梅雨の季節にフランス恋愛映画はいかが?『シェルブールの雨傘』

みなさん、こんにちは!梅雨の季節がやってきますね。

Bonjour, mesdames et messieurs! Voici venir la saison des pluies.

 

ちょっと気取ってフランス語で書いてみました。

今回ご紹介する作品「シェルブールの雨傘」は半世紀も前の作品ですが、若い皆さんにもきっと新鮮な感動を与えてくれるのではないかと思います。

セリフはすべてを歌で表現する形式をとっていますが、その手法によって特に映画後半、戦争によって引き裂かれたふたりの切ない思いが一層強く心に響いてきます。

映画を見たことがない方も、ミシェル・ルグランのこのテーマ音楽はどこかで聞いたことがあるはずです。

名匠ジャック・ドゥミ監督作品。

主演は若き日の初々しいカトリーヌ・ドヌーヴ。カンヌ国際映画祭の受賞作品です。

 

「シェルブールの雨傘」-Les parapluies de Cherbourg(1964年)

第17回カンヌ国際映画祭・グランプリ受賞。

 

【ストーリー】

フランス北西部の港町で傘店を営む母を持つジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーヴ)と伯母の世話をしながら自動車修理工として働くギイ(ニーノ・カステルヌオーヴォ)は、母親から若過ぎると反対されながら結婚を誓った仲だった。

当時はアルジェリア戦争のさなか、ギイにも召集令状が届き、泣くなく尽きない想いを胸に、ふたりは駅で別れた。

次第に戦争が激化する中、ギイとの手紙も途絶えてしまい、母親の傘店の経営も悪化したジュヌヴィエーヴはその窮地を救ってくれた男性とついに結婚してしまう。

負傷し除隊したギイはジュヌヴィエーヴの結婚を知り、自暴自棄になるのだが、、、。

 

 

この映画を初めて観たとき、セリフが全て歌曲形式なのに驚きと違和感を覚えたことを思い出します。

ただ当時学校でフランス語を専攻していた私にはゆっくりとしたフランス語はわかりやすく、

耳に心地よかったし、「フランス語ってきれいだな」とあらためて勉学意欲をかき立てられたものです。

 

季節が梅雨なら、ついでにこの悲恋物語で思いっきり涙してみませんか?

 

Au revoir, au mois prochain!

(また来月にお会いしましょう!)

 

※情報は2015.5.28時点のものです

シェルブールの雨傘

URLhttp://asa10.eiga.com/2015/cinema/513.html

銀幕ヨーコ

趣味は映画、美術、音楽鑑賞、旅行、読書、さらには空手。

映画は邦画、洋画、ジャンルを問わずなんでんかんでん観ていた時代を経て(オカルト系は苦手)、やっぱりヨーロッパ映画が一番好き。でも韓国映画もいい、中国、台湾、いやインド、イラン映画も捨てがたいな。そうやって私の好きな作品を選別していくと、実は世界の名監督たちが日本の小津安二郎監督作品に強く影響されているという共通点があったんです。これから小津作品に影響力受けた各国の名画を中心においおいご紹介したいと思います。

よろしく!

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