者の“卵愛”に圧倒されます。卵にまつわる歴史や栄養や調理法など、ありとあらゆる卵の話がこれでもかと詰まっていて、読みだしたら面白くてやめられない止まらない「タマゴ事典」です。卵ごはんが無性に食べたくなること請け合い! もうコレステロールを気にして卵を控えるのはやめます。目玉焼きを作るときはそっとフライパンに落とすようにします。その理由がなぜかは…ぜひこの本を読んでみてください。

「ついた脂肪が即スッキリ! 医師が考案 おかずみそ汁ダイエット」
(工藤孝文、北嶋佳奈・著/学研プラス)

 恥ずかしながら自分はみそ汁どころか朝食をほとんど作っていなかったのですが、本書を手に取ったことで、朝を、1杯のみそ汁とご飯から始めるようになりました。特に気に入っているのは、やっぱりレンチンでできる簡単レシピです。中でも「ごろごろポトフ風みそ汁」は、ポトフと遜色ないおいしさと手軽さでリピートまっしぐら。本書では「まず3週間続けること」をすすめられていますが、あっという間に過ぎてしまいそうです。

「アウシュヴィッツのタトゥー係」
(ヘザー・モリス・著/双葉社)

 映画やドラマなど映像の世界でも、文学の世界でも、第2次世界大戦中の狂気を扱った作品は星の数ほどもあります。いくら時間がたっても、戦争という犯罪を、ナチスの狂気を、決して忘れてはならないと考える人たちが多いので、次々に名作が生み出されてくるのでしょう。この作品は、強制収容所という極限状況を生き延びた恋人同士の物語の姿を借りて、平和であることがいかに人を幸せにするか、切々と訴える名作です。

「オートリバース」
(高崎卓馬・著/中央公論新社)

 1980年代を知らない世代ですが、まるで当時の様子を目の当たりにしているかのような錯覚に陥りました。今では信じられないようなアイドルとの交流、親衛隊の様子に驚きを隠せません。と、同時に誰かを好きになること、何かに夢中になることの幸福感とはかなさを教えてくれる作品です。当時を知る人や小泉今日子さんのファンにはたまらない1冊になると思います。

 

「あなたの脳のしつけ方」
(中野信子・著/青春出版社)

 ああ、私の集中力のなさといったら! …でも、見ちゃいますよね、スマホ。すきあらば。こちらは、そんな私と同じ悩みを抱える人におすすめの本。脳科学者の著者が、集中力から判断力、記憶力、さらにモテ力まで、人生の役に立つ「脳力」の伸ばし方をやさしく教えてくれます。「集中力がないのは当たり前」、「優柔不断の人のほうが長い目で見れば成功する」といった目からウロコの言葉も。ダメな自分に自信も付いちゃう1冊です。

「シリーズ人体 遺伝子 健康長寿、容姿、才能まで秘密を解明!」
(NHKスペシャル「人体」取材班・著/講談社)

 お酒に強いか弱いかは遺伝的に決まっているとは、よく知られています。同じように、カフェインの分解能力にも個人差があることを知っているでしょうか。日本人の場合、10~20%は「コーヒーに弱い」人がいるのです。コーヒーに含まれるポリフェノールが心臓にいいと評判ですが、コーヒーに弱い人はむしろ、心筋梗塞の発症リスクが高まってしまいます。こうした遺伝子研究から分かった最新の知見を教えてくれる本です。

「潜入ルポ amazon帝国」
(横田増生・著/小学館)

 アマゾンのサービスやビジネスの成り立ちについて、非常に勉強になりました。アマゾンで買い物する全ての人におすすめの1冊。便利さは、さまざまな犠牲の上に成り立つことを肌で感じ取ることができます。読み進めるうちにアマゾンに対する嫌悪感がこみ上げてくるのですが、それでも必要であればアマゾンを利用してしまうのでしょう。どうすれば、この世の中がもっと良くなるのかまで考えさせられました。

※情報は2019.10.17時点のものです

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