森本夫妻の交換日記~「車が欲しい」という妻へ 僕の本音は…vol.3

小雨の降る中、先程、息子を保育園に連れて行き、あなたに習った通りに洗濯物を畳みました。それだけではありませんよ。バイトで鍛えた皿洗いの腕前で、食器も洗っております。どうか、笑顔で帰って来てね。

後は、夕方のアルバイトまで、ゴロッとするだけです。

さて、先日言われた、車が欲しい、ドライブに行きたいとの件ですが、この公共機関が発達している現代社会において、車は必要でしょうか?

※先週の妻→夫への手紙はこちら⇒https://fanfunfukuoka.com/family/30428/

免許更新の時に、よく映像を見ます。事故を起こされ、愛する家族を失った。または、こちらが加害者になり、多額の損害賠償で、家庭が壊れた。あの映像を見る度に、私は、車に乗るのは危険だ、なるべくなら乗るのはやめようと考えてしまうのです。

だって、愛するあなたと息子を失う事なんて考えられません。

いや、こんな世間体を気にする言い訳はやめましょう。

愛するあなたへ、勇気を出して、私は本当の気持ちをここで言わせていただきます。

車に乗る事によって、遊びに出掛けても、ドライバーの私は、お酒を飲む事もできなくなります。それに、ハナから、ドライブなんて興味が持てないのです。

我が家の財政を握るあなたに言いたい事がございます。正直な所、車を買う位なら、そのお金で、私は、安い焼酎でいいので、お酒を買っていただきたいのです。そんな事を思っている人間なのです。

あゝ、私はクズです。どうしようもないクズです。ドライブに出て、車酔いする位なら、安い焼酎を飲んで、悪酔いして、家で寝ていた方ががマシだと考えている人間なのです。

妻や、子供の事よりも自分が大事なのです。自分の欲に溺れる、私は、そんな人間なのです。

どうか怒らないでやって下さい。これが人間本来の姿なのです。人間とは、そんな弱い生き物なのです。でも、その弱さを克服し、自我を抑え、一般の人は、社会に適合しているのです。 ただ、私はそれが出来ない人間になってしまつているのです。

あゝ、私は、人間失格なのです。

あっ、しまつてのつは敢えて大きくしてみました。

 

…どうでしょうか?こんな感じで太宰治風に語ればあなたは私の弱さに、涙してお金がなくて、車が買えない事を許してくれるのでしょうか?それとも火に油を注ぐだけなのでしょうか?

はい、絶対後者ですね。分かっております。すいません、少しふざけただけです。あなたの事は誰よりも知っているんです。だって私達は夫婦なのですから。

あなたの喜ぶ顔が見たい。だから、いつか、ドライブに行きましょ!待ってて下さい。

ただ一つだけ、お願いがあります。

車はレンタカーでいいですか?

ですよねー。ダメですよね。大丈夫!後、2、3年で売れる気がするんです。

PS.お風呂とトイレも掃除しておきますね。

 

※情報は2015.9.11時点のものです

森本 のりひさ

1971年生まれ 北九州市出身。福岡在住。
毎日、息子を保育園へ送迎(自転車)担当。1児の父
株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。お笑いコンビ『どんぴしゃ』 森本ちゃん。特技:王さんの物真似
日本ベビーダンス協会 日本人パパ初の認定ベビーダンスインストラクター。
育児とアルバイトに大車輪の活躍。

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