サニは生きておるからニャ【ずいぶんと久しぶりのサ日記じゃ】

 どうもどうも。すっかりごぶさたしました。

 みなさんお忘れかもしれませんが、福岡在住、猫のサニです。

 2か月近くサボったが、ほんとうに久方ぶりにサ日記を書きますぞ。

 

 

 

 

 相変わらず、こげなふてぶてしい有り様のおれだ。かかりつけ医のイノマタ先生の見立てによると、10歳くらいのベテラン猫だが、まだまだ勢いも元気もある。

 最近は、危ないからと外出もさせてもらえんので、うっぷんはたまるばかりだが、ケガも無く、毛並みはツヤツヤしておる。人間のサッカー界では、キングカズとやらが元気だが、おれもそんな感じ、「生涯現役」の意気込みだ。

 おれの上を行くベテランが、このしろさんだ。おれは、今の家に居着いて5年になるが、その2年前に先代猫のみぃさんが病に倒れ、天国に旅立ったと聞く。そのみぃさんと同時期にこのあたりで活躍してたのがしろさんであり、その頃すでに「レジェンド化」してたそうだから、何年生きてるのやら。少なくとも、20歳にはなってるんじゃないか。

 人気漫画「俺、つしま」に23歳まで長生きしたズンねえさんという大物猫が登場するが、それに近い存在といっても良い。

  見れば見るほど味があるというか、渋い年輪を感じる風貌だ。オスなのかメスなのか、もはやそんなこともどうでもいい。しっぽを身体に巻きつけるさまは、短いしっぽしか持たんおれには出来ない芸当だ。

 ひと頃一人暮らしのおじいさんと一緒に暮らしていたようだが、その人も亡くなった。一説によると、そのおじいさんの生命をいただいて長生きしている、というぞ。

 こやつも、わりと古株の近所猫「まめも」だ。その名も、うちの連中が勝手にそう呼んでるだけで、本名はわからん。そもそもおれと仲の悪い「まめ」がいて、そのまめに似てる「まめもどき」だということで、まめもになっている。まめは、おれ同様しっぽが短く、まめもはしっぽが長い方だ。似てるからきょうだいかもしれん。どっちも毛並みがツヤツヤしている。

 車の下からおれの家の庭を虎視眈々と狙っている。おれが外に出られないのを知ってるので、入って来放題のようだが、最近でかい顔して居座るやつがいるので、入りにくいのかもしれない。

 それがこのクロだ。こいつがのさばるようになってから、常連だった「茶」も「うし」も、とんと見かけなくなった。

 何度かこのサ日記にも書いたように、「黒猫は温厚」というのが定説だ。しかし、この顔を見てもわかるように、クロは、なかなかに好戦的だ。おれも、追っかけていったのは良いが、引っ掻かれて傷を負い、ひどい目に遭わされた。

 知ってる人は知ってるが、猫がピンとしっぽを立てるのは、ゴキゲンの証拠だ。こいつも、おれが出ないのをいいことに、庭を独占してさぞや良い気持ちなんだろう。

 猫の中でも、黒猫だけは、他とは違うカリスマ性を持っている気がする。不思議な魔力がありそうな・・・。くやしいが、そう思う。

 上は、うちに来るクロじゃない。別猫だ。やせておるだろう。

 福岡県東部の豊前市の畑(はた)という集落にある水神社にいたらしい。えさをねだって、吠えているところだ。水はどんどん湧き出ているが、食べ物はあまり無さそうな場所のようだ。

 このところだいぶ寒くなってきた。毛布のうえでモフモフしておると、珍客がやってきた。

  隣に住むアメリカンコッカースパニエルのスマだ。ひと頃病気で元気がなかったが、復活してよく散歩しておる。この犬も、みぃさん時代からの住人なので、かなりイイ歳のはずだ。

 前はよくこいつとも争ったが、年寄りはに意地悪しないのが、おれの信条だから、ほっておこうと思う。

 毛布に戻り、毛づくろいだ。おれも、最近毛並みが良いと褒められる。

 これは吠えておるわけじゃない。大あくびだ。毛布を取られて革の冷たさが身にしみる。居場所を変えんと。

 最近、買い替えた棚。ボロボロだった前のに比べ、居心地が良い。新しいおれの休憩の場だ。なぜか片足をはみ出させて横たわるのが、おれのスタイル。不思議と落ち着くポーズだ。

 一方、クロは、あんなところで落ち着いてやがる。庭の風景と一体化だ。夜hあどこで寝てるんだろう。あれだけ栄養がいいとこをみると、どっかの家にねぐらはあるんだろうニャ。

 そろそろ、年末年始の準備の時期だ。おれの猫の手を借りたいという者はあまりいないが、来年の年賀状はどうしようかニャ?新年はねずみどしらしいから、奴らのいいようにされないためにも、猫のおれがくさびを打つべく、初春の挨拶をしておくべきか。

 見よ。きょうは、おれのしみじみ顔シリーズで攻める。こんな太宰治のような哀愁に満ちた顔を年賀状の写真にするのもいいかニャ。

 一方で、こんなタヌキのようなマヌケな様子もおれの魅力の一つだ。

 寝ながらにして、踊るかのような姿。人間には出来まい。腹がでかく肥ってみえるが、体重はずっと5.3キログラムで変わらない。体脂肪率もきっとヒトケタだぞ。

 福岡出身で遠くに住む人がとくに楽しみにされる福岡情報をたまには。

 これはなんと!海岸の砂で作った「砂像」らしい。プロの作品だが、リアルな迫力。先日まで、北九州に近い芦屋町というところで展示されていたという。まさに、「野生の王国」がぎゅっと凝縮されている。

 こうやってみると、ライオンはネコ科の動物だと、つくづく思う。

 おれの雄々しい感じとよく似ているぞ。

  こっちは、のんきなネコ科の「猫駅長」だ。福岡市東区とお隣の新宮町にまたがる「福工大前駅」のガラス窓に貼ってあった。

 うちの飼い主Cは、朝早く起きて家の用事をするせいか夕方になると、ひと眠りするのが日課だ。そんなとき、おれは「踏み踏み」することで、スムーズに眠りに入れるよう、お手伝いする「孝行猫」だ。

 踏み始めると、没頭しておれも瞑想しているかのようになる。

 ついに、悟りの境地に達した。

 飼い主を寝かしつけたとこで、おれの時間に入る。何か面白いテレビ番組、やってないかニャ。生き物にサンキューという番組に出てた猫好き芸人が自粛中なのが、寂しい。

 きょうは、久々の更新だったので、罪滅ぼしにたくさん写真を載せた。

 これからも、見捨てずよろしくニャ。

 ポチっも、忘れずに頼むよ。

 

※情報は2019.11.20時点のものです

サニ

 出身地不明。年齢8歳くらい。オス(去勢済み)。雑種。グレーっぽい縞模様。3年ほど前に、福岡市南区の飼い主の家に上がり込んで、飼い猫に。それまでは近くの公園住まい。生意気な猫には攻撃的だが、人には甘えん坊で勉強や仕事をしていると、必ずすり寄ってきてジャマする。かつお節が大好き。ダミ声。すきあらば家からの脱出を図る。

「サ日記」のタイトルは、紀貫之の「土佐日記」のパクり。名前と同じ32歳まで生きる予定。

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