平塚川添遺跡で縄文時代の料理に挑戦!

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国史跡平塚川添遺跡(福岡県朝倉市)は、約2000年前の弥生時代中期から古墳時代前期までの約300年間人々が住み続けた、全国的にも極めて貴重な多重環濠集落跡。壱岐の「原の辻遺跡」、佐賀の「吉野ヶ里遺跡」、そして「平塚川添遺跡」が九州の3大環濠集落遺跡といわれています。11月の「きゅーはく女子考古部」の舞台は、ここ平塚川添遺跡で開催されました。

平塚川添遺跡の体験学習館では、火おこし体験や勾玉づくり、土器作りができるほか、遺跡公園では、やり投げ、古代食づくり、イカダ乗りなども可能。古代の生活を楽しみたい!という「女子考古部」部員にとって、天国のような場所です(多分)。

 

なんと、前日から竪穴住居に宿泊していたメンバーもいたようですが(満天の星に感激していました!)、車を持っていない私は福岡(天神)から西鉄天神大牟田線急行・花畑行に乗り、宮の陣で下車。その後、西鉄甘木線・甘木行に乗り換え、上浦で下車。そこから歩いて10数分ほどで到着しました!

宮の陣の次は一躍有名になった「五郎丸」駅が!

宮の陣の次は一躍有名になった「五郎丸」駅が!

 

上浦駅に到着

上浦駅に到着

今回の部活の内容はというと、「古代料理体験」。部員たちは事前にレシピや古代の人たちの暮らしぶりを調べていて、着々と料理の準備が整えられました。

メニューが貼り出されてます!

メニューが貼り出されてます!

メニューは、古代米ごはん、太古菜スープ、縄文クッキー。すっかり古代人風の装いになった部員たちは、まずは、炉の設置に取り掛かります。火をおこすチーム、お米を炊くための竹を調達するチームなどに分かれ、せっせと仕事に励みます。

竹取りにいってきまーす!

竹取りにいってきまーす!

 

こちらは火おこしに夢中

こちらは火おこしに夢中

 

あっ!火が付いた!

あっ!火が付いた!

 

やったー!火がつきました!!

やったー!火がつきました!!

 

モクモクと煙が。火事じゃないです。こういう造りなんです。

モクモクと煙が。火事じゃないです。こういう造りなんです。

 

そのころ…竹取りチームも戦利品(?)を持って勇ましく帰還!

そのころ…竹取りチームも戦利品(?)を持って勇ましく帰還!

古代米ごはん

材料

白米 2合

古代米(赤米・黒米)大さじ1~2

つくり方

1.白米と古代米を合わせて米を研ぎ、そのまま1時間おいて浸水させる。

2.竹を使って焚き火で炊く

古代米と白米が混ざって美味しそう!

古代米と白米が混ざって美味しそう!

 

竹に入れて炊きました。

竹に入れて炊きました。

 

グツグツ グツグツ

グツグツ グツグツ

 

できたヽ(´▽`)/

できたヽ(´▽`)/

太古菜スープ

材料(2人分)

大根 60g

せり(適宜)

里芋 1個

鶏肉(モモ)30g

水(だし)400g

塩、酒 少々

特別に許可をもらい、公園内の「のびる」を調達!

特別に許可をもらい、公園内の「のびる」を調達!

つくり方

1.具材を食べやすい大きさに切る

2.鍋に具材と水(だし)を入れ火が通るまで煮る。アクは適宜とる。

3.塩、酒で味を調える

結構、アクが出ました…

結構、アクが出ました…

 

どうなんだろ。どんな味がするんだろう…

どうなんだろ。どんな味がするんだろう…

 

ん~。薄味だけど、なんかリアルに縄文の味がする!(気がする)

ん~。薄味だけど、なんかリアルに縄文の味がする!(気がする)

 

水炊きのような味がしたという声もありました。

水炊きのような味がしたという声もありました。

縄文クッキー

材料(直径4cm×10個)

小麦粉(そば粉・どんぐり粉)100g

※蕎麦アレルギーがあるかもしれないので、今回は小麦粉とマテバシイのどんぐり粉を使いました。小麦粉は古代にはなかったのですが、アレルギー考慮のため小麦粉を使用しました。

山芋(すりおろし)50g

ひき肉 50g

くるみ 10g

卵 1個

つくり方

1.すべての材料をねばりがでるまでよく混ぜ合わせる。

2.約4cmに平たく丸める。

3.フライパンで両面を焼く。

どんぐりは白亜紀の恐竜時代に生まれたそうです!

どんぐりは白亜紀の恐竜時代に生まれたそうです!

 

みんなでコネコネ。縄文時代もこんな感じだったのでしょうか?

みんなでコネコネ。縄文時代もこんな感じだったのでしょうか?

 

泥団子ではありません。縄文クッキーを作るんです。

泥団子ではありません。縄文クッキーを作るんです。

 

完成!一見、ハンバーグですが味は全然違います!

完成!一見、ハンバーグですが味は全然違います!

現代のように調味料は充実していないし、いたってシンプルなメニューですが、やはり手作りにはそれなりに時間もかかるし、手間もかかる。その分だけ、自分たちが作った料理はおいしく感じるし、大満足のランチになりました!

いつの間にかキャンプ気分。

いつの間にかキャンプ気分。

 

こんなにおいしくできました!

こんなにおいしくできました!

たらふく食べた後は、弓矢飛ばし。

狙いを定めて…

狙いを定めて…

 

縄文時代にタイムスリップした気分。

獲物が描いてあるパネルを狙っていざ!

何から何まで縄文時代へタイムスリップした気分が楽しめました。

座学よりも、やっぱり体験企画は楽しい!次回は何をするんだろう…。回を重ねるごとに、古代の生活様式や古代で生きる術を身に付ける部員たち。今後の活動も楽しみにしています!

 

※「女子考古部」の詳しい活動報告は、九博ブログで公開しています。ぜひチェックしてみてください!

ブログ⇒http://kyuhaku.jugem.jp/?cid=23

 

※情報は2015.11.21時点のものです

平塚川添遺跡

住所福岡県朝倉市平塚444-4
TEL0946-21-7966
FAX0946-21-7966
その他

入園料無料

大きい地図で見る

きゅーはく女子考古部

おそらく館内で最も女子らしくない3人がマネージャーを担当する「きゅーはく女子考古部」。一般から募集した考古学に関心の高い女子(小学1年生から50代まで)30名が自ら活動内容を考え、月1回のペースで活動している。専門的なことは考古担当職員が顧問として部員たちをやさしくサポート。2016年3月に部活動の集大成としてサミットを開催予定。

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