『博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか』待望の一冊誕生!

福岡一のソウルフード…それは、ラーメンでもなく、水炊きでもなく、実は「うどん」ではないでしょうか。博多華丸さんが「ごぼ天うどんと別れられず上京が遅れました」と話しているように、「博多うどん」は福岡の人に愛され続けているソウルフードです。

牧のうどん(本店)の「ごぼう天うどん」

牧のうどん(本店)の「ごぼう天うどん」

ただ、この「博多うどん」が、実は東京に進出していないことをご存じでしょうか…?博多うどんを標榜している店はあるものの、それは福岡の人から言わせると「何かが違う」。世界中のグルメが集まる東京に、なぜ「博多うどん」がないのか。その謎に迫る待望の一冊「博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか」(ぴあ株式会社)が、出版されました!

 

人気コンサルタントがついに解明!

著者は、店と客をつなぐコンサルタントとして1000社にものぼる地域一番飲食店を育成し、飲食店の経営のみならず、食全般に関するプロデュースやアドバイスを主な業務として活躍中のサカキシンイチロウさん。食のコンサルタントであるサカキさんが、うどんを食べるためだけに東京から博多を訪れ、「博多うどん」の魅力を徹底的に分析、その上で、なぜ世界のグルメが集結している東京で「博多うどん」だけがないのかという謎に迫った一冊です。

博多のうどんを知るためだけに来福。始発便の飛行機に乗り、開店前の「牧のうどん」本店に到着。

博多のうどんを知るためだけに来福。始発便の飛行機に乗り、開店前の「牧のうどん」本店に到着。

謎の解明を疑似体験

全6章の章立てを見ても一目瞭然ですが、この本の魅力は、著者のサカキさんと一緒に読者が「博多うどん」を味わい、美味しさや人気の秘密に迫り、コンサルタントとしてビジネス展開できるのか分析する過程を疑似体験できることにあります。

第一章:博多へ

第二章:こんなに違う、うどんとラーメンの儲け方

第三章:「牧のうどん」本店の謎

第四章:博多うどんをめぐる半日ツアー

第五章:片道一時間半の王国

第六章:東京で博多うどんビジネスは成功するか?

博多うどんとは?

福岡出身のタレント、タモリさんもテレビや雑誌で「うどんにコシはいらん」ときっぱり言い捨てていますが、博多うどんの特徴は、麺がやわらかいこと。博多のうどんは麺を長く茹でます。人気が高い「牧のうどん」のやわ麺の茹で時間はなんと40分だそうです。また、旨味濃厚な出汁も特徴に挙げられます。

牧のうどんの注文票には麺の茹で加減を表す「軟めん」「中めん」「硬めん」の表記。

牧のうどんの注文票には麺の茹で加減を表す「軟めん」「中めん」「硬めん」の表記。

やわらかく、味わい深い博多のうどん。文句なしに美味しいのに、なぜ関門海峡を越えないのか-。その答えのヒントを教えてもらえる一冊です。

厨房の中も取材し、人気の秘密を徹底分析されています。

厨房の中も取材し、人気の秘密を徹底分析されています。

マジック・ワードは…

あとがきに、サカキさんは「博多にもしも知人や友人、取引先の人がいたら、ぜひ聞いてみてください。『あなたの好きな博多うどんの店を教えてくれませんか?』と。それがマジック・ワードです」と書いています。

丸天うどん

丸天うどん

ちなみに、サカキさんは博多のうどんをなるべく公平な目で選ぶべく、訪れる前にアンケートをとったようですが、二大人気は「牧のうどん」と「ウエスト」。そのほかは有名店ではなく「私だけのお気に入り」的な個人経営のお店が目立ち、なぜその店が好きなのかという理由の欄には麺の太さややわらかさのほか、「ヌメヌメ」「スルスル」「ゴクゴク飲めるさっぱり感」「トッピング」などなど、細かくコメントが書かれていたそうです。こうした答えの中にこそ「博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか」の謎に迫るヒントがあるようです。ぜひ、この本とともに「博多うどん」にまつわる謎の解明に挑戦してみてください!

承天寺(博多区)にある「うどん・そば発祥の碑」

福岡はうどん、そばの発祥の地と伝えられ、博多区にある承天寺には「うどん・そば発祥の碑」があります。

博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか

著者:サカキ シンイチロウ

単行本: 205ページ

発行: ぴあ株式会社 (2015/12/25)

定価:1200円+税

Amazon⇒★★★

サカキさんのオフィシャルブログ⇒サカキノホトンブ

サカキさんのオフィシャルサイト⇒http://sakakishinichiro.com/

 

※情報は2016.1.16時点のものです

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