カフェで学ぼう、がんのこと。5/28 天神でセミナー

QOLという言葉を聞いたことがありますか。

クオリティ・オブ・ライフの頭文字をとって、「人生の質」という意味で使われます。

 

年齢や性別に限らず、誰しも、生きがいを持って、健康的に人生を過ごしたいという思いがあると思います。しかし、何かと忙しく過ごしている現代社会の中で、この健康的な状態を保つということがとても難しいことを痛感しています。また、インターネット環境が普及しているものの、情報が氾濫しすぎて正しい医療情報を調べることは、意外と難しいのではないでしょうか。

 

私は、前職のテレビ局で10年に渡り医療情報番組を担当してきました。

医療業界というと、独特で特殊な業界、まるで自分の分野とは遠い存在という印象がありましたが、医師、専門家、研究者など医療従事者の方々から色々とご教授いただきながら、日々進歩している医療現場を取材し、専門知識を習得したり、情報収集をしてきました。

 

多くの取材を重ねて感じたことが、生活者である私たちは、医療情報を知る機会がとても少ないこと。病気になれば、嫌でも自分の病気のことや治療方針、薬のことを知ることになりますが、健康なうちから医療に関心を持つことが少ないのが現実です。

 

私は5年前から女性のがん患者の支援に関わっていますが、多くの方が、切羽詰まってから、不安な状態で医療情報を求めることを知りました。

そこで、医療情報に興味を持つきっかけを作ろうと、カフェでお茶をするように気軽にリラックスして医療の勉強をしてもらいたいという思いで、2011年から「カフェで学ぼう」という医療セミナーを始めました。

カフェでリラックスした状態で病気について学びます。

カフェでリラックスした状態で病気について学ぶ機会になれば。

多くの情報を知ることで、生きる上での選択肢が広がります。色んな出会いで人生が変わるのではないかと思っています。

 

4月のセミナーでは、がんワクチン療法の話は、一生のうちにがんになる人は、2人に1人だということ、そして、最近のがんの治療方法の説明、久留米大学のがんワクチンがあと何年くらいで医薬品として承認されるか、という具体的なお話もありました。

 

がんワクチン療法は、いわゆる免疫療法のひとつですが、免疫療法にも、色々あるようです。やはり、学会レベルでのエビデンス(証拠)があるかないかが、大きな違いかなと感じました。久留米大学のがんワクチン療法は、患者さんのタイプに合わせて、よりオリジナルになるようなテーラーメイド型のワクチンだそうです。副作用がほとんどないため、治療しながらの仕事もレジャーも大丈夫だという内容でした。

 

中でも、漢方は心の痛みを和らげる役割もあるという話は印象的でした。

また、正しい漢方薬の飲み方や、身体を冷やす食べ物の話など、日常に役立つ話もあり、質問も多く飛び交っていました。

 

次回のテーマは、久留米大学がんワクチンセンターの伊東恭悟教授による「遺伝するがんとその予防」。どなたでも参加できますので、お気軽にご参加ください。

 

今後も、がんと遺伝の関係や、心理的サポート、医療費に関するテーマなど、多種多様なセミナー企画をしていきます。

病気になる前から、多くの情報を知って、自分の健康に関心を持って過ごしてほしいと思います。

 

第39回カフェで学ぼう

日時:2015年5月28日(木)15:30~17:00(受付:15:15)
場所:西日本新聞会館13階会議室
参加費:2000円(デザートセット付)
定員:40名

どなたでも参加できます。

お申込み先
http://www.wig-ring.info/archives/2063
NPO法人ウィッグリング・ジャパンホームページ
http://www.wig-ring.info/
電話092-725-6623

※情報は2015.5.8時点のものです

西日本新聞会館13階会議室

住所福岡市中央区天神1-4-1 13階
その他
  • ※国体道路側ではなく、市役所側(福銀側)のエレベーターをご利用ください。

    ※博多大丸と同じビルですが、エレベーターは異なりますのでご注意ください。

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上田あい子

地元放送局にて11年勤務後、女性視点のPRマーケティング会社P&Cプランニング株式会社を立ち上げる。2010年には女性がん患者を支援するNPO法人ウィッグリング・ジャパンを設立。福岡県医師会広報委員。西南学院大出身。

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