サクラとともに、次の挑戦へ送り出します〜NAI・NAI起業のなまはげみきvol.55

♪NAI-NAI-NAIお金ない、NAI-NAI-NAI 場所もない、NAI-NAI-NAI でもとまらない~.

お金も人脈も知識もなく起業した太刀山美樹です。

 

サクラ開花の便りで、FACEBOOKやLINEなどSNSも毎日にぎわっています。

サクラって、私はなぜか切ない気持ちになります。

 

人生であと何回見ることができるのかな。

だったらあと何回を、後悔しないように…。

ならば、大切な人と見たいな。

 

ほかの花だって、咲くのは年に一度で、同じことなのに。

 

なぜサクラだけ、そう思うのだろう。

桜を眺めているとなんだか切なくなるんです…

桜を眺めているとなんだか切なくなるんです…

年を重ね、人生の折り返しとなったから?

大好きだった父が他界したから?

別れの季節に咲くから?

 

一般には、サクラが咲くのは入学式のイメージですが、

九州では、卒業式のころに咲き誇ります。

(関東では、入学式のころのようですが)

 

だから余計に思うのかもしれません。

サクラって、キレイだけど、どこか寂しいなあ・・・

 

友人にそうつぶやいていたら、

「ヨメイヨシノは一斉に咲いて一斉に散るから、

みんなに愛されるんだとおもうよ。

いつまでも咲いていたら、こうは愛されない。

短い時間にしか、見る事ができないから、

一期一会の思いで、みんな花見をするんじゃないかな」

満開の桜に彩られた福岡城

満開の桜に彩られた福岡城

別れの季節

 

子どもが小さいときは、あれほど自分の時間が欲しいと思っていたのに

いざそうなると、特に大学進学で離れる時は本当に寂しいものでした。

受験してようやく進学が決まり、「よかった〜」と思いながら、卒業式。

まもなく別れが待っています。

 

私はこの時のサクラはつらかった。

東京、大阪と2人(長女、長男)とも離れ…

「母親定年」、そうよぶそうです。

 

ここが大事だともわかっています。

子離れしてあげないと、子どもも次の世界に飛び立てない。

挑戦への巣立ちを応援。(本音は寂しくもあるけど)

 

転勤。職場復帰もこの季節。

担当する幼児親子クラスの別れ。

マタニティークラスからのお腹の中からのおつきあいで、

「ここを卒業とおもうと、先が不安で…」

 

子どもを抱えての新生活「次の世界がどうなるか」

想像ができず不安。

抱っこしたまま泣き出すママを、子どもごとハグしたことも。

大丈夫。大丈夫。まるでママの母親?そんな気持ちにもなります。

春を待って咲く桜のようにみんなの成長を楽しみにしています。

春の訪れはうれしい反面、別れの寂しさもあります。

そして、クラスの子どもたちとの別れも、やってきます。

 

私たちの、芯のつよい子を育てる運動教室「ミキファニット」では、花で例えるなら、芽が出て、つぼみの頃の子どもたちと、出会います。

ついつい身内の気持ちになってしまいます。母親のように。

 

乳幼児期~学童期、時間的には、長い人生の中でのほんの一瞬のおつきあい。

出会って、楽しんで、そして別れがあって…

でも、その子達が

成長して、いろんな花を咲かせている姿を見るのも、私たちは幸せです。

 

だから、ミキファニットを安心の基地である、踏み台(ステップ)にして、はずみをつけて次の挑戦のステージに進んでもらえたらと思っています。

次にいける力は確実についています…

 

3月29日、福岡市の九大学研都市にある、イオン福岡伊都店センターコートで「ミキファニット春の発表会」を行いました。

「がんばれると思う人だけしか、こちらのステージにはあがることができません。できる人は手を挙げて〜」と私が聞いた後の子どもたち。

3階の吹き抜けまで、お客さまでぎっしり。たくさんの観客を目の前にしたステージは1年の最後を飾るもの。

私は司会をしていて、子どもたちの成長に驚かされました。

 

ダンスのスキルや表現が上手くなっているのはもちろんですが、そのココロの成長に胸を打ち抜かれました。

人前に立つ経験は、何歳でも人を確実に成長させます。

こんな沢山のひとに見られてる中、発表します。

こんな沢山のひとに見られてる中、発表します。

○3歳児男の子 ヒップホップクラス

ステージ上に立つ子が大泣きで、こんなやり取りが・・・

 

最前列で心配そうに見守っているママのところに、うわ〜と駆け寄っては、

ひとしきりママに訴え、すぐにまた、ステージのラインに戻るのです。

 

地団駄ふんでは、ママのところに

子「ぎゅ~~(抱っこ)して」

母「ぎゅ、はい、今は踊っておいで」

しぶしぶ、ステージに引き返す

 

また、ママのもとに

子「ママと一緒に踊る~~」

泣きながらもステージ最後まで。隣の子は、一切気にしないで、自分の踊りをまっとうしました。

母「今は前で踊るんだよ」

あきらめて、またステージに

 

またまたママに

子「なんで、ママは横に来ないの!?」

母「ちゃんと待っているよ」

子「ママ~来て〜〜」

 

何回もそう泣き叫びます。

ママ~~~と叫んで・・行っては戻る。

この繰り返しをしながら、結局最後までがんばれました。

 

○2歳半女の子 チアクラス

私はステ−ジの幕間に、子どもにインタビューをするのですが

「みき先生とお話がしたいひと?」と私がたずねると

「は~い!」と、条件反射的に手を挙げてしまったのは2歳児さん。

「大丈夫かな?」の会場の空気をものともせず、前に出てきて

 

司会「誰が見に来てくれていますか?」

「パパ~と○○ちゃん(下のbaby)」

司会「ダンスは楽しいですか?」

「うん、楽しい」

司会「ママとパパに手を振ってくださいね」

「ママ~パパ~がんばるね~」

2歳は2歳なりに経験を積んでいます。

2歳は2歳なりに経験を積んでいます。

この子は12月の大発表会で、ステージで大号泣していた子で、2歳にして2度目のステージだったのですが、こんなに慣れました。

 

○小学校4年生女の子 チアクラス

また踊りはじめでタイミングがあわず、司会の私を振り返えると

「えっと~今のダンスは、はいりのスタートが納得いかなかったので、

もう一回、最初からお願いできませんか?」

入会した頃は、自分の意見を言うのが苦手だった子です。

このチームはみな初心者から、本当にまた泣くような思いで頑張りました。

こんな笑顔をされたら、見ている人も思わず笑顔にかわります。

○小学校4年生女の子 チア

3歳児から、時には泣きながら私のクラスにきていた子です。
ずっとダンスが大好きで、いろんなジャンルに自分から挑み、インタビューでは前に出てきて、自分の意見もきちんと発表できるように。今では選手コースにはいり、全国大会にも出場し、がんばっています。

苦手をひとつひとつ克服しながら大きく成長していきます。

苦手をひとつひとつ克服しながら大きく成長していきます。

○小学校4年生男の子 体育

園児からきて、苦手克服の体育を4年生まで続け、

今回は、倒立前転(倒立で静止し、前転をする)技に自ら挑戦でした。

本番では背中の丸めが間に合わず、背中からど~んと落ちてしまい、本当は痛そうなのに

 

「オレ、ぜんぜん大丈夫やけん」という男の子。

 

彼の事を私は、小さな頃から知っています。

失敗は成功のもと!

失敗は成功のもと!

またこの痛みと辛さも知っています。

なぜなら、体育学部での運動能力は、ビリッケツだった私自身が、

マット運動は大の苦手でした。しかもこの技、必修で入っていた(体育教員の必修試験のひとつ)教員試験の実技を受験のために何度も練習したのですが、どうしても上手くできませんでした。

 

「ええい、一発勝負!」

 

本番に挑むのですが、試験管の前で、同じ、背中からど~んの状態に、なったのです。

 

「全然、大丈夫だから…」の顔をしながらも、痛かったのと恥ずかしかったのを鮮明に覚えています。

 

だからこそ、小学5年生になった彼が7段の跳び箱を飛べた瞬間、本当に私までうるっとしました。

どれだけ練習を重ねたのだろう。

 

今では小さな子たちからも「とわ兄さん」リーダーとして慕われ、難しい事も率先して挑戦する姿を見せてくれています。

低学年を励ます、とわ兄さん。

「大丈夫だから…」と低学年を励ます、とわ兄さん

体育に力をいれているところでは、上手い子だけしか、演目にださない園があると保護者から聞いた事があります。(それは、子どもへの配慮や考えがあってのことだと思います) 

 

私たちミキファニットでは、自分で挑戦したい、見てもらいたいものを子どもが自分で選んで挑戦するので、本番でできなくて終わる事もあります。

それもいいと思っています。

 

体育はもちろん、ダンスも自分で考えるパートが出てきます。

 

跳び箱の3段をとべない子もいました。

緊張でズボンを濡らした子もいました。

平均台を長い時間かけて、よちよちすすんだ子もいました。

よく頑張りました!

小刻みにすすみます。渡りきったときには会場から大きな拍手がおこりました。

でも、

そのときに上手くできる事だけが成功ではありません。

その何度でもやってみようが大事。

失敗しても、ステージに立てた。

それは確実に次に、未来につながります。

子どもたちの様子をみながら、確信に変わっていました。

 

ミキファニットの子どもたちがつくってくれた標語は

 

「何度でもがんばる気持ちが大事だよ」

 

私自身も、仕事でプライベートで、大きな困難があったとき、この言葉で何度も励まされました。

子どもたちから学ばせてもらう事、本当にたくさんです。

 

子どもたちとの別れは寂しいのですが、

子どものココロの成長を目の前で見て、

次の大きな花を咲かせていってくれる事が私たちの喜びです。

 

サクラのように「行ってこ〜い!」と、

背中を送り出したいと思います。

みんな元気にいってらっしゃーい!

みんな元気にいってらっしゃーい!

その成長を家族のような気持ちで、いっしょに見守らせていただいた事、本当に幸せに思います。みんなありがとう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

見たよ!という方♡をぽちっといただけると嬉しいです

【火曜サスペンスMIKI劇場は、毎週火曜日午後10時更新です】

※情報は2015.3.31時点のものです

なまはげみき 太刀山美樹

福岡県筑後市出身。23歳で結婚出産。地域のママサークルが口コミで広がり、その後「きみ、おもろいね」とNHK福岡や、学校講師に、街角でスカウトされ経験を積む。2006年MIKIファニットを起業。

「どうせ無理と諦めてる子いねえ~が!」

と喝をいれる<幼児教育界のなまはげ>としても活動中。

好きな言葉「来た球は打つ」

MIKIファニット  http://www.mikifunnit.com

この記事もおすすめ