「ママ、明日から社長になるけん」〜NAI・NAI起業のなまはげみきvol.64

「いばらの道の方をなぜ選ぶの?」と聞かれる事があります。

全く自覚はないのですが、どうも困難な道の方を選んでしまうようです。

自分でサークルを立ち上げ、同時にパートで仕事を始めても、保育料には届かず、ずっと収入とのバランスはとれませんでした。子ども達を初めて、3歳未満児の2人で預けた年は、年間の赤字が150万円。まだ若夫婦で世帯収入も少なかった頃の年間赤字。

 

私は学生時代も膝の手術をしていたのですが、就職して交通事故に遭い、また両膝をケガして、運動指導の仕事を退職したときのお金でした。独身時代のお金が底をつく前にと、超背水の陣で、健康運動指導士の資格をとって独立し、フリーでの仕事をしていくようになります。

 

とにかく「何でもする」「来た球は打つ」と、依頼された運動指導の仕事はすべて受けていました。適応する能力はつくものの、忙しくなりすぎると我が子の授業参観にも行く暇がなくなり、自分も元気を失いかけ…すべてが嫌に。

 

そんな時に福岡県の女性の翼事業(海外視察)に応募し、オランダのワーキングシェアを見て、感銘を受けます。
「あんなデカイ事はできんけど、子育て中でも(ワークシェアして)女性が一緒に仕事をできたらいいな」と、運動のボランティア団体をたちあげ、試行錯誤します。
さらに、社会的ニーズにを感じ、経験もお金も人脈も何にもない私は
「ママ、明日から社長になるけん」
と宣言していきます。

「あっちは、少し楽にいけるよ」と、言われても…

「あっちは、少し楽にいけるよ」と、言われても…

知らぬ間に、大変な道を選ぶようです。

知らぬ間に、大変な道を選ぶようです。

あんな事いいな。できたらいいな。あんな夢こんな夢

ドラえもんのような夢を、私は社内外の応援で実現してきました。

 

あほな私はゼロから起業した後に「会社って何だろう?」と考え福岡市アミカス女性起業セミナーに参加します。いろんな問題が起るたびに、担当講師が京都に転勤し育休中にも「先生のお子さま抱っこしていますから、聞いてください」京都に相談へ行くような、図々しい状態でした。

 

スクールを開校してきた今、15年来の夢も、骨組みが見えてきました。それは「学童保育」。私にはこんな経験があります。娘が小学校に入る新入生説明会で、意を決し、手を挙げます。

「学童保育を作ってほしい」とお願いした私。でも当時の校長からは、「かわいそうに、1年生の間くらい、子どもは母親がみるものでしょ。必要なら、場所は図書館を半分潰すしかなく、子どもが本読む場所が減りますよ。それでもいいですか?」

 

「子どもがかわいそう」「図書館つぶす」

 

この言葉に若かった私は、泣いて帰りました。
その後、校長も代わり学校にできますが、いつかは学童保育とずっと思っていました。

  

2016年春、福岡市天神にて,株式会社グルーヴノーツが開講する、TECK PARK KIDS( IT テクノロジー学習施設&アフタースクール)の運営を担当していきます。児童館も入るビルで、大人も子どもも、ITや運動、いろんなことを学べる場となります。

http://www.nishitetsu.co.jp/release/2015/15_041.pdf

あれこれ会議中です。

あれこれ会議中です。

ここまで読んだ方の中には、

「いつも調子いい事ばかり書いて、なんだこの人…」

と思われる方もいらっしゃると思います。うまくいってばっかりと思われがちですが、活字にできない話もあるものです。

私に経営の力があれば、「迷惑かけず、もっとうまく切り抜けられただろう」と思う事あり、落ち込むものです。

 

迷惑と言えば…

以前、博多阪急で開催された、山際千津枝さんの料理教室に参加していた時のことです。同じグループの高齢の女性の意識がなくなり(阪急で私もファニット教室をしているので)救急車が来るまで、子育てフロアの保健師に連絡してきてもらい、一緒に対応した事があります。

 

そのときに山際先生が、

「具合悪くなることなんて誰でもあると。今の様子を見て、年をとったら、迷惑かけるから、外には出ない方がいいなんて、みなさん思わないでね。迷惑なんてね。多少世間にかけながら人間生きていくものよ。ひとりじゃ生きられないもの」

その時の言葉は、胸に響きました。

 

私は、ゼロからはじめた社長です。

あかんな〜ってこと多くあります。

ひとつ仕事のことをぼんやり考えだすと、頭がぼ〜っとなり、
博多駅に車で行った事を忘れ、地下鉄で帰るぐらいです。

でも、考えています。

「写真撮るよ」と、普通に声をかけると、こんなポーズをしてくれるスタッフ。

「写真撮るよ」と、普通に声をかけると、こんなポーズをしてくれるスタッフ。

本日、2015年7月7日、MIKIファニットは9歳になりました。

星に願いをと思い、七夕の日に会社を設立しました。

本当に早いもの10期目にはいります。

子どもの成長を応援する家族のために私たち、10年目に突入します。

子どもの成長を応援する家族のために私たち、10年目に突入します。

社内外のみなさまに9年分のありがとう。

今からも、思いがけずみなさまに迷惑をかけてしまうかもですが、しっかり精進していきたいと思います。

すすむ時代の中で、色を変えながら、これからも精進していきます。

すすむ時代の中で、色を変えながら、これからも精進していきます。

これからも、どうぞよろしくお願いします。

今週も見たよとの方、コラム文章の右上「♡マーク」をポチッといただけるとうれしかです。

 

※情報は2015.7.7時点のものです

なまはげみき 太刀山美樹

福岡県筑後市出身。23歳で結婚出産。地域のママサークルが口コミで広がり、その後「きみ、おもろいね」とNHK福岡や、学校講師に、街角でスカウトされ経験を積む。2006年MIKIファニットを起業。「どうせ無理と諦めてる子いねえ~が!」と喝をいれる<幼児教育界のなまはげ>としても活動中。好きな言葉「来た球は打つ」

MIKIファニット  http://www.mikifunnit.com

この記事もおすすめ