【曽我由香里】平屋暮らしに憧れて 引っ越し先を物色「地に足つける」好機に

平屋で地に足の着いた暮らしができればもうちょっと私の性格も穏やかになるかもしれない。最近引っ越し先を求めていくつかの街をうろうろしているけど、どうしても気分は平屋に向いてしまう。海辺の街では、平屋暮らしの知人宅を見学し、近所のみなさんとのバーベキューにもおじゃましました。海が庭のような暮らしにもあこがれるし、おおらかな「ご近所付き合い」にも引かれたのだった。

 

平屋暮らしをたくらむ中で良い気づきがあった。独身・配偶者なしの私にとって、一戸建てはハードルが高い。平屋に住むためにはちょっと郊外まで離れることになるのだけど、そうなると通勤の問題もでてくるし、経済的にも家計を見直さなければいけない。これはなんと健全な計画か。平屋暮らしを始めるのに必要な収入のこと、働き方について、どの場所でどんな人たちと関わっていきたいのかという、身の丈に合った暮らしに近づきつつある。まさに地に足をつける好機になっているのだ。

憧れの平屋を求めて…

憧れの平屋を求めて…

マンションを否定する気は全くないけど、壁に囲まれているとご近所との積極的な人間関係は醸成されにくいし、住みよく部屋をカスタムする(あつらえる)にも限界があるから物足りなさがついてまわる。マンションという箱に強制的に収められているような妙な強迫観念に襲われて、「あれ?私、病んでる?」と一人悶々とすることもある。

 

人との関わり合いの中で暮らしの豊かさが形成されると考えたとき、心地よい距離感で地域と関わることのできる場所を求め始めるのは当然の成り行きかもしれない。ということで、引き続き、独り身にやさしい平屋求ム!

from西日本新聞「わたし活性化計画」面

【曽我さんのコラム】

九州のワクワク発信 生き生き暮らす人々が地域を魅力的に

※情報は2015.5.9時点のものです

曽我 由香里

出版社、デザインスクール勤務を経て、2011年より、ダイスプロジェクト所属。広告ディレクター、編集担当のほか、九州のワクワクを掘り起こす「アナバナ」編集長として九州を奔走中。

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