【曽我由香里】何でも面白がりたい まちを楽しむ人々に交わり 新たな思い芽生えた

最後のテーマを考えながら、2015年を振り返ってみた。新年の幕開けはインフルエンザから始まった。飛行機で気分が悪くなってトイレに閉じこもりCAさん(客室乗務員)を困らせた。愛犬の死は本当につらかった。大好きなスナックが閉店してしまった。恋人にフラレタよね。あれ? どうした私の2015年! いえ、うれしかった出来事もありましたが振り返りはこのぐらいにします。

 

突然だけど、編集という仕事は面白い。不幸な出来事もなにかのネタになるかと思うとどうにか乗り切れる。だから2015年は良い年になりそう、と言い聞かせる。前向き万歳。いま私がやりたい編集って、どんな暮らしをしたいかを考え、人を集め、コンテンツを生み出すことだと思うようになった。あらゆることを面白がってしまいたい。もうすぐ引っ越すかもしれない海辺のまちに通いはじめて、そんな感覚が強くなった。

 

そのまちには縁もゆかりもない。案内してくれたのは、東京から越してきた、これまた縁もゆかりもない方。「しがらみゼロのヨソ者だからこそ、まちを面白く使えるんです」とその人は言う。まちを再編集するということ。その面白がりが、それをキャッチした周囲の人たちに少しずつ伝わって、新しい交わりやコンテンツが生まれてくるのだと思う。まちの魅力はそんなふうにゆっくりと醸成されていくのがいいのかもしれない。

 

そんなこんなでこのまとまりのないコラムも最後です。みなさまの今年残り3カ月が最高の日々になりますように!

 

※情報は2015.9.19時点のものです

曽我 由香里

出版社、デザインスクール勤務を経て、2011年より、ダイスプロジェクト所属。広告ディレクター、編集担当のほか、九州のワクワクを掘り起こす「アナバナ」編集長として九州を奔走中。

この記事もおすすめ