【長廣百合子】子育て世代に厳しい日本 変革の輪を広げたい

哺乳瓶に無数の待ち針。その横に「赤ちゃんにきびしい国で、赤ちゃんが増えるはずがない。」のコピー。ニュースサイト「ハフィントンポスト」で17万の「いいね!」を記録し、話題となった境治氏のブログの画像だ。

 

私がこのブログに出合ったのは出産2日前。初めて前駆陣痛を感じた夜のことだった。そのころの私は日中テレビを眺めていることが多く、虐待やベビーカー問題、女性活躍推進などの話題に触れるたびに「社会が期待する母親像」に辟易していた。なぜ子育ての問題に父親が出てこないのか。妊婦や子連れの母親は迷惑を掛けているのか。専業主婦は活躍していないのか。「産め働け育てろ」の重圧の裏で、マタハラや待機児童問題は解消されない。この国は「母親という女性」に優しくない。そう感じていたからだ。

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