子どもとの距離感 どのくらいですか?Vol.74

私が代表をしているMIKIファニットは、福岡市内を中心に活動している運動教室です。「芯のつよい子を育てる」ことを目標に置いています。

 

そのためには、私たちおとなは子どもに対してどう接したらいいのか?

 

べったりすぎても、放しすぎても…と 親としても子育ての悩みは多いもの。

大人と子ども、果たして、どのくらいの距離感がいいか?

 

これは。私自身も悩んでいました。

教師として24年(結婚前2年+22年間)、保育園〜大学までの特別講師を含む非常勤講師)をしました。母親としても、今24年間。

そんな中、小学校4年生ぐらいから、また中学高校で苦しくなる子どもをみていました。

 

ある大学生からの話しです。

 

小さな頃は楽しかった。

うまくできるとママが褒めてくれて

褒めてもらいたくてがんばった

そしたら、いいところにはいれて…

でもはいると、周りにはすごい人が多くて

そこにいると 

がんばっても、成績は上の方になれなくて

ママをがっくりさせたくなくて

がんばるけど、うまくいかない

でね…全部イヤになった   

そしたら…そんな自分がイヤになって

何もかもがHate(イヤ)になって…

何もかもがHate(イヤ)になって…

今だから言える事だけどね…

 

これは学校に行けなくなった子から、聞いた話しです。

その子が言うんです

 

ママの気持ちがわかるだけに、悪いなとおもうけど、

どうしようもなくて、しんどかったと

 

子育てのゴールをどこにおくのか?

私たちミキファニットのおもいは未来へ向かっています。

運動で未来を語る?なんて、大げさな…そう思われるかもしれません。

でも今、子ども達を取り巻く環境には、さらに大きな社会変化が起きると考えられます。

多様な人といっしょに仕事をしていくことも考えられます。

 

そんな中、折れない(=柔軟な適応できる)でいるためにも

まず自分の「芯を強くすること」が大事だと考えています。

 

私たちが、子ども達に運動を通して学んでほしいことは三つ

1 何度でも挑戦できる

2 自分の事を人前で表現できる

3 思いやりを持ってチームを作れる

 

0歳児からシングルエイジ期に力を注いでいますが、それは親子関係の礎となる時期だからです。

 

0、1、2歳の親子でおこなうファニットでは、体育、リトミック、絵本、幼児教育(文字・数・色)、子育てのポイントなどを総合的に学び、親同士の情報交換の時間もプラスし、発達心理学で言われている、親子の愛着をつくり、安心の基地の形成を目指しています。

 

ミキファニット姪浜校 中道スクール長の1歳児クラスを見学しました。

中道は、保育士主任として10年、また母親として、スクール長として、その指導のひとつひとつに、理論と愛情がこもっています。

 

その様子の1例として鉄棒を今日はレポートします。

 

高さのある鉄棒にぶら下がり、3つ数えて手を離し着地する。

1歳にとってはすごい冒険です。

ドキドキしながら挑戦する子どもに、まずは先生が対面で指導します。

しっかり子どもと目線をあわせて、

「先生が見ているから大丈夫だよ。トライしてごらん」

そんな先生のココロの声が、しっかり子どもに伝わっています。

歯を食いしばって、がんばっています。


何度か繰り返した後、

次に指導者は子どもの背面に周り、お母さんが子どもの正面へと変わります。

子どもががんばる表情を、お母さんも確認します。

(お母さんも、子どもの挑戦にドキドキしていたかも…)

 

今度はお母さんがにっこり目を合わせています。

子どもができたあとは「できたね~!!」とお母さんもうれしそうです。

思わず、おでこをくっつけます。

この時の子どもの鼻の穴は膨らんでいます。

 

さらに自信をつけた子どもは、自分でトライしていきます。

 

先生は後ろから、そっと手を差し伸べるだけ。

するとお母さんも、一定の距離感で子どもを応援。

「でもね…なにかあったら、お母さんが手を差し伸べるよ。やってみたらいいよ」

そんな愛情いっぱいのココロの声が聞こえてきます。

見ていて思いました。

これが、まさに私たちの理想とする姿です。

 

子どもはなんと言っているか?聞こえてくるのは

「見て~」「できた!」「またやってみるね!」ではないでしょうか?

 

失敗を厭わず、挑戦してみる。

たまに失敗する事があっても、工夫してみる。

そこから、何度でもがんばる気持ちが生まれてくるのでは?

 

幼少期に一度身に付いてしまえば、この「自燃型挑戦サイクル」は、勝手にずっと回りだすと考えています。

だからこそ、私たち大人も、子ども時代の挑戦にちょこっと距離をおいて見守る。

燃料が不足したり、機械が故障したときに、周りが補助する。

(ちゃんと見ているよ。応援しているよ。困った時は手をさしのべるよ)

子どもの才能を信じ、おとなは一定の距離を保つ。

 

そんな事を実現したいと思っています。

 

私の役目は、

保護者が、安心して距離を保てるような場をつくっていくこと。

これを私は誠心誠意おこなっていきます。

 

いつまでもゼロから起業を言うててもあかん!と思っています。

経営者として

今だけでなく、先をみて行動する。常に理念に戻る。

時に身を切る決断も必要です。 

運動を通じての未来の人材育成を私たちはしています。

 

速やかならんを欲するなかれ、

小利を見るなかれ。

速やかならんを欲すればすなわち達せず、

小利を見ればすなわち大事成らず。

                         論語より

 

昨夜は、仕事に対する思いを友人とも、夜遅くまで暑苦しく語りました。

私の「自燃型挑戦サイクル」も、こうしていろんな方のおかげで回り続けています。ありがたや…。

今日も博多阪急の1歳児クラスからスタートです

思いをこめておこないます。

女松岡修造 暑苦しくてみんなごめんね。冬だからいいか…。

 

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ミキファニットクラスの紹介はこちら⇒http://www.mikifunnit.com/studio/

 

※情報は2015.11.5時点のものです

なまはげみき 太刀山美樹

福岡県筑後市出身。23歳で結婚出産。地域のママサークルが口コミで広がり、その後「きみ、おもろいね」とNHK福岡や、学校講師に、街角でスカウトされ経験を積む。2006年MIKIファニットを起業。「どうせ無理と諦めてる子いねえ~が!」と喝をいれる<幼児教育界のなまはげ>としても活動中。好きな言葉「来た球は打つ」

MIKIファニット  http://www.mikifunnit.com

個人ブログ⇒http://mikitachiyama.com/blog

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