【西田明紀】知らない世界は意外と広い 違いを尊重し合い 出会いを楽しみたい

先週もダイバーシティという言葉がこの紙面に出ていました。直訳すると「多様性」。日本では、主に「違い」を尊重しましょうといった意味合いで、地域社会や企業組織で推進され始めています。

 

「違い」は目に見えるものだけではなく、目に見えないもの、そして身近なところにもたくさんあります。例えば今、この同じ文章を読んでいても、感じ方、解釈の仕方は人の数だけあると思います。それってとても広がりと、可能性がある「余白」だと思いませんか。

 

私たちは人生の中でさまざまな役割(子、学生、働く人、市民、配偶者、親など)を並行して持ちながら生きているという、米国のキャリア研究者ドナルド・E・スーパーの「ライフロール」という理論がありますが、同じ一人の人間でも、役割が違えばその時々で見え方や感じ方は大きく異なると思います。

 

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