みんなちがって、みんないい。「違い」を認め合う社会へ☆どくだみJAPAN

週末、小学校1年生になったばかりの息子が、近所の子供たちと遊んで夕方帰ってきた。

 

「ねぇママ、ぼくガイジン?」

 

ついに来た〜、この言葉。国際結婚をしている友人から常々聞かされていた教訓通り、こう答えた。

 

「日本人だよ、でもさぁ、ラッキーなことにイギリス人でもあるんだよ。なかなか二つの国籍を持てる人はいないんだから、良かったねぇ」

 

「ふーん、ぼく、どこから来たと〜?」

 

エキゾチックな顔をしていることから外国人と思われ、どこの国から来たのか、という質問をされたらしい。

 

「ママのお腹の中から出てきたんだよ〜」

こんな素っ頓狂な会話が成り立つのも、ほんの数ヶ月に違いない。子供は残酷にも、無意識に「違い」に敏感である。身体に障害がある人に、真っ向から「なんで〜?」と聞くし、肌や髪や目の色が違う人にも質問する。私の子供も、車椅子で生活している私の後輩に、「なんで歩けんと〜?車椅子乗ってみたいけん、変わって〜」と言っていた。これらはごく自然な成長過程である。しかしながら、時として、その「違い」が、ちょっとした「意図」によって憧れになったりいじめのネタになったりするものだ。

 

先日、私の勤務するホテルで、LGBTの方々のニーズを理解するためのワークショップが開催された。講師として来てくださったのは、福岡発のLGBTをテーマに発足したNPO団体の主宰者の小嵒(こいわ)ローマさん。彼女は、自分自身の体験を踏まえて非常に勉強になる話をしてくださり、参加者は食い入るように耳を傾けていた。彼女は小学校高学年のときに、自分が同性に関心があることを既に認識していたという。周囲が男の子の話で盛り上がる中、孤立を深めていったという。

 

人と違うことを恐れずに受け入れて、もし自分がその当事者だったらと想いを馳せ、自分に自信を持つことのできる人間に育てたいと痛感した日だった。だって、みんな違うんだから。

 

【どくだみJAPAN☆は毎週月曜日午後9時にお届けします】

※情報は2015.4.13時点のものです

モンキーディーバ

大学卒業後、大手広告代理店を経て渡英。ロンドンでは日本文化の専門家としてBBCラジオに出演。ディレッタントとしてロイヤルアルバートホールで歌った経験も。現在は、英国人の夫とふたりの子供、生まれたてのボーダーコリーと糸島でスローライフ満喫中。

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