簡単おいしくポルトガル料理「フェイジョアーダ」と「タコのリゾット」レシピ紹介☆

ポルトガル外食事情

ポルトガルは伝統を大切にする国なので、フランスやイタリアで修行してきたシェフのファッショナブルで斬新な料理店はなかなか流行らないと聞きます。

それには家庭料理がすばらしく美味しいということもあり、日本と異なり外食と家庭料理に大きな差がありません。

どこのレストランでも素朴な家庭料理や、その土地の生活を垣間見ることができるような地方伝統料理を出してくれます。

いわしの炭火焼き、鱈、タコのリゾット、優しいトマト風味のポトフは日本人の舌にとてもよく合いますし、またポルトガル人は「トリペイロ(もつ食い)」と言ってモツをよく食べる習慣があり、九州人にとって馴染みやすいものではないでしょうか?

そんな、どこで何を食べても美味しいポルトガル料理ですが、ひとつ注意が必要なのが…

その量。

とにかく多いんです。

タコご飯一人分を注文するとどっさり鍋ひとつ運ばれてきますし、

付け合せのほうれん草は、この通り「3束を塩でゆでました。さぁ!食べて!!」みたいなものがついてきます。

こうなると「ほうれん草を添えたタコ」ではなく「タコを添えたほうれん草」の間違いなのでは…?エアーズロック状のほうれん草にタコ、立ってます。

 

さらにポルトガル滞在中私が心から「ぎゃふん」と言わせていただいたのが

バカリャウのグラタンと、フランセニージャ。

 

バカリャウのグラタンは数個分のマッシュポテト、鱈、チーズ、マヨネーズ、ほうれん草などが層になった巨大ミルフィーユ風グラタン。

 

フランセージャにいたってはフランス風のクロックムッシュに腸詰やモツ、チーズ、トマトソースをどっさり合わせて(クロックムッシュにですよ…)これまた店によっては重箱くらいの質量のものが目の前に運ばれてくるのです。

 

5つ星ホテルのダイニングでも容赦ありません。

美味しいものを少しずつなんて文化は日本だけなんですね。

 

ポルトガル料理で夕ご飯

さて、本題です。

ポルトガル料理はとても簡単。

4月の新しい門出…家族のお祝いを今年はポルトガル料理で決めて

おじいちゃんおばあちゃんの腰を抜かしてみませんか!?

 

ということで、では。

いってみましょう

 

★フェイジョアーダ(豚と豆の煮込み)

材料3~4人分

豆・・・240g

(本来はうずら豆ですが、ここは簡単にうずら豆やひよこ豆、白花豆のミックス水煮缶を使用)

豚ばら肉・・・300g

(豚バラだと脂身が気になる場合は豚肩ロースでも大丈夫、1cm幅くらいに切る)

ベーコン・・・100g

ソーセージあるいはチョリソ・・・人数分

たまねぎ・・・1個(みじん切り)

にんじん・・・1本(1cm幅くらいに切る)

にんにく・・・1片(みじん切り)

トマトの水缶・・200g(ここからタコご飯用を大さじ2杯取り分けておく)

ローリエ・・・1枚

オリーブオイル・・・大さじ2

白ワイン・・・100cc

チキンブイヨン・・・1かけら

塩コショウ

私が使用するのがこのミックス豆水煮缶

私が使用するのがこのミックス豆水煮缶

★タコご飯

タコ(生でも、水煮でも)・・・250g

たまねぎ・・・半分

にんにく・・・1片

オリーブオイル・・・大さじ2杯

米・・・1合

水・・・3カップ

トマトピューレ・・・大さじ1杯

パプリカ・・・小さじ1

ローリエ・・・1~2枚

チキンブイヨン・・・半かけら

塩コショウ

ではまずフェイジョアーダから…。

①鍋にオリーブオイルを入れ熱してから、みじん切りにしたニンニクを炒めて香りを出す

②そこへみじん切りの玉ねぎとローリエを入れて、中火で程よく色つくまで炒める

③そこへ切った豚肉とベーコン、人参を加えて、表面に美味しそうな色がつくまで焼く

(先に玉ねぎなどが入っているためそれがクッションになって肉がなかなか炒まらないかも…。混ぜながらお肉の表面に焼き色がつくように)

④3の鍋にソーセージ、白ワイン、トマト缶、チキンブイヨンを投入、ひたひたになる程度(入れすぎ注意)水、塩、胡椒を入れたら10分ほど中火で煮ます。

⑤そこへ水を切った豆を入れて、弱火にし20分くらいコトコト。

豆がやわらかく煮崩れるくらいが私の好みです。

最後に味見をして塩をお好みで足してください。

 

タコのリゾット

①生のタコを使う場合はぬめりを取るためにしっかり塩でもんで水で洗い流し、たっぷりのお湯で10分ほどゆでてください。(でも、スーパーで売っている茹蛸でも十分美味しいと思います)

小さくカットしますが、茹蛸を使う場合は柔らかくならないので、より細く切った方が良いような気がします。

②鍋にオリーブオイルを熱し、ニンニクをいれて弱火で香りを立たせる

③その鍋にみじん切りにした玉ねぎを入れて、焦げ目が津ヵないようにじっくり炒める

④その鍋に水を3カップとコンソメスープのもとを1つ、塩を少々投入

⑤4の鍋に米(洗わない!)白ワイン、チキンブイヨン、フェイジョアーダで取り分けておいたトマトピューレ、パプリカ、ローリエ、塩、胡椒を投入。

⑥ふたをしないままで10分くらい煮る

⑦タコを投入してさらに5分

リゾット上のご飯に芯が残ってないのを確認して火を止め、出来上がりです。

ちなみに、娘にとってのポルトガル料理はこれ。

「オムレツ」

そう…どこからどう見ても、ただのオムレツです。

 

確かに…東の果ての国からウサギのぬいぐるみを抱えてやってきた小さな女の子にポルトガルの人たちはとても優しく。

オムレツをお願いするとどこでも

「ハムいれる?きのこは??チーズ好き?」とアレンジしてくださったのは

彼女にとって優しい思い出なのかもしれません。

 

今回はお買いものの際、ロスが出ないようにフェイジョアーダとタコごはんレシピをご紹介いたしました。

 

もっと知りたい。ポルトガル料理パーティだ!!と思われた場合には

どうぞ私のブログに他のレシピを載せております。

※レシピはもとより、素敵なワインやチーズ教室のご案内も載せておりますので、どうぞご覧くださいませ。

http://s.ameblo.jp/cabernetfranc-110/

 

私個人のサロンNOTESのクラス

・4月より毎月第2火曜日 フロマージュ勉強会 14:00~

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4回にわたったポルトガル・・・。

いい加減ポルトガルのことしか知らないソムリエだと皆様に印象付けたような気がしますので、次回はベネンシアドールとしてポルトガルの隣国スペインのシェリーのお話をしたいと思います。

 

※過去の伊藤さんのコラムはこちらでチェック!⇒https://fanfunfukuoka.com/tag/wine_cheese/

※情報は2015.3.18時点のものです

伊藤 治美さん

福岡市のレストランでソムリエとして勤務。

2014年度公式ベネンシアドール(スペイン、ヘレス地方の特産品であるシェリー酒の専門職)認定試験に合格。福岡県内で2人目のベネンシアドーラ。

シニアソムリエ、チーズプロフェッショナルの資格も持つ。プライベートでは2児の母。

伊藤さんのインタビュー記事⇒https://fanfunfukuoka.com/people/19834/

伊藤さんのブログ⇒http://ameblo.jp/cabernetfranc-110/

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