話題映画「ビリギャル」を見ました。世代を超えて感動できる大作です!

いつまでも梅雨が明けずとも、蒸し暑い毎日です。

今回は銀幕ヨーコとしては、番外編の映画です。

最近まで福岡でも上映していた「ビリギャル」をお薦め映画としてご案内します。

というのも、今年前半観た映画の中で最も現実的な内容で感動をもらったからです。世代を超えて皆に観てもらいたい映画です。

DVDレンタルは、2015年11月頃から始まるそうです。

【ストーリー】

女子高生のさやかは、母親の教育方針もあって小学生の時から自由奔放に遊びまわり、全く勉強せず、当然成績は学年ビリ。担任からはクズ扱いされていた。ガリ勉せずに大学まで行ける中高大の一貫校にさやかを入学させた母親も、このままでは大学に内部進学すらできない危機感を感じ、さやかに塾に通うように勧める。その塾で出会った塾講師の坪田との出会いが、彼女を慶應義塾大学合格というどうみても不可能に思える目標に彼女を向かわせた。

ストーリーだけを追うと、ビリッケツ女子高生が一念発起して有名大学に合格するという単なるサクセスストーリーにみえますが、この映画はもっと深いところを訴えているように思います。

まず、親子関係。

母親は自分が親に強制的に勉強を押しつけられた経験から、子どもはのびのび育ってほしいと思い、愛情をかけ、とことん娘を信じて応援する一方、父親は、息子を野球選手にしたいと、お金も時間も全精力を息子にかけ、娘たちの将来には全く無関心。当然、父親の夢を一方的に押しつけられ、期待に添えない自分の実力を知る息子は耐え切れず、反逆にでます。

そして彼女の生き方を変えた塾講師。

生徒たちひとりひとりを理解しようと自らも徹夜しながら、心理学を学び真摯に生徒たちに向かい会う姿勢は、なにより説得力があり、生徒との信頼関係が生まれます。

 

主人公のさやか、彼女の可能性を信じる母親と塾講師、三人とも真剣に生きているところが感動です。

学歴偏重や教育問題をからめてこの映画を評する人がいますが、要は、人は「真剣にものごとに立ち向かう」ことで叶いそうもないことを実現できる潜在能力をもっていることをこの映画は教えてくれます。彼女の慶応合格は、ゴールではなく人生のほんのスタート地点であり、遊びも勉学も半端でなかった彼女が今後どう生きていくのか、興味があるところです。 

余り最近の日本映画やテレビドラマをめったに観ないので、この映画を観るまで土井裕泰監督も主演の有村架純も知りませんでした。

さやかを演じた架純ちゃんはとても可愛く、母親役の吉田羊、父親役の田中哲司、そして塾講師の伊藤敦史がとてもいい味を出していました。DVDが出たら必見の映画です。

では、くれぐれも熱中症には気をつけてビリギャルのさやかのように仕事に遊びにとことん励みましょう! 

See you next!

※情報は2015.8.3時点のものです

銀幕ヨーコ

趣味は映画、美術、音楽鑑賞、旅行、読書、さらには空手。

映画は邦画、洋画、ジャンルを問わずなんでんかんでん観ていた時代を経て(オカルト系は苦手)、やっぱりヨーロッパ映画が一番好き。でも韓国映画もいい、中国、台湾、いやインド、イラン映画も捨てがたいな。そうやって私の好きな作品を選別していくと、実は世界の名監督たちが日本の小津安二郎監督作品に強く影響されているという共通点があったんです。これから小津作品に影響力受けた各国の名画を中心においおいご紹介したいと思います。

よろしく!

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