karte.24 3歳児神話なんてクソくらえ!「働きたい」と思ったら 迷わず1歩踏み出して

ご無沙汰しております。

 

4週間ぶりにコンニチハ(^^;)

 

なかなかまとまった時間が取れず

「あぁぁぁ…明日コラムの日やん…今日も時間ないぃぃぃ。」

の繰り返しでした( ;∀;)

今後は素直に、月に一度のペースで更新していきたいと思います。

 

ここんとこ、すっかり美容・医療ネタから遠ざかっている本コラム。

今日も全く別ジャンルのテーマについて

呟いてみようかな…と思っております(笑)

 

そのテーマとは…

 

「3歳児神話なんてクソくらえ!」

 

ご存知の通り、3歳児神話とは

「3歳までは母親が育児に専念すべきだ。」

というもの。

 

具体的に言うと

・子供の成長にとって3歳までが非常に大切だから。

・母性を持った母親が育児に専念すべき。

・この時期に母親が専念しないと、将来子供が歪んで成長する。

といったところでしょうか。

 

とにもかくにも、

働くママには重くのしかかってくる命題なのではないかと。

 

実はもう15年も前の平成10年に

「厚生労働白書」で3歳児神話には

「合理的根拠がない」と発表されているんですけどね。

でもまだまだ社会的には、

この神話、深く根付いたまんまじゃないかなぁ…という気がしています。

 

特に福岡…というか九州には

「九州男児」なる言葉があるくらいですから。

他県に比べて「子供が小さい間は、女が家と子供を守るべし。」

という風潮が強いのかもしれませんね…。

 

母親になった女性が働きに出ようとする時、

夫や、親や、義理のご両親がいい顔をしなかった…

なんてケースはわりと多いんじゃないでしょうか。

 

なにより、実は一番葛藤しているのは

母親自身であるかもしれません。

「目の前の、これほど自分の庇護を必要としてる赤ちゃんを

誰かに預けてまで、自分が働きに出るなんて、

(母親が働かざるを得ない環境ではないとして)

自分の欲望を優先しすぎていて、母親失格なんじゃないか?」

とね…。

 

3歳児神話云々という理屈ではなく、

もっと本能的な感情が

(これが母性なのかな?)

ざわざわざわ…と胸を締め付けるんですよね。

 

少なくとも私はそうでした。

3人産んでますけど。

夫は反対どころか、

むしろ仕事復帰を応援してくれてましたけど。

それでも自分の心の中で、毎回葛藤してました。

 

今回のコラムは、そんな私の主観に満ちた内容です。

3歳児神話なんか受け入れたら、

自分の首を締めることになってしまう…

というバイアスは当然かかってるでしょう。

まあ、ある意味、単なる自己弁護です。

決して私の意見が絶対だとは思いません。

でも、こんな風に感じて考えて、

子供が幼い時から母親が働くことを肯定する意見もある、

ということを知ってもらうことで、

救われる人もいるんじゃないかな、と思って書いてみます。

ちょっとひといき。

ちょっとひといき。

私はいつも、

『ヒトとしての在り方』みたいなところで迷うと、

いつも「動物はどうなんだろう。」と考えるんです(笑)

ヒトは所詮、動物の中の1種でしかないので。

(この時点で考えが合わない、という方…ごめんなさい)

動物の生態を真似するのが、きっと一番自然なんじゃないかと。

 

そうするとね…

結局動物の種類によって生態が異なるので、

何が何やらワケ分からなくなるわけですが(笑)

 

まあでも、ざっと思いつくメジャーな哺乳動物を考えてみると…

ライオン、トラ、ゾウ、ゴリラ、カバetc.

確かに母親が片時も離れず、子供を危険から守ってます。

 (あくまでテレビからの情報ですけど)

母親に母性が宿るのは間違いないし、

母親が子供を庇護するのが自然の姿ってことでしょう。

と同時に。

母親も狩りをするし、

彼らは群れ全体としても子供達を守っています。

翻って人間の場合。

古くは縄文時代から、江戸時代、明治時代と思い浮かべた時。

(これまた、あくまで教科書的知識だけで物言いますが)

母親は子供をおぶって家事や農作業にいそしみ、

母親の手が空かない時は、

周りの家族や親戚、隣組の皆が手を差し伸べて

そこの集落、集団、地域全体で子供を守ってきた。

決して子を産んだ女性が、

家にこもってひたすら子育てのみに専念する、

なんていう社会ではなかったはず。

 

もうとっくに私の言いたいことは察しがついてることと思いますが(笑)

 

つまり、子供の成長にとって幼少時の環境は大切だし、

母親は確かに母性を宿すけども、

母親だけが育児に専念しなきゃいけない、ということはないはずだ。

…ってことです。

 

核家族化が進んで

地域との繋がりが薄くなった現代、

昔の祖父母や、親戚や近所のおじちゃん・おばちゃんが担ってくれていた役割を

保育園やベビーシッターという保育サービスが請け負ってくれている…

と考えるのが自然なんじゃないかと。

子供を守り育んでいくコミュニティの形が変わっただけなんじゃないかと。

 

むしろ母親とだけ過ごす3年間なんて、

ヒトが生きる環境として不自然過ぎる。

 

親以外の大人達からも、いつも目をかけられ手を差し伸べられ、

自分は多くの人達から愛されているんだと、

身体中で感じ取ること。

いろんな年代の子供同士が、

譲り合ったり、対立したり、許しあったり、喜び合ったり、

いろんな体験を共有して、

子供なりに社会性を身につけていくこと。

保育園のような環境で得るものは、本当に大きいと感じています。

 

そしてこういう議論になった際に必ず危惧されるのは、

子供が、親の愛情不足を感じるんじゃないか、

ということだと思いますが。

こればかりは、客観的なデータを持っているわけではないので

こんなことを言っても説得力はないでしょうけど…。

 

1日の大半を自宅外で過ごす我が家の3人の子供達は、

少なくとも今のところ、

精神的にも肉体的にもすこぶる健やかに成長してくれているし。

大きなストレスを抱えていそうな問題行動もなく。

適度に外面も良く、

でも家ではきちんとパパとママに甘えてくれて。

順調に自我も芽生えて絶賛イヤイヤ期突入してますし(苦笑)

兄弟げんかは派手ですが、

基本的には家族5人とっても仲良し。

私の中から溢れ出る子供達への愛情と、

子供達から向けられる痛いほどのラブラブ光線を、

イヤというほど感じまくりの毎日です。

100回イラっとしても 1回のこの笑顔で帳消し

100回イラっとしても1回のこの笑顔で帳消し(笑)

子供はバカじゃないから。

一緒に過ごす時間の長さには関係なく、

親の愛情はしっかり感じて受け取ってくれているんだと思います。

(と信じたい)

 

だから、子供を預けることに後ろめたさを感じて、

働きたいけど躊躇しているママがいたら、

迷わず1歩踏み出して欲しい。

 

子供は神様からの預かりものだといいます。

いずれ社会に戻すまでの間、

子育てをさせていただいてるだけだと。

子供は社会の宝、社会の財産です。

だから女性は社会に出て、

母になったからこそ言える意見を言い、

母だからこそできる仕事をし、

社会に貢献することで、

今度は社会が子供達を幸せにしてくれる、

子供達の未来が明るいものに変わっていくはずです。

そういう社会であって欲しいな、と思います。

 

子供はママが(あ、パパもね)大好き。

だからずーっと一緒にいたくて、

ママと離れることを最初は嫌がるでしょう。

でも、同じくらい、

子供はママが幸せで、笑っていてくれることを望んでるんです。

「働きたい。」と思ったのなら

その感情に素直に従って、

「今日はこんなお仕事して、こんなに楽しかったよー!」と

我が子を抱きしめてあげましょう。

 

ちょっと真面目な話をすると。

少子化、そして今後“超”高齢化社会へ突入する日本。

2013年には8130万人いた労働人口が

2030年には5730万人まで減るんだそうです。

今以上に、女性がその能力や才能を生かして社会進出していくことを

本気で推し進めていくべきです。

 

もちろん、待機児童の問題、雇用機会の問題、保育料の問題、職場の意識etc.

女性の社会進出と、仕事と育児の両立を実現するためには

気が遠くなるほど課題が山積みですが、

少なくとも「3歳児神話」が女性のメンタル上のハードルにはなって欲しくないのです。

 

だから声を大にして言いたい。

 

「3歳児神話なんかクソくらえ!」

 

チャオ(^^♪

 

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※情報は2015.6.25時点のものです

武田 りわ

お酒と旅と家族をこよなく愛する皮膚科医。
1974年生まれの蠍座、B型。
平成18年から福岡在住。
3児の母。
福岡の魅力にハマり、整形外科医である夫と城南区梅林にタケダスポーツクリニックを開業。マイペースながらも貪欲に、妻業・母業・医者業を満喫中。

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