『福★おかし博物館』誕生!国宝「金印」のチョコレートも完成!

江戸時代の天明4(1784)年、福岡市東区の志賀島で見つかった金印「漢委奴国王」。教科書でもお馴染みの、後漢の光武帝が倭の奴国の使者にあたえたと伝えられる国宝です。志賀島には、金印が発見された場所付近に「金印公園」があります。

志賀島には金印公園があります。

公園入口には金印発見の地を伝える石碑があります。

 

金印のモニュメント

 

金印は、大切な公文書や手紙の封印に使われたそうです。

本物の金印は一辺約2.3cmの正方形。重さ約108kgのほぼ純金でできています。

さて、本物の「金印」はどこにあるのでしょうか?…その答えは、福岡市早良区にある福岡市博物館!こちらの博物館で常設展示してあります。

福岡市博物館は、今年10月18日に開館25周年を迎えましたが、開館25周年を記念して「福★おかし博物館」プロジェクトをスタート!第1弾として25周年イブの10月17日、博多のチョコのはじまりどころ「チョコレートショップ」の協力を得て、志賀島で国宝「金印」のチョコレートづくりに挑戦しました!

チョコレートショップ佐野隆代表

チョコレートショップ佐野隆代表

国宝や貴重な文化財をスイーツとコラボさせてPRしていく大胆な発想ですが、「福★おかし博物館」館長に任命された考古学専門学芸員・本田浩二郎さんを筆頭に、プロジェクトチームのメンバーたちは真面目に“ひみつの工房”を営んでいます。

さて、「福★おかし博物館」の初企画となった1回目の舞台は、志賀島のシカシマサイクル。事前に応募があった5組10名が参加し、チョコづくりに取り組みました。金印のチョコレートは、冷やす時間が足りない恐れがあったことから、まずは金印より古い時代に中国から伝わった鏡「草葉紋鏡」のチョコレートづくりに挑戦です!

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弥生時代の鏡「草葉紋鏡」の型(手前)とチョコレートの材料(一部)

 

チョコレートを型に入れて好みのトッピングをしたら冷やします。

チョコレートを型に入れて好みのトッピングをしたら冷やします。

 

冷蔵庫で冷やした型を取り出して、ゆっくり外します。

冷蔵庫で冷やした型を取り出して、ゆっくり外します。

 

できたーーヽ(´▽`)/

できたーーヽ(´▽`)/

 

中には失敗作もありましたが、もともと出土するときは破片が多く、これはこれで本物に近いかも?!

中には失敗作もありましたが、もともと出土するときは破片で見つかることも多く、これはこれでリアルかも…

「福★おかし博物館」の人たちから文化財の説明を聞き、佐野パティシエと一緒にチョコレートづくり。まさに、“一粒で二度おいしい!”楽しいイベントになりました。

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時間の都合で「金印」チョコレートをイベントでつくることはできませんでしたが、福★おかし博物館の本田館長は諦めない!片付け作業に取り掛かるスタッフを横目に、金印のレプリカで作ったチョコレートの型を取り出し、残った材料のチョコレートを型に入れて作り始めました。

レプリカでつくった金印の型

レプリカでつくった金印の型

 

真剣な眼差しで型にチョコレートを注ぎ込む本田館長

真剣な眼差しで型にチョコレートを注ぎ込む本田館長

冷蔵庫に入れて冷やすこと数十分…。そーーっと型を外します。

できた!!

できた!!

 

本物とまるで一緒です!

本物とまるで一緒です!

こうして、「福★おかし博物館」は、金印のチョコレートとともに、華々しくオープンしました!今後も、本田館長は「国宝を食い物にする男」としてのプライドを持ち、数々の名宝や文化財の魅力をスイーツで発信していくそうです。乞うご期待です!

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