【奥田竜子】友は一生の宝物 学校は勉強だけでなく 価値観の違いを学ぶ場

先日、東京で行われた全国都道府県教育委員会連合会に出席しました。教育改革が具体的に動き始めていることを実感し、福岡県の教育に関わらせていただく者として、子を持つ母として、不安と同時に身が引き締まる思いでした。

 

受け身の教育から能動的な学習を重視する方向へ。「知識、技能」だけではなく、「思考力、判断力、表現力」「主体性、多様性、協働性」をもって学力の3要素とし、育成、評価する。小中高での取り組みの成果を大学につなげるための高大接続など…。将来、自立して生きていくためには全て重要なこと。日常生活で工夫できることも山ほどありそうで、母としてはがぜん張り切ってしまいます。とはいえ、答えが一つしかない知識と違って、公平、公正な評価って案外難しいような。今後の動きに注目ですね。

 

会終了後、大学時代の友人と久しぶりに再会しました。金融の最前線にいながら退職し、今は母親でもある専業主婦。性格がまるっきり反対でお互い最初はぎょっとしたけれど、違うからこそ新しい価値観に触れ、受容し、尊敬、成長しあえた私たち。思い出話や近況報告をしながら、学生時代も、それからの20年も、目の前に現れたさまざまな問題を何とか乗り越え今があることを、お互いしみじみ実感しました。

 

勉強も大事だけれど学生時代に得たのは友という一生の宝物。友から得たさまざまな価値観は物事に対する多様な視点を養う上で、とても重要でした。

 

いろんな人がいるからこそ面白い。評価されるために皆一斉に主体的に取り組む、なんてことにならないよう、子どもたちには学校生活を楽しんでほしいな。

from西日本新聞「わたし活性化計画」面

奥田さんのコラム

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一日一日が勝負なんだ 仕事の意義、家族の絆 年始、映画に教えられ

※情報は2015.2.7時点のものです

奥田 竜子

弁護士15年目。福岡市中央区大名で兄奥田貫介と「おくだ総合法律事務所」を運営。修猷館、一橋大法卒。2009年から福岡県教育委員。3人の小学生の母。仕事・育児・家事をそつなくこなす自分を妄想しつつ日々猛進中。

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