【奥田竜子】不安を抱える人々に 安心感を与えたい 誰にも平等な「法律」武器に

小さいころ、私は意地悪やズルばかりする兄2人にもまれたこともあり、あらゆるへ理屈を駆使して物事を通す負けず嫌いな女の子でした。成長していく過程で、単に知らなかったり、説明が足りなかったりして誤解を受け、トラブルに巻き込まれる事例を数多く目の当たりにしました。誰かがアドバイスできていれば、代わりに上手に事情を説明できていれば、違う結果になったのではないかと釈然としなかったことを覚えています。

 

その後読んだ少年冤罪事件の本。凄惨な刑事事件の弁護人の話。第2の父のような存在だった尊敬する弁護士から聞いたあれこれ。高校生のころ、ようやく、自分の中の釈然としない思いと弁護士という職業がつながりました。弁護士になれば、性別や経験の長短を問わず対等の力を持ち、誰にとっても平等な「法律」という武器で、守りたい人を守れるかもしれません。

 

弁護士になりたいという気持ちはそれから一度もぶれることなく、今につながっています。最初は不安な面持ちだった方から、相談後、ほっとした~と言われると、弁護士になってよかったと心から思います。

 

人は誰しも、周囲からは分からないそれぞれの事情を抱えて生きています。不安に押しつぶされそうになったときに思い出してもらえる存在に、安心感を与えられる存在でありたいと強く願います。

 

育児、家事をこなしきれてないんじゃないかという現実に、半ばげんなりしてる等身大の私のままで。

3人の子どもたちと一緒に頑張ります!

3人の子どもたちと一緒に、まだまだ成長していきます!!

from西日本新聞「わたし活性化計画」面

奥田さんのコラム

「当たり前」の権利は先代の女性たちのおかげ 不屈の努力に胸熱く

たくましい祖母から受け継ぐ 平凡な日常のありがたみ どんな時も生き抜くこと

どうしようもない現状でも 前に進む人間の力 仕事しながら励まされ

一日一日が勝負なんだ 仕事の意義、家族の絆 年始、映画に教えられ

友は一生の宝物 学校は勉強だけでなく 価値観の違いを学ぶ場

※情報は2015.3.7時点のものです

奥田 竜子

弁護士15年目。福岡市中央区大名で兄奥田貫介と「おくだ総合法律事務所」を運営。修猷館、一橋大法卒。2009年から福岡県教育委員。3人の小学生の母。仕事・育児・家事をそつなくこなす自分を妄想しつつ日々猛進中。

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