【Mika Sudo】人間関係のこつは 相手を好きになること すべてはそこから-from西日本新聞「わたし活性化計画」面-

今でこそ人間関係の築き方やコミュニケーションの仕方をほめていただくこともある私ですが、数年前までは「会話が全く成り立っていない」「人の心の機微が分かっていない」と毎日のように先輩や上司からダメ出しをされては途方にくれるダメ営業社員でした。

それまで私は自分が明るく積極的なタイプだから「営業もまぁ大丈夫だろう」と高をくくっていたところがありました。いくら上司に「違う」「なんでそこでそう言うんだ」と言われても、自分では何が違うのかが分からない。人と話すこと自体が怖くなった時期もあります。

その後、新しい職場でコミュニケーションの達人のような先輩と出会い、私の人との接し方は徐々に変わっていきました。一日中その先輩の隣で仕事をしながら、何度もハッとすることがありました。例えば先輩とお客様との会話を何気なく聞いていて、私だったら次はこんな質問をするだろうな、と思うようなことを彼女は絶対に言わない。相手が話したいであろうことを話題にし、次の話が膨らむような質問をする。ときには沈黙も焦らずそっとそのままにしておく―。

思えば、私はベクトルがすべて「自分」に向いていました。自分はこれを話したい、聞きたい、評価されたい。そのために小手先のスキルや受け売りのセリフでどうにかしようとする。

今では、人間関係は「相手」を好きになることが最優先だと思っています。好きだからこそ相手の話をもっと聞きたくなる。喜んでもらえるようにあれこれ工夫する。それは結局、仕事でもプライベートでも変わりません。これからも大切にしていきたい私のポリシーです。

※情報は2013.12.14時点のものです

須藤美香

1981年生まれ、茨城県出身。京都在住を経て夫の転勤で2008年福岡へ。

「自分で自分をしあわせにできるひとを増やす!」をコンセプトに、講座やワークショップの企画、女性向けのコンサルティングなどを行う。将来への漠然とした不安や焦りで悩んだ20代後半、同じように悩む女性たちがアウトプットできる場所をつくりたいと「福岡ステキ女子委員会」を発足。4年に渡って毎月朝食会を開催している。福岡・北九州の働く女性を応援するサイト「e-avanti」でコラム連載中。趣味は、読書・友人との食事会を企画すること。弱点は、ひとりよがりになりがちなところと戦闘意欲のなさ。「ジョギング始めたいな~」と、ここ2年くらい思ってます。

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