言わずと知れた名作!「ショーシャンクの空に」(1994年)

ボンジュール!

2015年も昭和の大女優・原節子さんが他界し、一昨年の高倉健さん同様、こんな大スターは二度と現れないだろうと思います。若い人たちはご存じないでしょうが、原節子という女優は美貌だけでなく、演技力も卓越しており、「わが青春に悔いなし」や「白痴」(いづれも黒澤明作品)を観たときの衝撃を忘れることはできません。生き方も筋が通ったりっぱな女性でした。で、原節子の作品を選びたいと思いましたが、もうすでに小津安二郎の作品で二本紹介していますので、ここでは全く関係のない作品を紹介することにしました。

「希望を持ち続けたあげく、夢を実現する男」の話です。

 

【ストーリー】

銀行家のアンディは妻と愛人殺しの容疑をかけられ、逮捕された。無罪を主張するも終身刑を宣告されて、ショーシャンク刑務所に収監され過酷な生活が始まった。そこでは刑務官の服役囚に対する暴力や囚人同士のけんかが日常茶飯事だった。そのなかでアンディは刑務所内の生活環境を改善するため孤軍奮闘し、数年間という月日を根気強く、あきらめずに陳情の手紙を書き続けた。ついには所内に立派な図書館を作ったのである。

囚人たちを支配し絶対的な権力をふるう刑務所のノートン所長はアンディを会計係にして秘かに私腹を肥やす極悪人である。ある日アンディの冤罪を証明できる事実を知った囚人が入ってきたが、彼が無罪となって刑務所を出ることで自分の悪事がばれることを恐れたノートンはアンディの一筋の希望を打ち砕く。だが、聡明かつ夢と希望を決して諦めないアンディは仲の良いレッドにも内緒である計画を企てていた。レッドが仮釈放になった時に訪ねてほしいとある場所を彼に言い残して、、、、。 そして完璧な結末!

アンディを演じるのはティム ロビンス。(彼はスーザン サランドンというこれまた知的な女優の夫でもあります。)いつも自然体の演技が好感持てます。アンディと心を通わす殺人犯レッド役はモーガンフリーマン。Mフリーマンって出演した映画でいつも本当にいい味を出している貴重な俳優さんだと思います。進んでハリウッド映画を観ない私でも彼が出るというだけで興味をそそられます。「ドライビング・ミス・デイジー」「セブン」「ミリオンダラー・ベイビー」「許されざる者」「インビクタス/負けざる者たち」等々。この映画でもティム ロビンスとの二人の演技が絶妙です。

それでは、2016年も素敵な一年になりますように!

See you next!

 

※情報は2016.1.4時点のものです

銀幕ヨーコ

趣味は映画、美術、音楽鑑賞、旅行、読書、さらには空手。

映画は邦画、洋画、ジャンルを問わずなんでんかんでん観ていた時代を経て(オカルト系は苦手)、やっぱりヨーロッパ映画が一番好き。でも韓国映画もいい、中国、台湾、いやインド、イラン映画も捨てがたいな。そうやって私の好きな作品を選別していくと、実は世界の名監督たちが日本の小津安二郎監督作品に強く影響されているという共通点があったんです。これから小津作品に影響力受けた各国の名画を中心においおいご紹介したいと思います。

よろしく!

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