【Yasuyo Susukida】「普通」って何?違いを認めたいから「変人」集まってます-from西日本新聞「わたし活性化計画」面-

「変人」と聞いて、あなたは何を思うでしょうか?私は「最変端」という変人の会を主宰しています。私が「変」にこだわるのは、理由があります。

2010年の夏、友人からいじめ問題について相談を受けました。なぜいじめは、起こるのでしょうか?私は、いじめだけではなく、国際問題や人間関係におけるトラブルは、ある一つの根っこを持っているのではないかと考えました。その根っことは「互いの違いを認めないこと」です。なにも相手の考えを百パーセント承認しなさいという訳ではありません。認めるとは認識すること。「相手と自分は違う」という単純なことに気付くということです。

そこに気付くために、私にできることは何か?そう考えたときに生まれたのが「変人」が集まる場づくりです。自分と人との違いに気付くためには、自分とあまりに違う人=変人に出会う体験の豊かさが重要だと考えました。

ネオ羽子板のイベントでは、自分で好きな道具を持ちよって羽根つきをしました

ネオ羽子板のイベントでは、自分で好きな道具を持ちよって羽根つきをしました

 

三輪車レースに出場したときは、みんな自主的に仮装を持ちよってくれました

三輪車レースに出場したときは、みんな自主的に仮装を持ちよってくれました

 

変にはもう一つ意味があります。それは「本能寺の変」のように、革命を指す場合です。そう、変には革命、転換などの意味もあるのです。歴史上の革命も、当時の民衆からすれば信じられない、変な出来事だったのかもしれません。

 

自分にとっての変が他人にとっては普通かもしれない。そう考えることは多様性の時代に生きる私たちにとって、とても大切なことではないでしょうか。

エア晩餐会では、食べ物がなくても団欒と会話で満腹感が得られるかを実験しました。基本的に、全ての活動は何もないところで、いかに工夫して楽しめるかが軸です。道具をわざと揃えすぎない、ことを工夫しています

エア晩餐会では、食べ物がなくても団欒と会話で満腹感が得られるかを実験しました。基本的に、全ての活動は何もないところで、いかに工夫して楽しめるかが軸です。道具をわざと揃えすぎない、ことを工夫しています

※情報は2013.11.30時点のものです

薄田泰代

異色コラボの魔術師。灰×枯れ木=花の「花咲かじいさん」を尊敬し、今ある資源を生かすまちづくり助っ人。80歳も夢を持てる社会を目指す「がめ煮女子会」、違いを認め合える社会を目指す「最変端ノ会」など、多数主宰。

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